西園美彌 Blog ~情熱的にGoing My Way~

バレエ・モダン・コンテンポラリーダンサー 振付家 西園美彌(Miya Nishizono)のブログです。

新年のご挨拶

2014-01-01 20:21:03 | 休日

旧昨年中は多くのご声援・ご支援を賜り誠に有難うございました。
2014年もより一層充実した活動を続けて参ります。
本年もどうぞよろしくお願い致します。








2013年…

本当にご褒美のような年でした。


2014年…

物事をなるべくシンプルに、シンプルに、考え取り組んでいこうと思います。
また、更なる高みを目指して、より多くの出逢いと踊りの場に恵まれる様、日々精進していこうと思います。




……………




初めて異国の地で過ごした年末年始。




この旅には大きな意味がありました。


なぜ私が「今行かなきゃ!」と直感的に思ったのか、行ってからその意味が分かりました。





今年は得ることと同時に切り捨てることが目標です。



「過去」は「現在」に続いている大切なもの。

だけど“執着”してはいけない…何事も。





私は今まで何度も、進んでは立ち止まり進んでは立ち止まり、または過去の気持ちよさに漂い、執着し、変化に対して貪欲になりきれずスピード感がなかった。。。





私の生き方はきっと身体が教えてくれる・・・

進みたい方向はきっと身体が教えてくれる・・・





新しい自分に向かって


今年もたくさん踊ります。



この魂の宿った肉体を大切に想い労わりながら



今しかないこの瞬間を


とことん楽しんで。



・・・Go large!!!




そして皆様が幸せでありますように。


 


ゴーヤ、苦~い

2013-08-28 15:05:23 | 休日

残暑お見舞い申し上げます



ここのところ夏の暑さと食欲の無さにかまけて


あまり料理をしてませんでした



しかし今日は久しぶりのお休みなので家で料理をして食べました



夏の食べ物といえばゴーヤ。




毎年よく食べていたゴーヤも今年初。


大きいゴーヤでした。



ちゃんと塩抜きをしてたのですが、

食べたら苦かった



「苦~い」と思いながらも、これが美味しいんですよね



ゴーヤは苦いのが特徴。


欠点のようで、それが魅力です。




そんなゴーヤを食べて、ふと



・・・私自身も


自分では欠点と思っていることが、実は魅力になるのかも・・・?



と思いました。




食物には様々な栄養素があり役割がある。


みんな同じ色や形、栄養を持っていたら、料理なんてつまらない。


赤や緑、黄色、白や黒でも


いろんな色があるから彩りが生まれる。

 


人間も、きっと同じ。

 

 

ゴーヤは苦いからと敬遠する人もいるかもれしない。

でも苦いから好きという人もきっといる。

 

 

 


長所は伸ばせばいい。だけど欠点も


隠そうともしなくていいのかも。

 


自分自身が感じる、自分の嫌いな部分でも

それを認めてくれる人がいるかもしれない。


むしろそこが魅力だと言ってくれる人がいるかもしれない。

 



・・・そんなことを思った昼下がりでした。


「Butterfly」・・・

―自分の出せる力、自分にしかない魅力、自分の世界観を大事にしなさい―

 

そう言われました。

 

様々な意見のある中、何を選択するかも自分次第。

 

―美彌ちゃんほどの技術があったら何をやってもダンサーとしての評価がガクンと落ちるわけではないから、冒険していいと思うんだよね―

 

そんな言葉に助けられながら、今日も夜は練習に励みたいと思います。

 


今年のGWは!

2013-05-02 09:47:58 | 休日

おはようございます

 

GWも明日から後半ですね

 

皆様いかがお過ごしでしょうか

 

私はというと、GW前半は

 

教えの仕事

舞台リハ

C.I.(コンタクト・インプロヴィゼーション)のワークショップに出かけ

 

やっぱり踊っていたのでありました(笑)

 

 

 .......... 

 

最近また、舞台リハを通して、また新たな身体感覚の発見や新しい自分が出てきています。

そこからさらに、身体の正しい使い方やより大きく見せる動き方などが分かってきました。

 

 

人間の体は

単純であると共に、奥が深いです。

どんどん宇宙の中に入り込むようなものですが、それがまた楽しいです。

 

 

より自由な身体を目指すため

複雑な制限をかける鍛錬を繰り返す日々。

 

 

身体の不思議・心の不思議・芸術の不思議が合わさって

神秘的な世界だなとつくづく感じさせられます。

 

 ..........

