団体要望をお伺いをして、まさに時代が変わったと悟りました！！

　昨日は朝から恒例の「団体懇談会」。１時間おきの日程がビッシリと詰まっている。この「団体懇談会」は毎年、この時期にイロイロな団体からご要望、ご意見を伺い来年度予算に反映させようとの狙いで実施しているもので、県政会当時から数えるともう十年近く行なっていることになる。
　モチロンご要望をいただく団体も多いので、私どもも３班に分かれ、朝の１０時から夕刻の５時まで実に３日間にわたって実施をすると言うナカナカの難行でもある。お話を伺う県会議員の方も大変であるが、それに同行をして、一緒に話を聞き、ときにはコメントやら説明を求められる執行部の皆さんも大変である。
　しかしながら、これはコレで各業界団体がドンナ問題、課題を抱えているのか？イッタイ何に困っているのか？など「問題意識」を共有できる良い機会であるのは確かであるし、私どもが知らないことやマッタク違った切り口からの問題提起などもあり、イロンナ意味で良い勉強になる。
　昨日の私の担当と言うか？割り当ては最初が「産廃協会」。次に「不動産協会」。昼からは「建設業協会」・・・とドチラかと言うと何となく生臭い業界が並んでいて、コレハコレハと少し構えて「懇談会」に臨んだのではあるが、「生臭い」話なんてマッタク出てこない。こちらが驚くほど要望の内容が変わってきている。
　ドウ替わってきているか？と申しますと、各業界の方も昔と違って、やれ補助金をくれ！だのお金を出してくれ！だのなんてことは一言も言わなくなった。それは本当に様変わりである。
　「産廃協会」は「電子マニフェスト」の導入への技術支援。「不動産協会」は「法定講習会」の実施許可。「建設業協会」のご要望は多岐にのぼったが、「公共事業予算」を増やしてくれなんてことは言葉の端にも出てこない。「品確法」の適正な執行だとか「経営審査」の厳格な実施などがメインの要望である。
　
　まさに時代は変わってきた！との思いがする。もうお金のことを言っても無駄！と諦めてしまったのか？それとも意識変革がなされて「新しい時代の公」や「文化力」を相手に文句を言っても仕方がないと悟ったのかは定かではないが、業界団体も行儀がよくなってきたと言うか？物分りが良くなってきた。
　でも、余り「物分りが良くなってもらう」と県会議員が活躍する場がどんどんなくなってくるのでは・・・？？？