岐阜県白川村へ、ツアーで一泊二日のハイキング旅行に出掛けました。
旅の仲間は女性ばかり10名とガイドです。
グループ行動でしたので写真に時間は掛けられませんでした。
白川と言えば白川郷が有名な観光地なのですが、今回は白川郷には行かず、あくまでも自然のなかでハイキングです。
一日目は大白川園地の散策。
大白川園地は白山国立公園内にあります。
歩いていると、向こうに白山の山並みが見えます。
小さな橋の上から横合いの川を覗いて見ると水流も豊かで美しいです。
森に入るとキャンプができる場所がいくつもありました。
森全体が大きなキャンプ場なのです。
ブナ林の中を歩きました。
古いブナの木には色んな植物が絡みついています。
休憩時に現地のガイドさんの好意で飛騨のミニトマトをいただきました。ミニトマトって、あまり好きではないのですが、これは別格です。
とても美味しくて、皮が柔らかく、まったく気になりません。
3個もいただきました。
その日の宿は白川郷近くの御母衣旅館でした。⇒ここ
料理旅館です。
昭和27年、御母衣ダムが作られる時、ダムの底に沈む山師の邸宅を移築して旅館にした建物で、良い材木が使われた趣のある旅館でした。
但し、ホテルのような設備はなく、風呂・トイレ・洗面所は共同でした。
外観です。
建物内には古いものが一杯。
囲炉裏のある部屋もありました。
宿泊客がセルフで自由にコーヒーを飲める喫茶コーナー。
この旅館の料理は、さすがに料理旅館と銘打っているだけあり、100点満点の200点でした。
旅館の方が山で採ってきた山菜と飛騨牛が中心のお料理です。
写真を撮るのを忘れていて少し食べてから撮った飛騨牛の瓦焼き。とても柔らかい肉です。
旅の仲間は女性ばかり10名とガイドです。
グループ行動でしたので写真に時間は掛けられませんでした。
白川と言えば白川郷が有名な観光地なのですが、今回は白川郷には行かず、あくまでも自然のなかでハイキングです。
一日目は大白川園地の散策。
大白川園地は白山国立公園内にあります。
歩いていると、向こうに白山の山並みが見えます。
小さな橋の上から横合いの川を覗いて見ると水流も豊かで美しいです。
森に入るとキャンプができる場所がいくつもありました。
森全体が大きなキャンプ場なのです。
ブナ林の中を歩きました。
古いブナの木には色んな植物が絡みついています。
休憩時に現地のガイドさんの好意で飛騨のミニトマトをいただきました。ミニトマトって、あまり好きではないのですが、これは別格です。
とても美味しくて、皮が柔らかく、まったく気になりません。
3個もいただきました。
その日の宿は白川郷近くの御母衣旅館でした。⇒ここ
料理旅館です。
昭和27年、御母衣ダムが作られる時、ダムの底に沈む山師の邸宅を移築して旅館にした建物で、良い材木が使われた趣のある旅館でした。
但し、ホテルのような設備はなく、風呂・トイレ・洗面所は共同でした。
外観です。
建物内には古いものが一杯。
囲炉裏のある部屋もありました。
宿泊客がセルフで自由にコーヒーを飲める喫茶コーナー。
この旅館の料理は、さすがに料理旅館と銘打っているだけあり、100点満点の200点でした。
旅館の方が山で採ってきた山菜と飛騨牛が中心のお料理です。
写真を撮るのを忘れていて少し食べてから撮った飛騨牛の瓦焼き。とても柔らかい肉です。
他にもあったのですが、お腹いっぱいになり、残すのが申し訳なく、持ってこられた段階でお断りしました。
後で知ったのですが、飛騨牛の瓦焼きは旅館の基本プランには含まれておらず、オプションでついていました。
ツアーでは含まれていましたが、全体の量が多すぎてとても食べられず、個人で行くのなら飛騨牛の瓦焼きは外してもOKだと思いました。(他に飛騨牛の料理があります)
