4/9 スタープレーヤー

先日亡くなられた野球の木村拓也コーチ。

生前のエピソードなどがメディアで報道されて、野球に詳しくはない私でも惜しい方が亡くなったのだなぁ、と残念に思う。

このような人がコーチや監督など指導者側になれば、きっと素晴らしい選手やチームが作られるのだろうなぁ。



とかく世の中、現役時代のスター選手＝引退後の指導者、と見てしまいがちだが、

現役時代の活躍とは別物と考えなくてはいけない、ということも事実として物語っている。

チームで行なうことというのは、スタープレーヤーが揃っているわけではなく、

それ以外の人たちのチカラを存分に発揮させ、その上でスター選手を活躍させるかによってチームとしての成功がかかってくる。

なので、指導者がチカラを注ぐべきは、スタープレーヤーじゃなく、それ以外の人たちにだ。

それ以外の人たちのチカラを発揮させるためには、その人たちの気持ちが理解できないとならない。

現役時代にスター選手だった人たちはその人たちの気持ちがわかるか。。。　

そこがスター選手が指導者として成功できるかどうかのカギだろう。。。



仕事の世界でも、趣味でやっている音楽の世界でも同じようなことがよくある。

仕事の出来る人＝良い上司になるか？

演奏の上手な人＝いい指導者になれるか？

どちらも疑問に思うことが多いのだが、普通一般的にはこのような目に見えるものでしか判断できていないという現状は。。。