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魅惑のブルーベリー

新規就農奮闘記。非農家から、ブルーベリー観光農園設立までの様子。野菜や果樹の栽培風景、愛犬コーギーとの楽しい毎日など。

『蛇の目』を持つ、蝶ですが・・・

2006-05-04 22:58:10 | 自然

近くの公園でよく見かける蝶ですよね~。

ジャノメチョウ科のヒメウラナミジャノメ(Ypthima argus)です。

日本全国に分布し、イネ科のササを食草としています。

表裏ともに眼状紋がありますが、

『ジャノメ(蛇の目)とは言いえて妙ですねー!』

天敵に対する威嚇表示といわれますが、

効果はどうでしょうか?

近似種のウラナミジャノメは、眼状紋が、3個で区別できます。

この写真の蝶は、もう夏を感じている?ようすで、

斑紋は既に夏型を呈していますねー。

 

 


春の身近な山菜:ノカンゾウ

2006-03-26 23:55:42 | 自然

かなり春めいてきましたね~。

畑の土手の草花の新芽も

かなり芽だってきました。

 ウチでは、ノカンゾウ(写真)を摘んで

酢味噌和えにして食べています。

美味しいよー!

今しか食べられないからねー。

他にも、ナズナやウシハコベのごく新芽も

美味です。

 ノカンゾウを食す際の注意は、

コケイバイソウという類似の毒草がありますので

採取事に注意が必要です。

ギボウシ(食用)にも似ています。

以前、間違えて食べ、翌日p-p-に

なって気がついたことがありました。

 でも一緒に食べた家内は、

全く、全然平気でした。

胃袋まで頑丈です。恐~!!

 

 

 


てんとう虫の集団越冬

2006-03-22 23:01:56 | 自然

ブルーベリー園で剪定作業していたら、

株の根元からてんとう虫がたくさん出てきました。

チップを敷いているので

株元は、暖かいようです。

以前、虫屋(甲虫屋)をやっていた頃に、

杉の皮の裏側に集団で越冬している

カメノコテントウムシを発見したことがありましたが、

冬によく見られる光景です。

また、ブルーベリーの枝にカマキリの卵塊も時々みられます。

いずれにしても、益虫ですので大事に

いていきたいですね~。

 


ザリガニの遺骸

2005-11-27 18:16:25 | 自然
天気が良いので農園周辺を散策していたら、水田跡地でこれを見つけました。

この場所は、丁度白鷺がよく餌をあさっているあたりです。当地には、ニポンザリガニも普通にみられますが、これはアメリカザリガニのようです。
体の色が、赤色から青色に変色していますが、なぜかとても美しく、尊厳を感じ思わずシャッターをきってしまいました。

モズのハヤニエ

2005-11-21 00:12:25 | 自然
朝起きたら、畑が霜で真っ白でした。
いよいよ冬の到来かな~。

ふと桜の木を見るとモズのハヤニエ(早贄)がありました。

栗の木の尖った枝先に刺してあった、
イナゴと思われるハヤニエです。


今まで目撃したモズの犠牲者は、
イナゴなどのバッタ類が多いですが、
カマキリやカナヘビ、ケラ、ドジョウなども見られました。

 しかし、ハヤニエは、ちょっとホラーぽくてキモイですが、
モズの食性調査には判りやすくて面白いかもしれませんね~。

環境周辺の生物棲息調査にも利用出来そうです。

ブルーベリー枝先のトックリバチの巣

2005-11-18 22:42:42 | 自然
ノーザンハイブシュ:ランコカスの枝先にトックリバチ(potter wasps)の巣がありました。すでに成虫の出た脱出穴が空いています。

 ドロで球形の巣を作るドロバチの仲間は、体長が1.5cmほどで、日本に8種位知られています。
 営巣場所や形は、種類によって違いますが、写真の巣は、キアシトックリバチの巣と思われます。大きさは、丁度ブルーベリーの果実程度でしょうか。ドロの巣は、かなり固く丈夫です。ハチの成虫は、ドロを集め、唾液と混ぜ合わせ漆喰のようにして、体を回転させながらアゴで巣を作ってゆきます。

