つがるりんご一晩成らせて置いただけでところ処のりんごが赤く着色している。葉摘みの時期に赤く色付いているのは傷や鳥から突かれた障害果が多い。葉摘みの時に障害果は全部もぎ落として捨ててる。中には美味しそうな着色しているりんご休憩時の味見をしながら食べている。
ふじりんごのように真っ赤に着色したつがるは実が柔らかくなり食感が悪い。ふじりんごのように一度に全部収穫出来る程着色が進むのを待ってはいられない。選りもぎしながら裏面が色付きの悪いりんごは軽く玉回しをやって色をつける程度でもいで行く。
赤く色が付き始めると実全体が黄色みを帯びて来る。甘さと食感が大事で赤く色廻りが良くなると実軟化して来るし余り青みを帯びていると甘くなく美味しいりんごでは無いので値段は下がる。
昔のつがるりんごは着色が悪く熟して来ると実が柔らかになって収穫を見極めるのが難しいかった。今のつがるは品種改良が進み着色系のつがるが大半だがまだまだ遅い着色のつがるりんごがある。雨降り続きで日照不足の中、選りもぎは脚立の移動しながら上り下りが大変。