降霜

2014-11-12 05:00:16 | 日記

 夜明け前の薄暗い時刻、ライトを点燈してりんご捥ぎの空きコンテナをJA共同撰果場にりに行く。酷い冷え込みで国道48号線の気温表示板は0度で納得できる。早朝なのでまだ一般の通勤車両は少なく長距離の大型車両はスピードを上げて走行している。
 軽トラックの荷台にはジュース用の障害果のりんごを積んで慎重な運転で撰果場に入る。ジュ-ス用のりんごを入れた鉄籠がいっぱい積み重ねている。晩性種の王林、ふじりんごで何時もとは違う雹害果が入っている。空コンテナを畑に運んで昨日とは撰果する場所を移動する。20アールの園地、4ケ所程の撰果場所を作り収穫する準備をする
 昨年よりは5日ほど早い時期からふじの収穫で気持ちにはゆとりがあった。膝を捻って歩行するに痛くて大変なので医者に行き診察して貰った家内。直ぐには本調子で収穫作業は出来ず息子、俺が収穫した籠のりんごの撰果専門にする。
 他所の農家では旦那が収穫して撰果は奥さんで作業をそれぞれ分担しているのも見かける。我家ではこれまで捥いで撰果して独りでやって来たのでなんかしら変だ。今年の撰果は酷い雹害果で撰果する家内も大変。
 それでも凄い秋晴れで風も無く薄着の防寒ヤッケを着って暢気にする。それぞれ休憩時間外は休む事無くポケットに入れたラジオを聞きながら作業に専念する。夕方5時近くまで収穫作業で万歩計を見たら1万歩超えていた。