三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

解散・選挙だ!!日本の夏!!

2005年08月07日 06時23分06秒 | 社会、政治、三重県、議員
 郵政民営化法案の参議院可決が、極めて難しい情勢となり、政局は一気に、解散モード!新党を作る間を与えないためには、9月4日総選挙が・・イヤイヤ、準備を考えると8月30日公示、11日投票日しかない!など、いろいろな見通しが語られている。
 考えて見ると、郵政民営化法案の内容はともあれ、こんな無茶苦茶な解散。総選挙は聞いたこともないし、経験したこともない!
 郵政民営化法案が参議院で否決されたことを口実に、衆議院を解散するならば、まず、法案に反対したり、採決の時に欠席した自民党代議士を全員、除名にし、その上で、それぞれの選挙区に賛成の対立候補を擁立しなければ、国民の信を問うことが出来ない。そんなことが、この僅かな期間でできるのか?とても、まともな人材を立てることが出来るとは考えられない。
 しかし、世の中は判りませんから、予想もできない何かが起こって、もし、候補者擁立が出来たとして、たとえ、賛成派の候補者が多数当選し、小泉内閣が一応、国民の「信任?」を得たとしても、法案を否決した参議院の構成は、なんら変わらないので、全体のフレームには変化はない。もともと、衆議院では、僅差と言えども、法案は可決されている。可決した衆議院を解散して「信?」を問うことが正しいのか?まったく、理解できません!
 さらに言えば、衆議院で可決した法案を参議院に送り、審議をしてください!と言いながら、「継続審議」も「修正」もダメですよ!と指示することは、二院制の基本を否定することに繋がる。世上言われる「参議院は衆議院のカーボンコピー」との言葉を、そのまま認めることになってします。つまり、参議院無用論に直結することとなり、参議院議員が怒るのも当然である。
 いずれにしても、解散だ!選挙だ!新党だ!政権交代だ!と政局は猛スピードで、某代議士の言葉を借りれば、爆発的に総選挙に向かって、なだれ込んで行っている。

 昨日は早朝から、原爆投下60年の集いがあり、参加。夕刻からは夏祭り2会場、そして戦没者の追悼式にそれぞれ参加をしました。降るような蝉時雨のなか、石取祭の太鼓が響いてきます。夏祭り、選挙、選挙 ただでさえ暑い日本の夏がいっそう暑くなる!すでにオーバーヒートか???