緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

淀川で自然観察

2017年06月27日 | ボランティア
以前、スタッフをしていた自然観察会からスタッフが足りないので手伝いに来てほしいという要請があったのでヘルパーで行ってきました。

場所は淀川の汽水域と呼ばれる地域です。
汽水域というのは川の下流、海水と淡水が交じり合う場所のことです。

お手伝いといっても大したことをしたわけでもなく、役に立てたという実感もありません。
なんだか随いていっただけという感じ。最近のダラダラモードが解除できませんでした。

観察会はまず講義から始まりました。
淀川の自然に詳しい先生から、プロジェクターで写された画面を見ながら詳しいお話を聞きました。

淀川の歴史から淀川の自然の特徴、動植物。生物多様性という観点から淀川の現状と課題。等々。
受講生は親子連れが多く、子供達もたくさんいたのですが、小さな子供達には難し過ぎる話だったかもしれません。

お昼からはフィールド、つまり淀川の河川敷です。
写真は淀川にかかる電車の高架下なのですが、湿地になっています。
そういう湿地や、葦の生い茂ったヨシ原には蟹さんがいっぱいいるのです。

そこで蟹釣りしました。餌はたくわんです。

子供達、楽しそうでした。午前中の講座でしっかり勉強したので、蟹の雌雄の見分け方もバッチリ分かります。
捕まえた蟹は先生に見せて、種類や生態等、説明を聞きました。

その後は河の流れの近く、干潟に行き、蜆採りです。
4月頃は貝毒発生中で二枚貝は採ってはいけなかったのですが、今は安全宣言が出ています。

淀川の蜆は鼈甲シジミと呼ばれ、淀川ブランドで売られてもいるものです。
私も採りました。但し、家族二人なので二人分だけです。

蜆は野鳥の餌でもあるので、採りすぎはNGです。
面白がって沢山取り過ぎてはいけません。
(子供達は夢中になって山ほど採っていましたが)

採ってきた蜆は二晩砂出しして蜆汁にして食べました。
スーパー等で買う蜆とは大違いで、身も大きく、プリップリでした。
売り物の小さな蜆のように、出汁だけ取って身は捨てるなんてことは、もったいなくて出来ません。
これから7月8月にかけて、もっと美味しくなるんだそうです。

蜆採りが一段落つくと淀川にどんな魚がいるか、先生が投網を打って採ってくれました。
ところが、投網の落ちた所がボラの稚魚が群れている所だったようで、ボラばかり大量に取れてしまいました。

網に引っ掛かって離れなくなったボラの子を取るのに子供達がお手伝いです。

先生が「可哀そうやから返そうな」と言って、取った魚は河に放してあげます。
魚も蜆も、みんな生きていて命なのです。

この日、先生がした話には考えさせられました。
先生は色んな場で淀川の話をするそうですが、聴いていた人の一人が淀川の干潟にヨシ原があるような光景は大嫌いだと言ったそうです。
大阪の都心にそんなものは相応しくなく、河川敷は公園として整備すべしといった意味のことを言ったそうです。

私たちが蜆を採った場所は、写真からも分かるように大阪北の高層ビル街のすぐ傍です。
新大阪から大阪に行く電車の中からも見えます。
都心にそんな自然が残っているって、むしろ素晴らしいことだと私には思えるのですが。
公園化して桜やアジサイを植えたいと思う人もいるのですね。




