
富山県随一の温泉地、宇奈月温泉。
富山駅から富山地方鉄道(地鉄)の特急で70分の終点にある。
北陸新幹線の開通後は、新幹線の黒部宇奈月温泉駅に隣接するように新設された、新黒部駅からの利用者も増えたようだ。
なお、新黒部からの乗車時間は約20分弱で、エリア特急「くろべ」も設定されている。
地鉄の終点が宇奈月温泉駅で、ハイシーズンにはここで黒部峡谷鉄道のトロッコに乗り換えができ、多くの観光客でにぎわう。
そんな駅のホームにあるのが足湯「くろなぎ」で、
七つ星in九州等のデザイナーとして知られる水戸岡鋭治氏のデザインだ。
駅の端にあり、宇奈月温泉の源泉(黒薙温泉)が引かれている。
ホームからも一般道からも利用できるが、双方の行き来は出来ないようになっている。
泉質は弱アルカリ性の単純温泉。
浸かった後の肌がすべすべになり、ほぼ無味無臭だが、源泉温度は高く、保温効果もある。

手湯もあり、足湯と合わせて入れば、かなりの満足感が得られることだろう。
いろいろな車両を保有する地鉄の電車や、ハイシーズンではトロッコ列車も眺められるため、鉄道ファンであれば、いつまでも入っていたい一湯だろう。
シチュエーションとして個性があり、1つ星としたい。

★ 弱アルカリ性単純温泉
富山県黒部市宇奈月温泉260 (富山地方鉄道宇奈月温泉駅構内)
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