西園美彌 Blog ~情熱的にGoing My Way~

バレエ・モダン・コンテンポラリーダンサー 振付家 西園美彌(Miya Nishizono)のブログです。

ドキドキワクワクする出会いの連続

2015-08-31 12:00:31 | ドイツ生活

ここ数日ミュンヘンは天気が良い日が続いています昼間の気温は30度前後

テンション上がりますね

さて、ここ最近いろんな出会いや出来事が起きていて、私は興奮しています

みなさん聞いてくださーい♪


……………



その1

ピラティスの先生との出会い

理学療法士さんを通じて日本人のピラティスの先生と知り合いました。ミュンヘンでピラティススタジオを構え、家やバレエ学校の訪問、他スタジオへと、指導にあたっていらっしゃいます。凄い人!

先週の木曜金曜はここでピラティスのレッスンを受けました。日本人のグループレッスンです。復習&ノートまとめ、バッチリです



その方とお茶しに行き、即、意気投合。
これから新しい何かが始まる予感



……………



その2

芸大の女の子との出会い

Praxisで友達になった人に誘われて日本人グループのお食事会に行ったのですが、そこで出会った女の子がいて、彼女を誘い家でご飯を

自分のやりたいことのために日本を飛び出して海外に出てきた人達って例外なく凄いわけで。私はそういう人達と話しても自己嫌悪に陥るだけだと思っていたけれど、そうでもなく

生の魚が買えるスーパーまで鯖を買いに行き、料理をし、飲み、食べ、語る。



(ヨーロッパの鯖も美味しいよっ)


延々と女子トークを繰り広げました

畑は違えど、お互い芸術家・アーティストとして同じ状況にいるんだねと言い合える仲


なんとピナ・バウシュの作品にも共感し合えたため、10月にピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団の舞台も一緒に観に行きます!

※ビール持ってますが、骨折時はアルコール摂取しちゃいけません。



……………



その3

金の卵ちゃんとの出会い

昨日の話。
「日曜は絶対バレエ受けに行こう!」となぜか無性に行きたくなって、2ヶ月ぶりにスタジオに行ってきました!


身体の動きもよくなってきている実感があって、それを早く試したかったし、

とにかく踊りたくて仕方なかったー!(笑)
【もちろん踊ったのは上半身だけ。股にボールを挟み、椅子に座った状態で行いました。】



するとスタジオには、可愛らしい日本人の女の子が。

彼女はミュンヘンに来て2日目で、これからミュンヘンではない別の都市のバレエ学校に通う予定の18歳。

すぐに仲良くなったので、レッスン後お茶しに行きました

話してみてびっくり

彼女とはお互いを高め合える関係になりそうです。引き合っちゃった!!







……………




書きたい話がその4・その5・その6と残ってます。お楽しみに。


1ヶ月以上家に引きこもっていましたが、「外に出よう!」と思ったタイミングがありました。自分にとっての絶好のタイミングで時が満ちた時、「今だ!」って思うんだろうなと。


日本人グループのお食事会に参加したあたりから、外向きにエネルギーが出て行くモードになったような気がします。


出会った方々は皆日本人ですが、私が一緒にいたいと直感で思える人たちなので、きっと今後楽しいことが起こるに違いない!



この5日間は姉家族が数日留守にしてたのもあり、何かにつけて集中しやすい環境になっていて、夜中まで興奮して眠れなくなるほど。

昨日は踊りたくてしょうがなかった願いが叶い、身体が喜んでいるのでしょう。帰宅してもドキドキしていました(笑)

この加速度、少しこわいけど、

まぁ、大丈夫でしょう。


上昇気流に乗ってビューン


……………


勢いは大事ですが

今日は足が痛いので大人しくしています

姿勢、歩き方、筋肉の使い方で痛みが変わるので、なにか変わったのかなぁ…

「骨が早く治ろうとしてるからだ!大丈夫!」と思い込んでおきます(笑)



嬉しいコメント&舞台前の心の準備

2015-08-24 23:00:37 | ドイツ生活
前記事についたコメントです。




初めてコメントします
いろいろあってバレエを辞めたいと思っていた時先生の生き生きとした踊りをみて、やっぱりバレエは楽しいんだと感動しました
最近また自分の踊りに嫌気がさしリハーサルが憂鬱だったのですが、ふと先生の踊りを観たくなり動画を拝見したら、なんだか前向きな気持ちになれました。密かにいつも助けられています!