 巣の中には、捕獲して仮眠状態にしたシャクトリムシなどのイモムシ類と、それを食べたハチの幼虫がいたはずです。
 ですからブルーベリー栽培では、益虫になるわけです。
 この巣は、夏に出た古巣のようです。通常今の時期ではこれから越冬し、来春には蛹化/成虫になり、壁をかじって中からでて来ます。


農園内の土中世界では・・・

2005-10-28 01:03:00 | 自然
当ブルーベリー園では、全面チップマルチをしています。
チップは、広葉樹/針葉樹の廃材、庭木抜根の廃材などです。
乾燥防止、雑草防止効果は、良好なのですが、デメリットとして
地温が上がりすぎること、コガネムシなどの害虫が発生することが
あります。
 今日マルチチップを掘り返してみると出て来ました!巨大なカブトムシ
の幼虫が・・。キノコ類も良く発生しており、堆肥化して幼虫の格好の棲息
環境が出来上がっているようです。
 そういえば、最近良くモグラの穴が増えたなと思っていました(笑)。
笑い事じゃないかもしれませんが、色々な生物が生息する農園は、大好きです。
今のところキノコ類の発生や、虫の発生も、モグラの穴もブルーベリーの生育に
悪い影響及ぼしていないみたいなので、まあ良いとでは・・・と思います。
 楽天的(能天気)な性格は、明るくて好きです。

ティフブルーに網を張る蜘蛛

2005-10-25 23:37:47 | 自然
ティフブルーに巣をかけている蜘蛛がいました。
種類は、全く不明です。
見事な左右対称形、クモの下の両側にある白く濃い糸の部分は何のためでしょうか?
プロジェクト”X”て感じです(笑)。
 クモの出現は約4億年前といわれているようですが、その造網方法は、進化の過程で
かなり変化してきたようです。オナガグモなどは、一本の糸からなる条網で、家の軒下
に良く見られるオニグモは、円網と呼ばれるようです。
 でも、ヒロが一番好きなクモは、動きがユニークで可愛い【ハエトリグモ】です。
網を張らず、引き糸だけの徘徊性のハンターです。素早い動きで獲物を捕らえ捕食する様は、見事です。
 自然はほんと面白いです!!

ウッタードの下のキノコ

2005-10-16 21:16:02 | 自然
最近雨が多く、草刈も出来ませんでしたが、今日は雨も上がり久々に草刈しました。
 すると、ブルーベリー畑のウッタードの株もとに食菌であるコムラサキシメジ
が、生えていました。
 数年前、隣の畑で生えたことがあり、胞子が飛んできたようです。
その時は、6月下旬でしたから、今回と比べ、かなり時期がずれています。
日本のキノコ(山と渓谷社)の説明文・写真でも茨木6月が掲載されていました。
 キノコは発生時期が、その年の天候にかなり影響されますので、今年が
かなり遅いと言う事でしょう。
 以前食した時は、ムラサキシメジより小型ですが、癖が無く食感も良く、
非常に美味しかったです。
 お試しあれ!!

写真撮りに行ったらきのこが萎びていまいた。
詳しくは、本の図鑑を参照下さい。

マツタケ採取  (その2)

2005-10-16 21:04:54 | 自然
前回 マツタケ採取が好評でしたので、他の画像もお送りします。
これは、砂地の川沿いの斜面で採取した、マツタケです。
 表面は、砂と苔で覆われていて、全く判りません。苔の上を手で押した時、
固い感覚があったので、どけて見たところ、出てきたものです。
地面の下にかなり固く入っていましたので傷つけないようにナイフで
下から取りました。
 まだ幼菌に近くカサは開いていないので、匂いは余りしませんでしたが、
茎が太く十分マツタケらしさが楽しめました。
採取ポイントは、他の場所と比べて、高低差がある場所が多いような
気がします。また、採取場所は、日射量が重要で、程よく日が差し込んでいることが
必要です。
 当地は、クロカワも比較的多く採取できますが、地元の人は、ほとんど口にしないようです。やや苦味があるところが、通好みだと思いますが、もったいない話です。他所では
高級キノコですよね・・・。