海遊館で実習

2017年06月21日 | 写真
最近、毎日ダラーとしています。
ブログにも熱が入りません。
でも、写真教室だけは真面目に通っています。

先日は海遊館で撮影実習がありました。
たくさん写真を撮って帰りましたので、一部紹介。

海遊館は平日にもかかわらず人でいっぱいでした。
遠足の小学生の一団。外国人の親子連れ、カップル etc・・・・
なかなか写真を撮るのが難しい状態でした。

海遊館は順路が、上から段々下に降りていくようになっています。
で、上から撮った写真。

魚類だけでなく、水辺周辺の動物もいます。
飼育員のお姉さんに可愛がられるカピバラちゃん。撫でられてウットリしてます。

スタッフの方々は大変そう。
沢山の鮫やエイに囲まれても平気なのかしら。

イワトビペンギンの両親は子育てに一生懸命。

しっかり守っています。

クラゲの部屋では美しいクラゲがいっぱい。




ちょっと迫力のあるお魚の顔。



泳いでいる魚の写真を撮るのはちょっと難しい。
シャッタースピード優先にして、設定は1/125秒、ISOは3200くらいとの事。

素早く泳ぐカタクチイワシ、干物になった時と同様、口をカパッと開けているのを撮りました。

相変わらず技術が追いつきません。
でも海遊館は意外と楽しかったです。

お昼は外のレストラン街で同じ班の人達と昼食。手の甲にスタンプを押してもらえば再入場できます。
午前と午後、2度廻って、さすがにその日は疲れました。




トンボとあけびとコオニユリ

2017年06月17日 | 日記
2日前、庭の池のメダカに餌をやろうとして、池の端に植えてある春蘭の葉の上のトンボに気が付きました。


どうやら夜の内に羽化したようで、ヤゴ(トンボの幼虫)の抜け殻の上でしばらくじっとしていました。
羽をしっかり乾かしてから飛び立つつもりのようでした。
左羽の下に、もう一つの抜け殻もあって、池では複数のヤゴがいてトンボになったようです。

昆虫図鑑で調べてみましたが、はっきりした種類は分かりません。
サナエトンボの一種でしょうか。

池をあまり掃除もせず、放置していると、こういうこともあるようです。



昨日の朝、ベランダのミツバアケビを何気に見ていて、アケビの実が生っているのに気が付きました。


葉と同じ色なので今まで気が付かなかったのです。
実の採取には植えてから5年くらいかかると説明書にあったので、2年目の今年は諦めていたのです。
それでも、一緒に植えたゴヨウアケビの花粉を人工授精して、その成果のようです。\(^o^)/

今年は梅雨なのに雨が降らず、ここでアケビにへそを曲げられて実が熟れなくなったら詰まりません。
地面が乾けばマメに水やりすることにします。

1月の半ば頃、お正月の売れ残りのユリネがセールでよく売られています。
それを買って植えておいたコオニユリの花が咲きました。




団子より花ですね。


いつものように、ベランダの箱の中にはミーちゃんがのさばっています。

「オッサン猫ですが、何か?」と言っております。



これで楽になる?

2017年06月13日 | 健康
先日、一泊で旅行に出掛けました。
その間PCも携帯も使わずにいて、帰ってからPCを見て、目の疲れを異常なほど感じました。

どうもPCのブルーライトが目に良くないらしい。
とても辛くてネットなんてやってられない。
そこでブルーライト対策をすることにしました。

当初考えたのは、PCの画面にブルーライトを削減するフィルムというか、フィルターを貼るタイプ。
でも商品を買った人の感想を読むと、かなりの人が貼るのに苦労したと書いています。
同じ商品でも簡単に貼れたという人もいますが、苦労する人もいます。
不器用な私は苦労する方に入る筈。

何より貼るタイプは、一度貼ったら剥がすことは簡単ではないみたい。
剥がしたら剥がしたでもう一度貼るのは難しいみたい。
また、画面の色の変化も気になりました。
どうしても黄色っぽくなるみたいなのです。

私は写真を習い始めたばかりだし、パソコンの色の不正確なのは困ります。
細かく確認したい時はフィルターが取れるのがいいのです。

でも貼るのではなくパソコンの画面に掛けるタイプはそもそも少なくて、デスクトップパソコンならともかく、ノートパソコンに合うものは売っていませんでした。

そこで考えたのはメガネ型。
ただ私の場合、すでにメガネを掛けています。
その上から掛けられるものが必要です。

で、最終的に買ったのはこれ。



メガネの上に取り付けられます。


その上、付けたまま、はね上げることもできます。


紫外線もカットするのでサングラスとしても使えるみたい。(使わないけど)

