
鳥取駅から徒歩数分、駅の北東側に繁華街が広がる。
日乃丸温泉を含め、そのような場所に源泉かけ流しの銭湯が数店存在する。
日乃丸温泉は小さな川沿いにあるので、比較的見つけやすいだろう。

入り口はあくまで銭湯である。
銭湯なので、450円を支払って番台のおばちゃんにチケットを渡して中に入る。
脱衣所も、浴場も、湯船も銭湯のそれである。
しかし、カランから出てくるのは源泉、湯船は温泉成分が堆積している。
一目で「泉質の良いかけ流し温泉だ」と分かるのだ。
含食塩芒硝泉(緩和低張性高温泉)、現在の表記ではナトリウム-硫酸塩・塩化物泉の湯は、ドバドバと湯船に注がれていた。
塩素臭も全くせず、良い泉質をそのまま堪能することが出来る。
塩化物系の温泉のため、風呂上がりの保温保湿効果は素晴らしく、熱めのお湯も手伝ってしばらくはぽかぽかとしていた。
冬場であれば効果適面のはずである。
県庁所在地の繁華街、駅から徒歩数分という立地に、源泉かけ流しのこのようなレベルの温泉が湧いているという事は衝撃であった。
鳥取砂丘だけでなく、この温泉も観光の目玉になってもおかしくないと感じた次第である。
三ッ星としても何ら問題はない。
★★★ 旧表記:含食塩芒硝泉(緩和低張性高温泉)→現表記:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
自家源泉湧出量不明
鳥取県鳥取市末広温泉町401
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