『 女子サッカー トップ通過 』
女子サッカーの ワールドカップ
一次リーグの最終戦
スペインに 4-0で快勝し全勝
C組を トップで通過した
決勝トーナメントが 楽しみだ
ガンバレ ガンバレ
☆☆☆
『 世界水泳選手権 今日最終日 』
福岡で行われている 世界水泳選手権
今日が最終日
世界のレベルの高さを 見せつけられている感があるが
わが日本の選手の健闘も 随所に見られた
この後 リレー競技などの決勝がある
トップとは やや差が大きいが
自己記録を上回るレースを 期待したい
☆☆☆
『 日銀 金利政策変更? 』
日本銀行が 長期金利の上限を引き上げた
先進諸国の多くが 金利引き上げに動く中
わが国だけが いつまでも「0金利政策」を
続けられるはずがない
総裁交代により ようやく手直しに踏み出したようだが
会見も含め 私のような素人には よく分らない
素人だけでなく プロもよく分らなかったようで
為替相場も株式市場も 乱高下した
もちろん 日本銀行だけの責任ではないが
わが国の 経済面での惨憺たる没落を
何とか 食い止めて欲しいと 切に祈りたい
☆☆☆
『 大谷サーン 体が心配!! 』
エンゼルスの 大谷翔平選手
投手の方が心配されたが 圧巻の投球で完封
打者としては ダブルヘッダーの次の試合で
2ホームランと ただ ただ 驚くだけだ
ただ 2本目のホームランの後の 様子が心配される
無事にシーズンを終えて欲しいと 祈る気持ちだ
安全運転で 世界のトップに立てるとは思わないが
やはり 怪我が心配だ
☆☆☆
『 都市鉱山にも公害問題? 』
わが国の 都市鉱山の埋蔵量は
貴金属や一部の希少金属に限れば
世界有数の資源国に 匹敵するらしい
もちろん 採掘技術やコストなど 課題は多いが
国家予算を投入してでも もっと採掘して欲しいと思う
ただ 最近のニュースに
屋外で保管されている場所である スクラップヤードが
騒音や粉塵や崩落の危険 さらには火災も心配され
公害問題化している場所が 幾つもあるらしい
都市鉱山が閉山に向かわないような 公的な対策を
切に望みたい
☆☆☆
『 この三つの国の百年後の姿を見てみたい 』
ブータン国はヒマラヤの小国で、人口は70万人余、一人当りのGDPは日本の一割にも及びません。
国土は、インド、中国という面積的にも人口的にも膨大な国家と接しています。その両国は近年目覚ましい経済発展を遂げていています。国家のGDPは、中国は世界第二位であり、インドがわが国を追い抜くのもそう先のことではないでしょう。
膨大な人口と国土を擁し、目覚ましい経済発展を続けるであろう二つの大国と、ヒマラヤの懐に抱かれたような小国で、経済発展とは一線を画して独自の幸福政策を進めているブータン、この三つの国の百年後の姿を見てみたいものです。
( 「小さな小さな物語」第六部 NO.340 より )
『 マイナンバーカード!?!? 』
マイナンバーカード どうも迷走の気配
現状を トラブル続出と考えるのか
この程度のミスを 国民が容認しないのが問題なのか
政権は どう考えているのだろう
「丁寧に説明」とか 「健康保険証廃止は予定通り」とか
政府の案件に 政府の委員会が 立ち入り検査をしてみたり・・
マイナンバーカードなど どうなっても大したことはないと
思っていたが
もしかすると 政権を揺るがすことになるかも知れない
と感じだしている オーバーかな!?!?