本当に嬉しいコメントをいただき、胸が熱くなりました。


私は「ダンスには人を癒し、元気づける力がある」と信じています。


日本にいる時もたびたびこのようなお声を掛けていただいていましたが、忘れていました…喜びに立ち止まってる場合じゃないという思いもあり…。


でも自分の踊りが誰かの役に立てるのなら、

こちらに来て自信を失い、怪我もして「もう踊らなくていいかな」という気持ちにもなりましたが、

「まだもう少し踊ってもいいんじゃない?」、と赦されたような心地です。


ダンスを続ける人々(ここでは私の周りにいるプロフェッショナルの人々)は、それぞれいろんな理由や目指しているものを持っています。


私の場合、それらを見聞きしては自分がやっていることや見ている世界はちっぽけで次元が低いなぁと思うばかりでした。


でもやっぱり私の喜びは、

一ダンサーとして一人でも誰かを幸せな気持ちにさせたり、踊ることへの勇気を与えたりすることなんだなと思いました。


自分が努力をした結果が自分のためだけに終わらず誰かのためにもなるのなら、やる気が漲る私です。


自分のためだとどうしても行き詰まってしまいます。でもこうして応援してくれる方がいて下さるのは、本当に励みになります。私は幸せ者です。



毎日「早く踊りたい!」という気持ちが募りつつも

「もうプロフェッショナルを目指しても…」という気分にもなります。

一度崩れた“積み木”は、もはや元には戻らない、と。


でも強運により素晴らしい環境にいさせてもらっているため、新たに積み重ねていくことを決め、地道な土台づくりをしています。

土台づくりで下を向きながらも時々上を向く、そしてそのとき「誰かを元気づけるような、誰かを癒せるようなダンサーになった未来の自分」が見えたら、また地道な土台づくりに励めるというものです。


なると さん、本当にありがとうございました。

…………………………

さて、コメントをくださった なると さんは舞台を間近に控えているようなので、


舞台前の心の準備

を書いてみようと思います。


舞台前は不安になりますし、自信を失いますよね。

私も毎回毎回、「あーもうホント踊りたくない!人様に見せられる踊りじゃない!」と思って落ち込みます(笑)

でもいざ舞台に立つ時には、

「とにかくこの身体を信じて、まだまだ発展途中だけど、今の最大限を出し切って楽しもう!」


と吹っ切って踊ります。



でも自信はなかなか持てない人が多いと思います。

その時は自分の力が出せそうな方向性はなにかをちょっと想像してみてください。


自分に対して、自分のために踊っても良いと思います。

身体への細心の注意を払いつつも舞台への礼儀・忠誠を尽くそうとするという考え方も良いかもしれません。舞台は神聖な場所であって、舞台に立てること自体とても幸せなことです。


また一つの手段として、


憧れのダンサーになりきって、「そのダンサーならこの舞台をどう感じながら踊るか」を想像してみてください。

それが私でも構いません(そしたらその時、私が乗り移るはずです♪)


トゥシューズを履く足も、全身も、痛くて悲鳴をあげているかもしれませんが、

踊り終わった後で自分がどんな顔でいたいか、どんな気分になっているかを想像してみて、

良いイメージを持てば、必ず実現します!


※これらは私がメンタルマネジメントトレーニングでやってきたことでもあります。



加えて、練習以外に実際に私がやっていたことも書いておきます。


・舞台前の願掛け掃除
・余裕があれば神社にお参り
・お風呂でも身体を清めるように洗う



あくまで精神を落ち着かせるためにやっていました。気持ちが不安や自信喪失で落ちていなければ、より背中を押してもらえることになりますしね♪



身体のケアは書こうかどうしようか迷いましたが割愛します。


でも質問などを送ってもらえればお答えしますので、コメント欄でも、このブログの端っこにある「メッセージを送る」のところから、お気軽にお寄せ下さい!動画でも良いですよ!



今年の「D-Collection」が今週末のようですね。
出演者の皆さん、ドイツから応援しています!!!



……オマケ……

リハビリ中の私。

ふくらはぎの筋肉の形が良くなってきた♪



再手術

2015-08-19 21:00:20 | ドイツ生活
今日は再手術でした。

でも術後すぐから松葉杖なしで歩いて帰宅できました!

良かった~
腫れも出血もなし。


病院へは姉についてきてもらいましたが、姉と別れて手術へ向かうと麻酔担当医がドイツ語しか話せないおじいちゃん先生で

「痛いかどうか分からなかったから全身麻酔にしたんだ」

って。

おいおい、この前の説明で局所麻酔て言うとったやん。



ま、結果オーライ( ´ ▽ ` )ノ



帰り道は足を伸ばして姉とピザを食べてきました。

この大きさ、伝わるでしょうか。

出来立て美味しかった~♪


経過が順調のようで、曇り空でも心は晴れ晴れ☆


理学療法士さんとのリハビリ・術後6週間

2015-08-17 21:00:41 | ドイツ生活
今日のミュンヘンは20℃以下。寒い
この一週間はずっと20℃以下なのだそう。先週は35℃前後でかなり暑かったのに。


あぁいつの間にか夏が終わってしまう…全然夏っぽいことしてないのに。
(でも日本にいた時もまったくしてなかったような…笑)



さて経過報告です。


ミュンヘンの理学療法士さんの元でがしがしリハビリに励んでいます!!


