緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

スニーカーを購入

2022年05月24日 | 買い物
数年間、夏に履いていたデッキシューズがくたびれて捨ててしまって、この夏に履く靴に困っていました。
同じようなデッキシューズを探したのですが、もう売っていませんでした。

一応、晴雨兼用の便利な靴があるのですが、底が薄くてクッション性がないので、たくさん歩くと足の裏やら膝がしんどくなる感じ。
今年はスニーカーが流行っているよと聞いて、スニーカーを買うことにしました。

梅田に出た時に地下街の靴屋さんで見つけました。


フランスのメーカー(といっても作っているのは中国)、ルコックのスニーカーです。
脱いだり履いたりしやすく、クッション性と通気性があります。

スニーカー、実はほとんど履いたことがありません。
私の足は親指に厚みがあって、たいていの靴は親指が圧迫されて履けないのです。

足の親指の爪に、何度血豆をこしらえたことか。
無理して履いて、親指の爪が半分剥がれそうになったこともありました。
スニーカーは特にそうなりやすかったのです。
若い頃に懲りて、スニーカーは敬遠してました。

今は私の足にも優しい靴がそれなりに売られています。(探すのに苦労はしますが・・・)
経済的なことも気にしなくてよくなりました。
このスニーカーも、それほど高いわけではないですが、履きやすいです。
新しい靴ですから、まだ履きなれていません。
転ばないよう、気をつけて歩きます。


大連吟が終わりました

2022年05月21日 | 謡曲
先の日曜日、大阪の四天王寺内の五智光院にて大阪大連吟が終わりました。
今回の能楽の演目は「高砂」と「橋弁慶」でした。
心配していたお天気もよく、暑くも寒くもない、爽やかな一日でした。

四天王寺さんの控室の窓からの景色。


着くと、ちょうどお昼でしたので直ぐに用意されていたお弁当をいただき、その後、着物に着替えました。
2時からリハーサルで色々と打ち合わせもして・・・。
ついに本番、お客さんもいっぱいでした。

この写真は大阪大連吟様のHPからお借りしました。⇒ここ
これは今回の写真ではなく、過去のものですが、演目が同じですので今回もほぼ同じだと思います。
荘厳な趣きの舞台は五智光院の内陣で、中央にいるのは現れ出でたる住吉明神です。
神々しく神舞が舞われます。

私もその内の一人である地謡は両脇にいました。
舞台が演じられている間は、絶対にキョロキョロしないように言われていましたので、真っすぐ前を向いたままでした。
でも最初に囃子方の太鼓の迫力には驚いて、つい首をそちらに向けて思わずジト目💦

無事、大連吟が終わり、その後は天王寺のてんしばまで歩いて行き、予約してあったイタリアンのお店で打ち上げ。(遊連吟の時もイタリアンだったし、先生はよほどイタリアンが好きらしい。)
打ち上げの後も、てんしばの芝生の上で付け祝言(高砂の一節)を謡ったり、大盛り上がりの一日でした。

能楽師の先生は、早くも来年の予定を「5月の2回目の日曜日じゃ」と、ぶち上げておられました。
そして、今年度は住吉大社に行った遊連吟を、次年度はあちこちに何度も行うとも。
よほどコロナで何もできず、フラストレーションが溜まっておられた様子。

私の知人2名が観にきてくれていました。
二人は互いに知り合いではないのでバラバラに観劇です。
お誘いするのも有料なので気を遣いました。

後日二人に別々に感想を聞くと、二人ともチケット代2000円以上に堪能できたとのこと。
素人の地謡が入りますが、舞台はプロの能楽師さんが演じますし、間に狂言も演じられました。
客席から近いので大迫力だし、何より五智光院という場所の荘厳さが良かったみたい。
来年も来たいと言われました。

まずは大成功でした。

                  


以下、近事片々。
先日、市の博物館のボランティアの令和4年度の総会に行きました。
でも、私は令和3年度はコロナでほぼ何もしてませんでした。
最初に挨拶した館長さんが「皆さん、フラストレーションを溜められて、今年度は大爆発されるのでは・・・」みたいなことをおっしゃっていました。
皆さん、大爆発、するかも。

私はコロナでも動いていた場所、シニアの学校とか茶道教室とかで忙しくなってしまって、ボランティアが再開されてもできるかどうか。
今年度は日にちに余裕があれば行くことになりそう。

主な活動である市内の小学校に出向いての昔の暮らし体験は、今でもほぼ中止状態です。
今は子供がコロナの中心だからだそうです。
コロナで学級閉鎖なんて話も聞きます。
でもコロナが収まれば秋くらいから再開されるかな。

シニアの学校の家庭園芸の講座、3回目くらいに野菜の苗の植え付けがあり、小雨が降る中、雑草を引き抜き、耕し、施肥し、畝立てまで行って、それでも時間が足りません。
次の日に時間がある人が出てきてマルチングして苗の植え付けを終わらせてくれました。
(私は大連吟の直前だったので行かず。エネルギーは残しておかなくちゃ)
小雨でも作業を行ったのは苗は植え付けを待ってくれないからです。

そもそも実習はあまりないという話だったのに、それこそ夏場はどうなるのだろう、続けられるのかと思いました。
ところが先日行ったところ、「最初に一番大変な作業をやってもらいました。次回からは大したことはないです」みたいな話。
私は内心『それ、事前に言って欲しい・・・』

前回を最後に、3人の受講生が退学したとのことです。
理由は腰が悪くなったとか体調が思わしくないとか。
受講生の面倒をみてくれるCD(クラスディレクター)さんは気づかなかったのかどうか、あの雨の日の作業で、自分にはできないと思われたのじゃないかと私は推測。
「こんなきつい作業は今回だけですよ」と事前に一言いってくれてたら・・・。

実習はともかく、講座自体はとても役に立ちます。
樹木の剪定時期など、理由も含めて詳しく教えてくれましたし、その他園芸についての知らなかった知識が身につきます。

最近知ってちょっと驚いた話。
公民館で一緒に茶道の稽古をしているKさん。
なんと女子の団体徒手体操が新体操になる直前の世代の選手だったとのこと。
まさに生きている化石。💦
御年77歳で今でも180度開脚ができるらしい。

同じく一緒にお稽古しているTさんは、若かりし頃フィギュアスケートをやっていたということだし、茶道ってやはり体育会系?
やってたスポーツが芸術系のスポーツという点が茶道に通じるのかなと思いました。