使ってみたら、使わないよりは遥かに目が楽。
ブルーライトは55%カットするそうです。

目がしんどくなったのは新しいパソコンにしてからです。
新しいパソコン、色的には正確になったなと思っていました。
ネットで洋服とか買った時、前のパソコンだと落ち着いた色合いだと思って買っても、届いた商品は驚くほど鮮やかで返品するしかないことがありました。
新しいパソコンは実物との相違が少ないのです。それは良いのですが・・・・

しばらくはこのメガネ型を使ってみて様子見です。


眠くて眠くて

2017年06月06日 | 日記
最近、ダラーとした毎日を送っている。
とにかく眠いのです。

左目がぴくついています。朝から目の下が、ピクピクピクピクもの凄い痙攣。もう1か月くらい。
眠いのはそのせいもあるかも。

パソコンの使用は目が疲れてかなり辛いです。
だからブログの更新もせず、時々チラチラと見るだけ。
なんか病気かしら。

ボランティアも気が乗らないので行かず、我ながら困ったものです。
こういう時は無理をしないでダラーとすることにしています。

前々回で書いた町会の回覧板は何とか回るようになりました。
カメラ教室のブログはその月々の広報担当者がやり方を覚えてくれて、これも上手く回るようになりました。(´▽`) ホッ

カメラ教室だけはちゃんと通っています。
先日は遠足で入江泰吉記念奈良写真美術館に行ってきました。
ちょうど写真家の本橋成一さんの展覧会をやっていて、学芸員の説明を聞きながら見学しました。
モノクロの写真からは強烈な昭和の匂いがしました。

私、NHKの朝ドラを見ていて、時代が私の知る昭和でも、まるでリアルでないといつも思ってしまいます。
要するに何もかも綺麗すぎるのです。出てくる女性たちの髪なんてサラサラだったりする。
服だって、いつもまっさらみたいに綺麗。昭和の20年代、30年代の、あの生活感がないのです。
本橋成一さんの写真には、NHKの朝ドラでは全く無い、昭和の生活のリアルが写し出されていました。

写真美術館の見学の後は奈良市内を班毎に撮影実習。小雨が降っていました。

写真美術館の周辺は、奈良の古い街並みとレトロな洋館がまじった雰囲気の良い場所。
こじゃれたカフェもあります。

古い土塀のある小道。


民家の門に飾られたおたいまつ。


志賀直哉の旧宅もあり、私は入らなかったですが入れるそうです。


お昼は浮見堂まで行き、その中でお弁当を食べました。
結婚式の前撮りが行われていました。


写真を撮りながら奈良の中心地まで歩いて行きました。
もちろん、鹿さん達もいます。
立派な牡鹿です。


猿沢の池と興福寺の五重の塔です。


この日はそこで解散。
帰りの電車では、やはり寝ていました。

                           

家ではたまに庭仕事をしています。

他のツツジに遅れて、今咲いているのはサツキツツジです。

カメラの先生によれば、全体を写さず、一部分を写すことで見る人に全体を想像させられるとのこと。
その方法でサツキツツジを写してみました。
言われてみれば、ナショナルジオグラフィックに掲載されている鳥や動物の写真はそんなのが多いです。

スカシユリが花盛りです。


下は悪い写真の例です。

写したいものを真ん中に持ってくるのは「日の丸写真」と言って、良くないらしいです。
真ん中からずらした方が良いみたい。何となく分かります。でも真ん中で撮ってしまいます。

ドクダミも花盛り。
手入れしていない庭なのでドクダミでもあれば賑やかです。



しばらくはゆっくり過ごすつもりです。