リハビリは理学療法士さんとの信頼関係があってこそ。

これを機に私の身体の改善の相談にも乗ってもらっています。


ただ


今のところ治療は週1回


しかも


時間はたったの20分


でもその中でできる限りのことをしてくださっています。


大人気なのか働かされているのか、とにかく1日中休みなしで働いている理学療法士さんなのです。


そんな方に私は毎度、大量の質問疑問、メールで変化の報告や相談をするので、


かなりウザい患者です(笑)


でも本当にとても協力的に受け入れてくださっていて、Praxis(診療所)へ行った時には、いつも3~5時間自主練をさせてもらってます。やはり自宅より集中できます。


Praxisでは、私の自主練を見ていたドイツ人の理学療法士さんに、「君、動き方すごく良いね!」とめっちゃ褒められたり(笑)、「ちょっと留守にするけど居ていいからね」と私のトレーニングを優先させてもらったり。


やっぱり私が出会うドイツ人はみんな良い人たち(笑)感謝だな~



でもリハビリ環境が週1回で20分なんて、

日本に帰ったほうがいいんじゃないの?!と思われる方も多いと思いますが、、、


私はこの理学療法士さんを信じているし

自分の身体ともひたすら向き合う研究も楽しいし

ミュンヘンを楽しむこともしながら

今後もこちらで過ごしていこうと思っています。



必ずや進化してみせます



それに今後、ピラティスジャイロキネシスにも挑戦予定です。

すでにどちらの講師とも顔を合わせていますが、みんな魅力的な方々なのです


自主練は自宅でも!


やりすぎ注意(笑)


でも最近は筋トレよりも凝り固まった筋肉のほぐしがメインです。
(筋肉が固まっていると使いたい場所も使えません。)

「西園美彌バレエエクササイズDVD第2弾」が作れそう





しかしながら、

怪我の経過は順調だと思っていたのですが、

明後日は再手術
ちょっとしたものですが。



6週間たってレントゲンをとったところ、骨の形成が遅いということで、横に入れてあるボルトの4本のうち1本抜くことになりました。


せっかく順調に来てる感じがするのに、手術したらまた少し炎症とか出血とかになるのかな…くぅ~


でもお医者さんからは「痛くても松葉杖無しでどんどん歩いてね」って言われました。やっぱりこっちはスパルタ?



でもやれることをやるのみ。

再手術後の経過も良くなりますように


………………………

ちなみに

これまでにかかった入院・手術・治療代、、、約70万円
(明後日の手術代はいくらかな…)


でもワーホリ申請の際に保険に入っていたため全額返ってきます。ホッ



365歩のマーチ・術後5週間

2015-08-07 15:00:31 | ドイツ生活
最近甥っ子に「365歩のマーチ」を歌ってあげたらえらく気に入り、動画を見せてあげると何回も何回も繰り返し見るように…(笑)



「365歩のマーチ」ってこんな歌♪


そんな今の私のリハビリは、まさしくここの歌詞のような感じ。



“一日一歩、
三日で三歩、
三歩進んで二歩下がる”



……………


PT(理学療法士さん):
「家でやるんなら、こことかここのマッサージをしてね」

と言われ、脛骨周りの筋肉をよかれと思って痛いの我慢しながら揉んでいると、次の日アザになってました。

PT:
「アザって(笑)強過ぎ(笑)」


……………

私:
「なんか先週から、今度は膝のここが痛くて痛くて(T_T)なぜでしょう(T_T)」

PT:
「先週までなんともなかったのにねー。。あれ、なんでここめっちゃ固まってるの(笑)先週のエクササイズ、もしかしてめっちゃやった?」

私:
「やりました!」

PT:
「オーバーワークです^^;」

私:
「マジすか∑(゜Д゜)」


……………

良かれと思ってやった筋トレが…やり過ぎ…_| ̄|◯

そんなにやったつもりないんだけどなぁ…
使う場所もほんの少しズレてたようで。




間違うこと、ダメダメなところいっぱい!自分の単細胞さが笑えます(笑)

でも痛みとしてすぐに反応が出てくれるお陰ですぐに軌道修正ができるというもの。今の身体に感謝しなくては。


この一歩一歩が必ず私の良い身体へ繋がっていると信じてるから、楽しい!



他にも食と栄養と内臓と筋肉とメンタルの関係も繋がってきました。本や研究で言われていることを自分の身体でもって学べる素晴らしさ。


また、何事も、“アップデートさせていく”ことは大切だなぁと思う今日この頃です。


「あの時はあれをやって成功したから、またあれをやれば上手くいくはず…」なんてことはあり得ない。だって年齢と共に身体も置かれている環境も違うのだから、反応は変わる可能性の方が高い。


(時代もビジネスも、同じことがよく言われていますよね。変化を学ばず直視せず、変化を受け入れない盲目状態ではどんなことでも良い結果は生まれないー。)


・・・自分の身体から、そんなことを考えたのでした。


“人生はワンツーパンチ
歩みを止めずに夢見よう

千里の道も一歩から
はじまることを信じよう”


(「365歩のマーチ」より)