 

 

さて、今回はC.I.(コンタクト・インプロヴィゼーション)というものをご紹介します。

 

C.I.(コンタクト・インプロヴィゼーション)とは、

1970年代にアメリカで生まれたふれあい(Contact)を特徴とする即興(Improvisation)のダンスです。基本は人とのコンタクト、その触れ合うポイント(点・部分)で体重を預けて支え合い、力学を利用して一緒に動きを創りだしていきます。

人と気持ちを合わせていくことによって生み出される不思議なダンスです。

全身が活性化され、“体で人とコミュニケーションをとる”ことによって心をほぐす効果があると私は思っています。

 

実際、欧米ではセラピーとして盛んです。

 

 

C.I.を知ったきっかけは大学のダンス部時代に部活の一環でワークショップを受けたことでした。

欧米では、C.I.はコンテンポラリー・ダンスを学ぶ振付家やダンサーには必須のクラスとなっています

当時の私はまだコンテンポラリーダンスについて経験も知識も浅く、わけもわからず受けていた感じでしたが、自分にはきっと必要な類のワークであることは感じていました。自分で動いたり、人の動きを観察していて、身体的な面だけではなく性格的な面も大いに関わっているということも考えていました。

 

 

時は流れ、大学院を卒業後、暇なGWをどう過ごそうかと考えていたところに(笑)、

ひょんなことからダンス部の先輩と連絡を取り合うことがあり(現在ダンサーではない方)から「こんなワークショップあるよ~」と教えてもらって、GWを利用した合宿型のワークショップに参加しました。

 

 

やや心身が荒んでいた頃だったので、あらゆるものが目から鱗!!

身体感覚の向上ももちろんあったのですが、大きかったのは自分の“心”への影響でした。

「人とのふれあい」の大切さと温かさをものすごく実感し、

自分に必要なものは何か、自分は何を求めていたかを知ることができました。

 

 

自由な身体は自由な精神から生まれます。

また逆も然りで

自由な精神は自由な身体から生まれます。

 

 

どちらからのアプローチでも、私は良いと思っています。

 

私は両方のアプローチを常に行い、行ったり来たりを繰り返しているおかげで

自分にとって心地の良い成長が出来ていると思っています。

もちろん、まだまだ発展途上ですが

 

 

C.I.は、日本ではまだまだとってもマイナーな世界で、はたから見ればどっかの宗教か?!と勘違いされそうなもののような気がします(笑)

でも私は現代社会において、これからどんどん必要とされる領域ではないか思っています。

体育の授業でダンス必修化は、現代社会の人と人とのコミュニケーション不足の問題に対しての組り組みでもあり、指導書の中には(C.I.という言葉は出てこないでしょうが)この要素も含まれていると思います。

ダンスを知らない体育の先生には伝わりにくく、またその先生も生徒に伝えにくいだろうなとは思いますが。。。

 

 

C.I.にこんなに感動しているダンサーはあまりいません(笑)

なぜなら、多くのダンサーはテクニックとして見ているからです。

 

ダンサーではなく、普段は一般人として過ごしている人の多くはこの心身の心地よさと体で遊ぶ面白さでC.I.に取り組んでいるようです。

私はそんな狭間にいる、変な人間です

 

 

しかし、この現代社会と現代人に必要だよ!と勝手に使命感に駆られるのです。

 

もっともっと自分が技術を上げて、人に伝えるという技術も上げて、

多くの人に、自分の体に気づいてもらい、心をほぐしてもらい、

幸せな気分を味わってもらいたいなと思うのでした。。。

 

 

 

力学を利用したものなので、ダンス経験の有無などは不問。

体を固めながら動くという間違った体の使い方をしている人や、身体技術に伸び悩んでいる人には必ず収穫があると思います。

 

身体技術でいうと、私自身が学んだのは

 

・脱力

・自分の重心の位置の把握

・体(全身または一部)の重さを利用した運動に従ったり逆らったりすること

 

伸びのある動きは身体を伸ばす感覚が大切で、

身体が伸びている感覚は人に引っ張られることでより効果的・効率的に体感できます。

 

 

興味があれば是非チャレンジしてもらいたいです

 

 

 

そんなC.I.の即興パフォーマンスを、

 

明日5/3(金)、青山一丁目の東京ドイツ文化センターで行ってきます。

ワークショップ参加者で行うパフォーマンス。楽しみです

観に来ることも可能です~

私にご連絡いただければ2000円が1600円になる割引券をプレゼントできます(先着2名)

(miya.nishizono(★)gmail.com→★を@に変えてください。)

 

 

 

また、5/6(月)には、私が参加したワークショップのドイツ人講師がつくばで、このC.I.を教えてくださいます!

http://das-dance.com/blog/2013/04/30_1604/

私は都内まで行って交通費もかかった上にやや高めの受講料でした。

それがつくばで格安で受けれるのに、、、参加者少ない・・・(泣)皆さん、お忙しいですよね・・・

 

 

でも参加してくれる方々にとって、いい発見があれば嬉しいなと思っています 

 

先入観を与えてしまうこともそれはそれで感じるものを制限させてしまうかなとか、自分の価値観や観点を押し付けるのもどうなのかなと思うところもあるので、上記のようなこと心にを抱きつつも、控えている私です。

ここで吐かせていただきました(笑)

 

ちなみに、、、まだ申し込み可能ですので、今日のある方(お子さんでも)がいらっしゃればどうぞ受けて下さい。

私もサポートとして参加しています

 

 

 

 

さてさて、明日からGW後半ですが、

前半同様、私は踊って過ごします!

