三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

台風11号が近づいている!嵐が来るか?

2005年08月24日 06時10分29秒 | 社会、政治、三重県、議員
 台風11号が本土に接近して来る・・25日ごろは大荒れか?と報道されているが、そんな大型台風が来るまでもなく、いまや、本土は選挙戦で大荒れ!ますます訳が判らなくなってきている。
 新聞報道によると、自民党の武部幹事長は党本部での関係団体との懇談会で「自発的に離党すれば、将来復党もありうる」と発言したと報じられている。あれ!こんなことをあの小泉首相が許すわけがない!今までの言い草と違うじゃないか?と思ったら、小泉さん、記者団の質問に「選挙後のことは判らない」と発言したと出ている。一体、どうなっているのか?
 同じ新聞に自民党のマニフェストの解説が出ていて「自民党は政府税調の考え方をとらない」と書かれている。しかし、政府税調は小泉内閣の諮問機関である。首相の諮問機関が「2007年でのサラリーマン増税」を打ち出しているにもかかわらず、党の方は「その考え方をとらない」と言う。官邸と自民党の意見が違う?どちらを信用したらいいのか?ますます判らなくなってしまいます。
 官邸と党を使い分けて、国民を幻惑しながら、政策を遂行する手法は、自民党のお家芸であることは皆が承知しているが、このところ、この傾向が特に酷くなって来ている。その典型が郵政民営化問題である。
 小泉首相は2007年郵政民営化を主張して総裁選に臨む、しかし、自民党は昨年の参議院選マニフェストでも「04年秋ごろまでに結論をうる」との玉虫色の内容を発表。しかも、郵政民営化絶対反対の「荒井某」や「長谷川某」を「自民党公認」で堂々と出馬させると言ういい加減さで、参議院選で「国民の信」を得ようとした。見事なまでの小泉首相と自民党の「使い分け」ではないか?そして結果はこの有様である。
 こんな「いい加減」な首相や自民党の言うことが、本当に信用できるのか?最も大切な「国民との契約」である「マニフェスト」を信用することが出来るのか?大いなる疑問を持たざるを得ません。
 今回の選挙では小泉首相、自民党の「使い分け」が一層、顕著になってきています。政策の使い分けだけでなく、「第二自民党」「自民党亜流」など国民の目を混乱させる「自民新党?」を次々に登場させている。武部幹事長によれば「将来の復党」もありうる「新党」とのこと。小泉首相から自民党亜流までウイングを広げれば、選挙の勝利間違いなしか?余りにもフザケテいる!所詮、同じ穴のムジナ!毛の色が違う程度!
 なんだかんだと言っても、結局、小泉首相を選ぼうと、自民党を選ぼうと、第二自民、自民亜流を選ぼうと従来と同じ事で、最後に裏切られるのは国民であるのは目に見えている。
 台風11号は御免こうむるが、選挙台風だけはこれらの似非「改革」派を吹き飛ばすくらいの台風になってもらいたいものです。やはり、改革の本丸は「政権交代!」以外にはない!さあ!選挙はこれから・・・!