☆☆☆
『 地下駐車場に美術品を保管 』
大阪府所蔵の 美術作品の一部105点が
地下駐車場に保管されている との報道
いずれも彫刻で 評価額は全部で2億円を超えるそうだ
別にどこに保管しても 良いような気もするが
保管の場所も状況も 少々乱暴なようで
「粗大ゴミと同様の扱いだ」との声もあるらしい
この問題 値打ち相当の対応だと考えるか
価値の分からない者に 持たせてはいけないということか
そのあたりが微妙・・ さて対応やいかに
☆☆☆
今昔物語 巻第九 ご案内
巻第九は 全体の中では 震旦付孝養と 位置づけられています
全部で四十六話が収録されていますが 全部が孝養談というわけではなく
幅広いテーマの物語が収録されています
『 金の釜を掘り当てる ・ 今昔物語 ( 9 - 1 ) 』
今は昔、
震旦の[ 欠字。「漢」が該当する。]代に、河内(カダイ・河南省の黄河以北の地域。)という所に、郭巨(カクコ・二十四孝の一人。)という人がいた。彼の父はすでに亡くなっており、母は健在であった。
郭巨は、一心に母の世話をしたが、何分貧しく常に飢えに苦しんでいた。その為、食べ物を三つに分けて、母に一つ、自分に一つ、妻に一つを当てていた。
そのようにして、長年の間、老いた母を養っていたが、やがて、妻が一人の男の子を生んだ。その子がしだいに成長し、六、七歳ほどになると、今まで三つに分けていた食べ物を四つに分けることになった。されば、母の食べ物はますます少なくなった。
そこで郭巨は、嘆き悲しんで妻に、「長年、この食べ物を三つに分けて母を養ってきたが、それでも食べ物の量は少なかった。それなのに、この男の子が生まれてからは、四つに分けているのでますます少なくなってしまった。私は、親に孝養したい気持ちがとても深い。そこで、年老いた母を養うために、この男の子を穴に埋めて無くしてしまおうと思う。このようなことは、有ってはならないことではあるが、ひとえに孝養のためである。そなたは、子を惜しんで悲しんではならない」と話した。
妻は、これを聞くと、涙を雨の如くに流して、「人が子を思うことは、仏もひとり子を大切に慈しむことを喩えに説かれています。わたしは、しだいに歳を重ねてから、たまたま一人の男の子を授かりました。自分の懐から引き離されるだけでも、愛おしい気持ちに堪えられません。いわんや、遙かな山に連れて行って埋めて帰ってくるなど、その悲しみはたとえようもなく想像することさえ出来ません。そうとは申しましても、あなたの孝養の心はもともと深く、あなたが決められたことをわたしが妨げれば、天の罰から遁れることが出来ないでしょう。それゆえ、ただ、あなたの心にお任せいたします」と答えた。
そこで、父は涙ながらに妻の言葉に感激して、妻に子を抱かせて、自分は鋤を持って、遙かに遠い深山に行き、すぐに子を埋めんが為に、泣く泣く土を掘った。三尺ばかり掘った時、鋤の先に固く当たる物があった。
「石かな」と思って、「掘って取り除こう」と思って、さらに力を入れて深く掘る。固いのをむりやり掘ってみると、石ではなく、一斗ほど入る黄金(コガネ)の釜があった。蓋が付いている。
その蓋を開いてみると、釜には文章が刻まれていた。その文章には、「黄金の一つの釜、天、孝子郭巨に賜う」とあった。
郭巨はこれを見て、「私の孝養の心が深いがゆえに、天が与えて下さったのだ」と喜び感激して、母は子を抱いて、父は釜を背負って家に帰った。
その後、この釜を割りながら売って、老いた母を養い暮らしをたてたが、乏しいことはなく、しだいに富貴な人となった。
すると、国王はこの事をお聞きになり、不思議に思って、郭巨を召して問われたので、郭巨は事の次第を申し上げた。国王は、それを聞いて驚かれ、釜の蓋を持ってこさせてご覧になると、まことにその文章が刻まれていた。
国王はこれをご覧になると、感激し貴く思い、すぐに国の重職に用いた。世間の人は、またこの話を聞いて貴き事と誉めた、
となむ語り伝へたるとや。
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* 「二十四孝」とは、後世の範とすべき、優れた孝行の人を選んだもので、元の時代に編纂された。本巻の孝養の深いとされる人物として多く登場している。
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