 

 

 

皆様もどうぞ有意義で充実したGWをお過ごしください

 


「SWING SET」、そして斬桐舞

2013-01-27 23:26:05 | 休日

今日は「SWING SET」を観に行ってきました

 

2012年に活躍・好成績をおさめたパフォーマーによるダンスイベント。

 

今回で三回目になる公演でしたが、実は観に行くのは初めて

自分の所属する会社が企画・運営している公演ですが、1階席から“お客さん”として観たかったので、ちゃんとチケットを購入

 

この公演のような、

ストリートダンス系のパフォーマンスのみならず、モダンやコンテンポラリー、縄跳び、新体操という

ジャンルレスの公演はあまりないと思います。

 

例えば、お客さんも、ストリートをやっている保護者の方がモダンの踊りを見るという機会もあんまりないのではないでしょうか。

モダン・コンテのダンサーとしても、ストリートダンサーやその関係者に見られるという機会があまりなく、いつもとは“場の空気”が違っていた思います。

 

 

この公演の出演者の共通点は「身体表現」であること。

 

ダンスは自己表現です。

 

 

私は毎回思うのは、

いろんなダンサーの身体を見ると

ジャンルによって身体の捉え方って違うなぁということ。

 

 

しかし人を感動させる、あるいは魅力的なダンスをする身体には共通するものがあります。

最近それが少しわかってきました。

 

 

具体的に言い表せませんが・・・

 

でも言葉で表せないから「ダンス」なのでしょう。

 

 

とっても楽しめました

スタッフの方々、出演者の方々、本当にお疲れ様でした

 

 

私も好成績をおさめたらこれに出れるんだよなぁ・・・そしたらつくばの方々に私の踊りを見てもらえますよね・・・

あまりコンテスト系には出ないの難しいでしょうが、チャンスがあればいいなぁ

 

 

 

 

さて、この公演後はとある団体の練習にお邪魔してきました。

 

 

みなさんは聞いたことありますでしょうか?

 

筑波大学 斬桐舞

 

よさこいソーランのサークルです。

実は設立当初からのメンバーとして、私は在籍しておりました。

3年前くらいに、この団体の一員として、まつりつくばにも出たことあったりしていて(笑)

 

 

現在は活動に顔を出すことがほとんどなくなったのですが、

来週土曜日、

この斬桐舞の第一回定期公演が行われるということで練習を見に行きました。

本番は、私はレッスンがあり観に行けないため、本番通りの通し稽古だけでも、と思い。。。

 

 

今日、大歓迎で迎え入れてくれた後輩たちに涙

そしてしばらく見ない間に上手くなっている子たち、そして大人数の迫力の演技総勢90

 

 

これは是非多くの方に見に来てほしい!!

 

 

そう思い、今こうして宣伝しています(笑)

 

練習後に、一公演としてお客の視点から、経験者の視点からコメントをさせていただきましたが、

私のアドバイスをもっと聞きたいと、その後も何人もの子が私の元へかけつけてくれて

とっても真剣な彼らのために、私も少しでも力になりたいと心から思えました。

 

 

この団体は私自身の「踊る楽しさ」を再認識させてくれた団体です。

ユニバーサルソーランという、分け隔てなく踊ることを楽しめるんだ!楽しもう!というコンセプトを持っているため、

私は自分を嫌いに、ダンスを嫌いになりそうになったとき助けてもらっていました。

 

 

入場無料ですので、是非観に行ってあげてください。

2月2日(土)17:30~19:30

つくばカピオアリーナ (ホールじゃなくて体育館の方)

 

詳細はこちら→

 

今日見てみて、もっとこの公演を良くしたいと思ってしまったので(笑)

レッスンに向かうぎりぎりの時間・開演時間直前まで、彼らの指導をしに行こうと思います♪

 

 

私たちのスタジオも、この斬桐舞も、つくばのダンスを、そしてダンスで地域を盛り上げようと精力的に活動しています。

私の周りには本当に素敵で素晴らしい人がたくさんいると実感

 

今日も素敵な休日でした

 

 


休日の過ごし方

2013-01-20 23:00:00 | 休日

今日は久々の一日オフでした

 

発表会時期ともなると一か月の中に一日オフの日がほとんどない私。

 

貴重なオフは何をするかというと・・・

 

 

踊りに行きます

 

「オフじゃないじゃん!」(笑)

