東京

2014-11-06 04:28:05 | 日記

 私用で先日行った所に新幹線で東京に行く。この前は土曜日の休日でしかも天童駅発9時過ぎの列車なので混雑していた。今回は混雑を避ける為、朝1番の新庄発、天童駅6時14分の自由席で行く。
 軽い朝食で胃袋を満たして国道を走行する車はまだライトの点けている。今朝の冷え込みは予報通り酷く初霜が降りたようだ。朝霧で前方ははっきり分からない程の冷え込み、駅構内の人影はまばらで改札口には駅員はいない。自由に出入りが出来るので直ぐに列車の乗り口に行く。最後尾で自由席を確保する為に2名が並んでいた。東京は暖かいだろうと羽織る物を少し薄着にしたので寒さを感じる。
 下り列車と交換で下り方面の乗り口には多くの学生が並んでいる。下り列車が入って来ると忽ち上りの新幹線が入って来た。前の指定席はガラ空きの席で後部の自由席も同じで空席だらけ。平日でしかも早朝の列車で予想通りの空き席が多く安心して窓際に座る。
 山形を過ぎると降霜で真っ白な野原、米沢辺りまでは朝霧が酷く車窓からの眺めは悪い。朝靄も時間が経つと一瞬に消えて美しい紅葉を眺めながら福島に入る。福島からはスピードが上がり新幹線乗り心地は良い。
 稲の刈り取りがまだ終らない圃場や放任農地がいっぱい点在している。果樹園は少なく水田多く圃場にはコンバインでの刈り取り後のキャタビラの跡が付いている。米価の安値で高額な機械を購入して稲作経営も大変だろうななんて懐計算をする。稲作は作るも売るも自由なのだが未だ昔のように国の統制農産物から外れていないように安価の責任をなすりつけている。
 上野駅も混雑はしていないので列車の乗り換えは楽に出来た。暖かい天気だと思って来たら都会は冷たい北風でドンヨリとした曇り空。都会は電車の本数は多く直ぐに列車に乗り換えが出来る。駅からは先日はタクシーで要件の場所に行ったが今回はあえて歩いて裏小路通り東京人の生活ぶりを見る。
 昔ながらの八百屋さんや魚さんの店は一軒も無く静かなな路地。考えさせられる事も多くうなずきながら先日帰りに歩いた道順を思い出しながら間違いも無く到着する。
 要件が要件なので長居はしないで天童には3時のトンボ帰りで帰路につく。急いで息子、家内が捥いでいるひょうちゃんりんごの撰果をする。