目の前に豊田合成の工場、真横にカレー工場、隣にパチンコ屋と、風情を感じさせる宿場町風の建物を装っているが、立地には似つかわしくなく、いっそのことモダンな建物にしてしまっても良かったのかもしれない。(個人的な意見だが)
受付からは長い廊下を通り脱衣所へ行くことになる。
施設がとても細長く、湯上り後にくつろげるスペースはほとんどないのが残念だ。
ここは天然温泉と謳っているが、ほぼ白湯の沸かし湯で、温泉は露天の1か所のみだ。
岐阜県の池田さくら温泉から運んでいるため、かけ流しではなく循環式。
ナトリウム-炭酸水素塩泉でヌルっとしており、消毒はしているものの温泉は感じられるが、温度はかなりぬるく感じたので、熱め好きの筆者にとってはマイナス。
その他、炭酸風呂や電気風呂なども揃っているが、特筆されるのは長い歩行湯だろうか。
入浴料は平日は630円、土休日は740円で、この施設レベルでは高く感じた。
愛知県稲沢市大矢町高松15-1
自家源泉なし 池田さくら温泉(からの運び湯)ナトリウム-炭酸水素塩泉