以前、スタッフをしていた自然観察会からスタッフが足りないので手伝いに来てほしいという要請があったのでヘルパーで行ってきました。
場所は淀川の汽水域と呼ばれる地域です。
汽水域というのは川の下流、海水と淡水が交じり合う場所のことです。
お手伝いといっても大したことをしたわけでもなく、役に立てたという実感もありません。
なんだか随いていっただけという感じ。最近のダラダラモードが解除できませんでした。
観察会はまず講義から始まりました。
淀川の自然に詳しい先生から、プロジェクターで写された画面を見ながら詳しいお話を聞きました。
淀川の歴史から淀川の自然の特徴、動植物。生物多様性という観点から淀川の現状と課題。等々。
受講生は親子連れが多く、子供達もたくさんいたのですが、小さな子供達には難し過ぎる話だったかもしれません。
お昼からはフィールド、つまり淀川の河川敷です。
写真は淀川にかかる電車の高架下なのですが、湿地になっています。
そういう湿地や、葦の生い茂ったヨシ原には蟹さんがいっぱいいるのです。
そこで蟹釣りしました。餌はたくわんです。
子供達、楽しそうでした。午前中の講座でしっかり勉強したので、蟹の雌雄の見分け方もバッチリ分かります。
捕まえた蟹は先生に見せて、種類や生態等、説明を聞きました。
その後は河の流れの近く、干潟に行き、蜆採りです。
4月頃は貝毒発生中で二枚貝は採ってはいけなかったのですが、今は安全宣言が出ています。
淀川の蜆は鼈甲シジミと呼ばれ、淀川ブランドで売られてもいるものです。
私も採りました。但し、家族二人なので二人分だけです。
蜆は野鳥の餌でもあるので、採りすぎはNGです。
面白がって沢山取り過ぎてはいけません。
(子供達は夢中になって山ほど採っていましたが)
採ってきた蜆は二晩砂出しして蜆汁にして食べました。
スーパー等で買う蜆とは大違いで、身も大きく、プリップリでした。
売り物の小さな蜆のように、出汁だけ取って身は捨てるなんてことは、もったいなくて出来ません。
これから7月8月にかけて、もっと美味しくなるんだそうです。
蜆採りが一段落つくと淀川にどんな魚がいるか、先生が投網を打って採ってくれました。
ところが、投網の落ちた所がボラの稚魚が群れている所だったようで、ボラばかり大量に取れてしまいました。
網に引っ掛かって離れなくなったボラの子を取るのに子供達がお手伝いです。
先生が「可哀そうやから返そうな」と言って、取った魚は河に放してあげます。
魚も蜆も、みんな生きていて命なのです。
この日、先生がした話には考えさせられました。
先生は色んな場で淀川の話をするそうですが、聴いていた人の一人が淀川の干潟にヨシ原があるような光景は大嫌いだと言ったそうです。
大阪の都心にそんなものは相応しくなく、河川敷は公園として整備すべしといった意味のことを言ったそうです。
私たちが蜆を採った場所は、写真からも分かるように大阪北の高層ビル街のすぐ傍です。
新大阪から大阪に行く電車の中からも見えます。
都心にそんな自然が残っているって、むしろ素晴らしいことだと私には思えるのですが。
公園化して桜やアジサイを植えたいと思う人もいるのですね。
場所は淀川の汽水域と呼ばれる地域です。
汽水域というのは川の下流、海水と淡水が交じり合う場所のことです。
お手伝いといっても大したことをしたわけでもなく、役に立てたという実感もありません。
なんだか随いていっただけという感じ。最近のダラダラモードが解除できませんでした。
観察会はまず講義から始まりました。
淀川の自然に詳しい先生から、プロジェクターで写された画面を見ながら詳しいお話を聞きました。
淀川の歴史から淀川の自然の特徴、動植物。生物多様性という観点から淀川の現状と課題。等々。
受講生は親子連れが多く、子供達もたくさんいたのですが、小さな子供達には難し過ぎる話だったかもしれません。
お昼からはフィールド、つまり淀川の河川敷です。
写真は淀川にかかる電車の高架下なのですが、湿地になっています。
そういう湿地や、葦の生い茂ったヨシ原には蟹さんがいっぱいいるのです。
そこで蟹釣りしました。餌はたくわんです。
子供達、楽しそうでした。午前中の講座でしっかり勉強したので、蟹の雌雄の見分け方もバッチリ分かります。
捕まえた蟹は先生に見せて、種類や生態等、説明を聞きました。
その後は河の流れの近く、干潟に行き、蜆採りです。
4月頃は貝毒発生中で二枚貝は採ってはいけなかったのですが、今は安全宣言が出ています。
淀川の蜆は鼈甲シジミと呼ばれ、淀川ブランドで売られてもいるものです。
私も採りました。但し、家族二人なので二人分だけです。
蜆は野鳥の餌でもあるので、採りすぎはNGです。
面白がって沢山取り過ぎてはいけません。
(子供達は夢中になって山ほど採っていましたが)
採ってきた蜆は二晩砂出しして蜆汁にして食べました。
スーパー等で買う蜆とは大違いで、身も大きく、プリップリでした。
売り物の小さな蜆のように、出汁だけ取って身は捨てるなんてことは、もったいなくて出来ません。
これから7月8月にかけて、もっと美味しくなるんだそうです。
蜆採りが一段落つくと淀川にどんな魚がいるか、先生が投網を打って採ってくれました。
ところが、投網の落ちた所がボラの稚魚が群れている所だったようで、ボラばかり大量に取れてしまいました。
網に引っ掛かって離れなくなったボラの子を取るのに子供達がお手伝いです。
先生が「可哀そうやから返そうな」と言って、取った魚は河に放してあげます。
魚も蜆も、みんな生きていて命なのです。
この日、先生がした話には考えさせられました。
先生は色んな場で淀川の話をするそうですが、聴いていた人の一人が淀川の干潟にヨシ原があるような光景は大嫌いだと言ったそうです。
大阪の都心にそんなものは相応しくなく、河川敷は公園として整備すべしといった意味のことを言ったそうです。
私たちが蜆を採った場所は、写真からも分かるように大阪北の高層ビル街のすぐ傍です。
新大阪から大阪に行く電車の中からも見えます。
都心にそんな自然が残っているって、むしろ素晴らしいことだと私には思えるのですが。
公園化して桜やアジサイを植えたいと思う人もいるのですね。