王林

2014-11-02 05:29:03 | 日記

 秋晴れ続きの3日間研修会等で農作業は休んで参加する。王林の収穫時期に入り特別にひょうちゃんりんごの注文も来ており朝から気が焦る。昨夜からの雨、今日から3日間降水確率は高く微かな小雨の音を寝床で聞く。
 僅かな正常果のほかの雹害りんご等の障害果はジュース用や下級品に分けて出荷する。正常果と障害果の数量はこれまでとは違い反対で収穫時の撰果が大変。下から眺めるりんごはどれも雹害等の傷も無く正常果に見える。
 捥いで撰果して見るとりんごの上部はデコシコの押し傷、切り傷の障害果で仕事は捗らない。それでも今年は1個でも無駄をしないで販売をしなければ営農が成り立たない厳しい果樹栽培。
 10月初めの気温なので暖かく厚着はしなくて済むので身軽な身なり。それでも雨ガッパを着っているので体の自由が効かない。濡れた脚立の踏み段の上り下りには滑るので気を使う。小雨の中、手袋を掛け黙々と家族で王林捥ぎを急ぐ。
 3日間連休で10時頃になると方々で打ち上げ花火の音でいろんな祭りの催物で賑わっているようだ。俺には仕事の遅れを取り戻す為に休日返上で王林捥ぎ。3日間農作業から離れていた為か真っ赤に熟しがかったふじりんごを見ると心が和む。