 

 

 

暇さえあれば(なくても)レッスンに行きます。

休みの日があれば、どこにレッスンに行こう?と考えます。

なので、もうすで今年のGWはダンスワークショップを受けに行く予定で埋まっています

 

 

2012年の日曜はずっと舞台リハで埋まっておりました。 

発表会が迫る1~3月は合同練習が日曜に入るため、また事務仕事も多くなる時期なので、

舞台リハなどで都内にも行けないということで出演依頼が来ても断っています。

 

でも合同練習がなければ日曜がお休み

 

そんなときはどこかにレッスンしに行きます

 

私はやっぱり自分が踊るのが一番好きです

 

 

指導者としてお手本を見せるときは“他者”に焦点を当てるため、自分が感じている身体の使い方や捉え方が微妙に違います

自分の体のメンテナンスのため、また技術向上のため、 やはり欠かせません。

 

なにより、

 

自分の身体“のみ”に集中して踊るときはそれはそれは心地よく、幸せなのです

 

 

 

 

さて、今日は都内へ出て

現代舞踊の世界で知らない人はいないと言われるような先生(ある人は“神”と呼んでいた・・・)のスタジオに行きました。

 

先日、「Butterfly」を発表した公演を見に来て下さっていたとのことで、

その先生に感想を聞くのが一番の目的

 

以前からその先生のお名前だけは耳にしており、また私の先輩ダンサーが尊敬する先生ということで一度お会いしてみたかったのが、ここで実現

 

 

 

先生の評価は・・・

 

 

「よく作りこんでいましたね」「初めて作ったとは思えない」という、結構良いものでした

 

 

また自分が課題だと思っていることも伝えると「その通り。よくわかってるじゃない。」と一致する見解もありました。

 

自分がこの作品に込めたテーマが20分では入りきらなかったこと

展開が単調なこと

トゥシューズを脱いだ後の変化など作品の詰め方への課題などなど。

 

 

自分がダンスに対して抱いているもの、自分が創りだしたい作品や空気の作り方の方向性が間違っていなかったようで、とても嬉しかったです

 

 

 

この日は先生のリトミッククラスのレッスンも受け、現在太ももが筋肉痛(笑)

内側・裏側を使い、外側と前面の筋肉は使っちゃいけないのですが

使い方が悪い証拠です

 

 

しかしながら本当に勉強になるレッスンでした。

バレエからのアプローチでも、こうしたモダンダンスからのアプローチでも、身体の使い方や注意の置き所は同じです。(足裏の使い方・重心移動・床を押すことetc)

 

 

 

私は自分が表現したいものを自由に表現できる身体づくり、身体操作をこうして常に研究しています。

日々新しい発見があるMY DANCE、まだまだ開発の余地があるのを感じるたびにわくわくします

発展途上万歳

 

 

 

スタジオを後にし、次に向かったのはまた別のスタジオ。

たまにそこでもバレエやコンテンポラリーのオープンクラスを受けているため、スタジオのオフィシャルブログをよくチェックしているのですが、ちょうど今日はスタジオパフォーマンスをやっているというので都内に出たついでに観に行きました

 

 

 

コンテンポラリーの世界で活躍している日本人のダンサーの作品1つと、海外のダンサー(スタジオ講師)の作品2つ。

 

実験的な公演だとは思っていましたが、

 

正直、私にはちょっと微妙でした・・・やっていることはすごいんですが。

 

 

最近忙しくて全然この手のダンス公演を見てませんでしたが、

自分の見る目が変わり、好みが変わったのかもしれないと思いました・・・

 

他の観客からは「スタイリッシュだったね」とか「(出演者が)贅沢だったねー」という声も聞こえてきましたが、企画に対して・設営に対して・玄人と素人の目線・世の中のニーズ・ダンスシーンの変化などいろいろ考え・・・

ちょっと好みじゃなかったな。。これは私がダンスの見方が未熟だからなのか、、好みだからと片づけていいものか、、ちょっとわからない。

 

 

でも「今のダンスシーン」を少し見ることができたこと、それらに対するお客の反応も感じたことは収穫。こうして「観客」になることは振付家としても作品の創作に対してもとても大事だと思っています。

まだまだ勉強したりない部分があるので、こうして地道に様々な経験を積み重ねて行こうと思います。

 

 

・・・

 

 

ってな感じで充実の休日でした☆

 

また来週も頑張りましょう

 

 

P.S.

今度の日曜日は私のスタジオ主宰の舞台公演「SWING SET」がカピオホールで開催されます。

詳細はこちら→

 

2012年に活躍し、好成績を収めたダンサー&グループのパフォーマンスなのでハイレベルな舞台です。私がお世話になっている「育かほるモダンバレエスクール」のお友達も出演するので観に行きます♪

 

興味のある方は是非