無作為の美

そこに存在するだけで美しい


バクチノキの剥がれ落ちる木の皮まで美しい


やがて寿命が尽きるであろう苔むした大木の泰然自若の美しい姿


梅雨に苔むした岩に鎮座する仏様
真っ赤なよだれ掛けに優しいお顔
もう１００年ぐらい経つのかしら
眉山の新四国さんは？

望郷

眉山山頂　お花見広場のモラエスさんが見る西の空
ポルトガルが見えるのか


恋した阿波女　おヨネとコハルが住む西方浄土を眺めているのか
文字摺り草がモラエスさんの心に寄り添うように咲いています

蜂須賀家墓所

蜂須賀家墓所の眉山山頂側からの入口です



蜂須賀正勝候のお墓も鬱蒼とした木々に覆われています
タイサンボクの花が美しいです

叶わぬ夢

再び　この道を歩ける日を夢見て


縦走路入口に祈りを込めます