緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

猫の餌

2020年10月27日 | 
猫の餌を買うのは兄の仕事ですが、時々始末に困る物を買ってきます。
全く食べないものとか、食べさせてはいけないものとか。
今回買ったのは間違えて犬の餌。
ネットで買ってダンボール1箱あります。
犬を飼ってる近所の人に差し上げようかとか、色々考えました。
それで、犬を飼ってる友人に、とりあえず1パックあげて、食べるようなら全部もらってもらうことにしました。
そしたら、いつも餌を食べてくれないワンちゃんだったのですが、必死な様子で食べてくれたそうです。
食べ終わっても、まだ欲しそうに人の顔を見たそうです。
(今までどんなもん食べさせていたんや‼️)
というわけで餌の行き先決定です。

「もう間違えて犬の餌なんか買わんといて」とハッピーが言ってるみたい。




検診結果

2020年10月25日 | 健康
市の定期的な健康診断やら、突発的な不調やらで受けていた二つの病院の検診の結果が届きました。

整形外科の方では、腰痛と肩の痛みで受けていたMRIの結果で、分かった事は、その前に受けていたレントゲンの結果と変わりませんでした。
検査に6000円も出して損した気分。
結局、ストレッチを頑張るしかなさそうです。

というわけでコロナ以降、怠けていたストレッチとラジオ体操第一第二、再開しました。
これで50肩と悪化した腰痛が治れば良いのですが。

その病院でMRIと一緒に受けた骨密度の検査結果は意外によく、同じ年齢の人と比較して116%増しで0.578(g/cm2)でした。
この数値、2年前の0.561より良く、精製された砂糖や小麦粉を極力減らした食生活の成果がこんなところにも現れているみたいです。
(砂糖は骨・カルシウムを溶かすとか!)

実は結果をずっと待っていたのは、総合病院で受けた年一度の市の定期健診の方でした。
1年くらい前から大腸に何かあるように感じ、内視鏡検査を受けた方が良いかと考えていたのでした。
最悪大腸癌かもと思うのですが1年前の便の潜血検査でみる大腸癌検査は陰性でした。
今年はどうかと待っていたのでした。

結果は陰性でした。
良かったと言いたいところですが、病的ではないものの症状的なものがあるので安心は出来ないのです。
やはり一度内視鏡検査を受けようかと考えています。

1年前にも行き付けの消化器内科で相談したのですが、問題は15年くらい前に受けた大腸内視鏡検査の経験でした。
その時は内視鏡が途中で入らず、とても痛い😖💥思いをしたのでした。
結局、担当の医師は諦めて別の医師を呼んできて、ようやく入ったのでした。
以来、大腸内視鏡検査は懲りてしまって受けていません。

私としては、かつてのような痛い思いはしたくなくて、その話を消化器内科の医師にしたところ、明らかに慌てた様子で「じゃあ止めよう」と言われてしまったのでした。
その消化器内科は大腸内視鏡検査は別の病院でやってもらうシステムだったのですが、別の病院の医師というのがその消化器内科の医師の息子でした。

これは私の想像ですが、大腸内視鏡検査を医師二人がかりでようやくできたような患者を息子の医師のところに回したくなかったのではないかと。
大腸内視鏡検査は内視鏡が巧く入らず、腸に穴を開けてしまう事故もあるとか。
便の潜血検査も陰性だったので、あっさり止めようと言われた気がしたのでした。
今回の大腸癌検査は別の病院なので、内視鏡検査を受けるとしても、そこにはなりません。

私の内視鏡検査が困難なのは、私の体質的なものか、それとも医師が下手くそ過ぎたのか。
いずれにしても、受けるとしたら覚悟が必要です。

定期健診の結果はそれ以外も特に悪くなく、腹囲や体重もさらに減り、まずは良かったというところ。
特に腹囲は以前より13センチ減です。
食生活を変えたことは、少なくともメタボ回避にはなっているみたいです。(^_^)v

茶道具と断捨離

2020年10月18日 | 茶道
パソコンを修理に出しているのでスマホからの投稿です。

お茶の先生宅のお稽古での話題ですが、お茶をやってた人がなくなって、お茶道具の価値が分からないまま、道具類が安く売られたり廃棄されたりしているといった話になりました。

それで、ふと思い出したことがありました。
去年の事です。
シニアの為の健康講座の同じ班の人と話していて、何かの話から私が最近お茶を習い始めたことをいうと、なくなった祖母のお茶道具が家にあって、良かったらもらってくれないかと言われたのです。

私は要らないと断りました。
家の中に今以上に物を増やしたくなかったからです。

その話をすると、先生曰く「もらって下さい」と。
先輩も「すぐ電話して」と。
私は思わず『えぇーっ‼️』

私、思わず「もらっても家の中に置く場所がありません」と抗弁しました。
すると先生「一戸建てなんでしょ。片付けて置く場所作れない?」
先輩もまた「公民館のお稽古で使えるじゃない。喜んでいただきますよ」

私、更に焦って「そんな簡単にはいかないです。車で貰いにいかないといけないし。私、運転できないし」
すると別の先輩が「車は私が出します。」

私、なぜか集中砲火浴びてるみたいな……。😥
何がなんでも私に茶道具を貰わそうとしてるよな。

こんなコロナの状態で人の家に行こうとは思わないし、そもそも私が茶道具貰ったって見る目がないから価値も、多分用途も分からないし、本当に仕方ないと言い切るしかありませんでした。

