三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

戦没者追悼式と靖国神社・・・今、新たな祈りは??

2006年07月21日 06時09分35秒 | 社会、政治、三重県、議員
昨日は三重県主催の「平成18年度戦没者追悼式典」が津市の県総合文化会館で開催され、出席をした。
 この式典は毎年、この時期に開催をされているもので、県内各地から戦没者ご遺族関係者の方々や遺族会や各種関係団体のご代表の方々にご参加いただき、ご英霊のご冥福を祈り、併せて平和への誓いを新たにすることを目的としている。私ども戦後生まれの戦争を知らない世代の一人としても、歴史を振り返り、先の大戦の意味を考え直す絶好の機会でもある。
 この日も朝から豪雨。その降り荒ぶ雨の中を、遺児と謂えども既に戦後61年・・・それ相応の歳をめされた方々が県内のソレゾレの地区から集まって来られている。大ホールは満員である。
 開会の辞、国歌斉唱、黙祷に続いて知事が式辞を述べた。型どおりの内容ではったが、例年に比べてナントナク心に沁みるのは、北朝鮮のミサイル発射問題などわが国を取り巻く環境が、ドコとなくきな臭くなっているからか?いずれにしても「戦没者」と言う言葉が単に過去の「言葉」ではなく、現実に起こりうる可能性のある「言葉」として感じられるのは私一人であろうか?
 県遺族会会長や国会議員代表の皆さんの「追悼の詞」があった後、参加者代表による献花となった。
 知事や国会議員の献花に続いて県会議員もソレゾレの思いを胸に裁断に花を捧げる。私も厳粛な気持ちで献花をした。
 県会議員が終わると、今度は各市町遺族会の代表の方による献花である。「○○市ご遺族ご代表」と呼ばれては献花台に進んでいくのであるが、市町村合併によって、ついこの間までは69市町村あったものが、29市町になってしまっている。時代の流れとは言え、ずいぶんと少なくなったなあ!との思いが寂しさとともにこみ上げてきた。
 
 偶然とは言え戦没者追悼式典が挙行された同じ日に靖国神社のA級戦犯合祀問題に対する昭和天皇のお考えが、当時の宮内庁長官のメモで明らかになり、その内容が報道をされ、イロイロと波紋を呼んでいる。
 遺族の方々の考え方や思いも様々であろうが、国のために斃れられた「戦死者」をおまつりすると言う「靖国神社」の原点に立ち戻るとき、少なくとも「戦死」されていない方々も一緒におまつりするのは如何なものか?と思います。
 いずれにしても歴史や戦争など色んなことを考えさせられる「戦没者追悼式典」でありました。

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2 コメント

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明日はこの記事ですか (Unknown)
2006-07-21 21:35:27
三重県議会の前議長の田中覚容疑者(48)が津市の飲食店で女性店員に対してイスなどを投げつけけがを負わせたとして21日傷害と暴行の疑いで警察に逮捕されました。三重県警察本部の調べによりますと田中議員は今月2日津市の飲食店に知人らと訪れた際席に案内されるまでに20分ほど待たされたことに腹を立て女性店員にイスなどを投げつけ足などに軽いけがをさせた疑いがもたれています。警察は田中議員から事情を聞き容疑が固まったとして傷害と暴行の疑いで捕しました。田中議員は逮捕される前三重県庁で記者会見し「女性店員の説明が納得できなかったので普段より大きい声を出して注意をした。しかし女性店員には触れていないしイスやメニューなども投げつけていない」と述べて否定していました。さらに警察の調べに対しても容疑を否認しているということです。田中議員は現在4期目で今年5月まで1年間議長を務めたほか最大会派の新政みえの代表をしていますが「騒ぎになったことで迷惑をかけた」として代表辞任を申し入れていました。
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Unknown (例のごとく通りすがりと申しますが)
2006-07-21 22:29:17
代表代行として

もう少し助言なりアドバイスできなかったものでしょうか



アレではアーなります
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