予報通り昨夜から強い北風の雨音の荒れ模様の天気。午前中は農業委員会総会で冷たい雨の中総会へ行く。毎年今の時期の総会での全員協議会では農業の後ろ向きな暗い話題が出る。
今年はとりわけ米価、果物等農産物価格の安値で先行き不安で鉾先を農政に向けている。昔のように国管轄の統制された農産物の米価では無く自由販売が出来る値段。洋食、少子高齢者等で毎年米消費が減っている米余り現実。平年作でも需給のバランスが崩れ安価で豊作を手放しでは喜べられない。
果物にしたって同じでスーパ等では安値合戦で農家の懐は寒い。農家も農業人と合わせ商人にならなければ経営は成り立たない時代。俺が高校生の時代から農業高校は商業高校生の勉強が必要だと言われて来た。
なかなか売る商売は厳しい物で同じ農業仲間は自分で販売に携わっていないの分からない。消費あっての農産物生産だがみんなの意見を黙って聞いている。もう少し農業をポジティブの考えた話でもあればと諦めながら毎年聞き流している。
午後からも荒れ模様の天気で収穫作業は一休み。近くの山頂にも積雪で白くなって来た。