先生にしても、何十年も茶道やっている先輩にしても、価値あるものかもしれない茶道具がみすみす無駄になるのが耐え難かったのかもしれません。
私も全く興味がなかったわけではないですが・・・・。

断捨離は確かに必要なのですが、それで価値あるものがゴミとして処分されているのも事実です。
茶道具はその代表格かもしれないです。


これはその日のお花。
通常、茶室のお花はシンプルです。
でも10月、中置きのお点前の頃は、あるだけのお花を沢山な感じで活けるのだそうです。
私が分かったのは、ヒオウギ・フジバカマ・ヤブラン・エノコログサ・ホトトギスでした。



10月の庭

2020年10月04日 | 庭の植物
10月に入って身辺も落ち着き、放置してあった庭の手入れを始めました。

放置していても花は咲いてくれます。
タマスダレです。




こちらはゼフィランサス。タマスダレの仲間で同じように雨が降った後、たくさん花を咲かせます。

七色ランタナです。あまりにも暑い時は花は無く、少し涼しくなって満開です。

イヌサフラン。

花ではないですが、実をつけたコムラサキシキブ。



コムラサキシキブ、間違えてムラサキシキブと覚えている人が多いです。
どうやら華道をやっている人が間違いを広めているみたい。

民家に植えられているのはコムラサキシキブが多いです。
というか、コムラサキシキブはムラサキシキブの園芸種です。
もう一つ、似ている樹でヤブムラサキというのもあります。
野山でたまに見かけます。

今年はシソがやたら生えて庭はシソだらけになりました。







穂紫蘇は食べられるみたいですが我が家では食べる人はいません。
ちょっともったいないかもです。

庭はひと頃よりは涼しくなって作業も楽になりました。
といっても汗ぐっしょりになっての作業です。
おまけに蚊の襲来には閉口します。
秋になり、子孫を残したいのか蚊取り線香を点けていても構わず寄ってきて、服の上からでも刺そうとします。
作業は毎日少しづつやっていくことにします。

                       


いまさらですが政治のことなど。
興味のない人はスルーしてください。

菅首相の学術会議への介入のこと。
菅首相、どうしようもない本性を現わし始めました。
当初、メディアが「苦労人だ」などと持ち上げていたのが不思議でなりませんでした。
彼が安倍政権でやってきたことを考えれば希望などカケラも持てないのです。
外国のメディアは冷静に見ていたようです。⇒ここ

政治家に変わることは期待できません。
変わりえるのは国民の方だと思いますが、この国民が超おめでたい。
印象操作にたけたメディアの煽りに面白いほど乗ります。

安倍政権を7割の人が評価していたといいますが、内3割が岩盤支持層としても、後の4割はおめでたい人達でしょう。
安倍首相が潰瘍性大腸炎を悪化させて、志半ばで退陣したことによる同情票だったようですが、総理大臣相手に公私の区別もつかないのでしょうか。
病気は私的には気の毒なことであるものの、国政の評価はそれとは全く関係ないです。

小学生相手でも、試験で病気の子供が30点しかとれなかったら、その子の学力は30点という判断です。
病気だからといって30点の子に70点はやれないのです。

メディアも酷かった。
持病である潰瘍性大腸炎の経験から「食べることと出すこと」という本を出版した頭木弘樹氏は、安倍首相退陣時、潰瘍性大腸炎がいかに悲惨な病気が語って欲しいという取材をあちこちから受けたそうですが、すべて断ったそうです。

潰瘍性大腸炎も一律に語れる病気ではなく、難病指定から外してほしいという患者がいるほど、何ともない患者もいるからだそうです。
実際、安倍元首相の場合も、末期を除いた今回の任期期間中の大半は寛解期で健常な人と変わらなかったのです。

この場合、酷いのは取材を申し込んだというあちこちのメディアで、何とかして安倍元首相の印象を良くしようとして難病を利用して世論操作しようとしたとしか思えません。
安倍政権を評価した人達は『そんなひどい病気で総理大臣を頑張っていたんだー、偉かったんだなぁー』って感じだったのでしょうか。
そんなふうに引っ掛かったとしたら、おめでたいとしか言いようがありません。

苦労人だとか難病だとか、ある意味、“陳腐な物語”に、なぜこうも引っ掛かる国民が多いのか。
なぜ事実だけで判断できないのか、嬉々として隷属したがる国民の存在が不思議です。

この調子で国民がおめでたいままなら菅政権も安泰でしょうね。



写真は今月一日、中秋の名月の日、お茶のお稽古で先生の床の間に掛けられていたお軸です。

「月上青山玉一団」と書いてあり、」「月は青山に上る玉一団」と読みます。
本来、この句の前に「風吹碧落浮雲尽」という句があり「風は碧落を吹いて浮雲尽き、月は青山に上る玉一団」と読むようです。

現代語に訳すると以下です。
風が青空を吹きわたり、浮雲は消え去る。
青い山の上に月が出た。たくさんの宝石を集めたような月が。

意味は禅語ですから「迷いは全て消え去り、真理は自ずから現れる」といったところらしいです。