ピナの代表作ともいえる作品「カーネーション」。
開場してすぐ目に飛び込んでくるのは舞台一面に敷き詰められたカーネーション。
約8000本とも言われています。
終演後にはこのようになりました。
ピナの振付、ヴッパタール舞踊団のパフォーマンス、この舞台から分かるとおり強烈です。
おそらく何を感じ取るかはひとりひとりの感受性によって異なるのではと思います。(感受性が良いとか悪いとかの話ではなく。)
日常の延長であったり、自分の傷口に触れられるような描写があったり、その中にダンサーの踊りの激しさ、切なさ、美しさごあり、なんのメッセージが込められているのかまったく分からない出来事が洪水のように押し寄せてきて終わった後は虚無感のようなものを覚えます。でもなぜか自由になった心地がある、というか。
本当はあまり言葉にしたくないんですけどね(笑)
ピナの亡きいま、日本に公演に来ることもまれだろうし、主要メンバーの高齢化もあり今見ておかなきゃ!なカンパニーなのです。
見れてよかった。
でもドイツ語が多くて意味が分からないのがちょいと残念。
でもその分感覚で見れるから不思議と脳裏に焼きつきやすいのかも。
劇場でピナの本を買いました。分厚くて重いのに買っちゃいました。
そしたら一緒にそこで売ってたカーネーションをサービスしてくれました。
ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団を追いかけて、来月はモナコまで行っちゃいます!