7月4日は徳島大空襲の日
阿波銀プラザでは大空襲の記憶をたどる写真展が開催されています
会場の片隅での朗読会
第一部
・・・徳島大空襲・・・
徳島大空襲の思い出 作 高木喜代子
戦争は悲しい 作 原口美恵子
戦争は全ての人を不幸にする 作 植松 亨
忘れない20才の7月4日 作 出口久子
・・・沖縄から平和の詩・・・
若い瞳 作 池 彩夏
・・・広島と長崎の原爆詩・・・
ヒロシマの空 作 林 幸子
亡き父母に 作 福田須磨子
無題 作 山口カズ子
第二部
・・・子供たちの戦争・・・
キョウチクトウ 作 高田チエ子
父の列車 作 吉村 康
二つの悲しみ 作 杉山竜丸
ちいちゃんのかげおくり 作 あまんきみこ
大人になれなかった弟たちに 作 米倉斉加年
記憶にははっきりと残っていませんが
第二部の朗読を聞きながら
何故か同じような経験をしたような感覚で涙をこらえて聞きました
私の父が 母が 兄が 妹がそして私が・・・・・と
キョウチクトウ
みなしごになったけど 救ってくれてお父さんになってくれた
父の列車
産後すぐの母が出征で通過するという駅まで
赤子を抱いて背負って手をひいて
1時間以上歩いて山を越えて列車を見送る
奇跡的にお父さんの顔が見えて手紙を放り投げてくれた
お父さんとの最後の姿でした
二つの悲しみ
かげおくり
みんなみんな救われない悲しみと
これで幸せを感じて天国で再会を喜んで救われたのかしら
お話を聞いて
今の私は本当に幸せだったと
焼け出されて疎開をし転々と住むところを変えながらも生き延びた
毎年この季節に聞く朗読ですが
年を重ねるごとに身につまされます
今年も元気にお遍路やヘルスアップクラブの皆さんとお逢いできてうれしかったけど
徳島の町もゴーストタウン化が進み
近くには喫茶店も無く立ち話でお別れしたのが残念でした
来年も元気にそろって朗読会に来ましょうね
と
お別れをしました
胡桃のみなさん有り難うございました