デザートも凝っています。
食後はお部屋で同室になった人達4人でおしゃべり。
お話を聞くと皆さん一人旅の達人のような方々ばかり。
人生色々で、私と状況が近い人もいて、終活のやり方など為になるお話を聞くことができました。
翌朝はあいにくの小雨。
時間があったので旅館の傍の睡蓮の池で写真を撮りました。
朝食です。
これに朴葉味噌が付いています。
二日目の目的地は天生湿原です。
湿原に行くまでの道にあったタマゴタケ。
雨の湿原です。
少し晴れた時です。
ミズバショウのシーズンは終わっていました。
代わりに咲いていたのはシラヒゲソウ。
キキョウやアザミの仲間も。
ここで少しモヤモヤすることがあったので、そのことについて書いて見ます。
今回の旅行では、ちょうど家から出る時に雨が降っており、私は長傘だけ持って出てしまいました。
いつもは、ハイキングではリュックの中に折り畳み傘を入れておくのですが、今回はそれを忘れてできませんでした。
一日目の大白川園地では、晴れていましたが、雨が降るかもしれず、長傘をストック代りにして歩きました。
日が差したら日傘になり、結構、便利でした。
二日目は朝からパラパラ来ていて、雨具は必須の状態。
私は上着はゴアテックスのレインウェアを着用し、足にはスパッツを巻き、リュックには雨カバーをつけて、その上で昨日と同様、大雨に備えて長傘を持って行くつもりでした。
ところが出発する時に現地のガイドさんから、傘は持って行かないよう注意されたのです。
理由は傘で目を突くかもしれず危ないからでした。
内心『それが危ないなら雨の日に都会の雑踏も危なくて歩けない』と思いましたが、私も現地のことは知りませんので、その場のルールに従いました。
ところが湿原で軽い食事を摂っていた時、若い男性2名が、傘をさしてやってきたのです。
あの2名も注意をされるのかなと見ていると、2名はガイドさんとは知り合いらしく、和やかに話をしてそのまま行ってしまいました。
『え、えーっ!?』って感じになりました。
身内だとOKなのか、若いイケメン男性ならお咎めなしなのか、モヤモヤしてしまいました。
今考えると、ガイドさんにとっては二人は知人であっても、自分がガイドをしているグループの人ではなかったので、その場のルールから外れていても何も言わなかったのかもしれません。
私自身、自然観察会のボランティアスタッフをやっていたので、参加者の安全とその場の自然環境の保全に注意を払うのはよく分かるのですが、仲間内なら見過ごすような、実質的に意味のないルールで参加者を縛ったりはしませんでした。
ですから、その出来事は気持ち良くなかったのです。
もう一つ、この天生湿原の危険性には帰ってから気づくことがありました。
天生湿原にはブヨがいて、これが強烈だったのです。
ガイドさんには、どうせ注意するのなら、危険なブヨの存在を注意してほしかったです。
湿原を歩いている時、自分の雨コートのポケット部分にベタッと血が付いているのに気づき、手を見ると出血していました。
いつ怪我をしたのか全く記憶になかったのですが、実はブヨに噛まれていたのです。
(ブヨは刺さずに噛んで血を吸うらしい!)
症状が現れたのは翌日で、3箇所、やられていました。
パンパンに腫れあがり、痛痒くてたまらず、結局皮膚科に行きました。
ブヨは平気な筈だったのですが、加齢による体質の変化か、天生湿原のブヨが特別なのか。
いずれにしても、今後はどこの湿原に行く時でも虫よけスプレーを持って行くことにします。
というわけで、私は天生湿原とは相性が悪いようでした。
旅行で行った場所の印象は、些細なことでガラッと変わってしまいます。
でも御母衣旅館の料理は最高で、個人でもう一度行ってみたいと思っています。