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緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

一長一短、二転三転

2025年05月29日 | 日記
ブログの引っ越しですが、ここにきてまた悩んで、その結果です。

一旦アメブロに引っ越すことに決めたのですが、実際に使ってみると、他のブロガーさん達とコミュニケーションが取れないことに気づきました。
どういうことかというと、アメブロの場合、運営がブログで稼ぐことに主眼を置いていて、そうでない普通のブログの立ち位置が弱い。

たとえば、アメブロの他のブログを読みたくても、探せない。
gooのように、こんなブログがあるよとか、そういう紹介がない。少なくとも私には探せない。
そういうところで、ずっとブログを書いていても広がっていくものがなさそうです。

で、文字入力欄は狭いけれど(これは本当に狭い)、やはりはてなブログの方が良さそうでした。
一旦アメブロに引っ越すと告知しておきながら、誠に申し訳ありませんでした。m(__)m
アメブロおよびアメブロでフォローしていただいた方々も本当にすみません。
深くお詫び申し上げます。

というわけで引っ越し先ははてなブログです。
https://tiisiro.hatenablog.com/

ブログのことだけでなく、色々と悩み多い日々を送っています。
それはまた後日書かせていただきます。

                    


庭の池の睡蓮が咲きました。


花盛りのドクダミです。


デイリリーです。


アジサイも咲き始めました。


兄の汚部屋で寛ぐラッキー(左)とハッピー(右)


ハッピー、最近やっとカメラを怖がらなくなりました。










大連吟、成功のうちに終了

2025年05月24日 | 謡曲
大連吟、ようやく終わりました。
大成功で、大変な迫力だったと思います。

何年も大連吟でお稽古していると、稽古期間が毎年半年だけとはいえ、私も段々と声が出るようになりました。
たぶん、謡う私の声を側で聞く人は、その声の大きさにびっくりすると思う。

昔、20代で謡曲を習っていた頃は、自分の声の出なさに限界を感じていました。
実は私が謡曲を習い始めた理由の一つは、自分の声の小ささにありました。
勤め先の上司には「蚊が風呂で屁をこいているような声」とさえ言われました。
子供の頃も、先生からさんざんに「声が小さい」と言われ続けていたのです。

謡曲を習って、人並みの声は出せるようになりましたが、謡いの声としては男性の方々とは、そもそも比べ物にならなかったのです。
それでも、自慢するわけではないですが、先生からは音程の覚えは褒められていました。
なんでも、普通の人が10年かけてやっと覚えられる音程を、私は10分で覚えて謡うことができたらしいのです(人間というものは長所も短所もあるものです)。

それが今では近所中に響き渡るような声になりました。\(^o^)/
もう死んじゃってると思うけど、昔の上司に聞かせたい。

私でさえそんなだから、大連吟に何度も参加している人達はどんなもんか。
しかも先生曰く、「ピタッと合ってた」らしいです。
でも私は「それは違う」と思ってます。
というのも私の隣で謡っていたオードリー・タン風のお兄ちゃんは、地声は大きいのだけど癖のある謡い方で、まさに自己流で謡っていましたので。
今年は参加者が100名近くで、一人くらい自己流で謡ってもかき消されたのだと思います。

スマホで撮った控室からの写真です。

奥に見える建物は今回の催しが行われる四天王寺の五智光院で、右手に五智光院に向かう渡り廊下も見えてます。


毎年2階の控室から写す井戸です。覗いたことはむろんのこと、側に寄ったこともありません。(なんか怖い💦)


道頓堀今井のお弁当。お美味しゅうございました。

今年も終わってから打ち上げに参加。
今回は珍しく中華で、久しぶりにターンテーブルで中華のコース料理をいただきました。
ただ、今回は騒がしすぎてお隣の人の声もよく聞こえず、話は弾みませんでした。
ひたすら食べる打ち上げとなりました。

          


ブログの引っ越しですが、結局Amebaに引っ越すことになりました。
引っ越し先は、まだバタバタとして片付いておりませんが、以下でございます。
https://ameblo.jp/tiisiro/
今後ともよろしくお願いいたします。


ついにはてなブログに移行?

2025年05月14日 | 日記
引っ越しが完了しました。
はてなブログです。
一つだけ記事を書きました。

緑陰茶話

エッセイと写真で綴るシニアライフ

緑陰茶話


でもはてなブログにするかはまだ迷っています。
あまりにやりづらいからです。
gooが良すぎたのかも。

私の場合、目が不自由で、ある程度パソコンを拡大して使用しています。
はてなブログは記事を書く際、拡大すると書く欄が小さくなりすぎるのです。
狭~い場所に文章書くなんて、文章の全体が読めないわけですし、超書きづらいです。
それ以外にも使いづらいところが複数あって・・・。

慣れればよいのかもしれませんが、ちょっとやってみて、限界だと思ったらAmebaに行こうかなと考えてます。
その場合、過去記事のコメントは持っていけませんけど。

gooが時間に余裕を持たせてくれているので助かります。
本当にgooは良いブログでした。感謝です。
にしてもブログ移行はストレスです。

          


話は変わって、今日、固定電話に詐欺電話が掛かってきました。
健康保険局とか名乗っていました。
取ると、何度もお掛けしましたがこれが最終の電話です、みたいな言い方をしてオペレーターに繋ぐには1を押してくださいと言い、私は怪しいと思ってガチャ切りしました。

ところが数時間後、兄が同じ電話に出てしまったのです。(さっきのが最終じゃないんや)
兄は当然のごとく1を押し、相手と話し始めたのでした。
私は隣の部屋にいて、怪しい会話が聞こえてきて、それは怪しい電話だから切るように何度も言ったのですが、兄は当然切らなくて話し続けるわけです。

ついに私と変わり、「あなた誰? 一体何の用事?」とぞんざいに聞いたわけです。
相手が言うには、自分は厚生労働省の保険局調査課の吉田で、用事は兄の健康保険証が沖縄で使われた、内容は睡眠薬の購入で、その睡眠薬で規制された量を超えている、このままでは兄の健康保険証は使われなくなる、警察に健康保険証を勝手に使われた被害届を出してほしい、ただし沖縄の警察でないとだめである、ついては・・・・てな調子でした。

その間、私はキツ~イ口調で「グダグタ言わないではっきり言いなさいよ」とか「分かったから同じ話をすな」とか言いつつ、パソコンを開いて“健康保険局 詐欺”で検索を掛けたのです。
厚生労働省のHPを見るとやはり詐欺。
私は兄にそのページを見せて、兄は警察に電話を掛けて確認。
警察は特殊詐欺の入口ですから相手にしないでくださいとのこと。

実は電話で話しながらも何度か私は電話を切っているのですが直ぐに同じ人から電話が掛かってくるのです。
そして兄は不安なのか「本当やったらどうするんや。」とか言うのです。
最終、私が着信拒否を押して終わりました。

この詐欺、情報収集が目的らしくてお金の話はしないのです。
なんだかんだと言いつつ、こちらの情報を取ろうとしていたような。
この種の電話、最近とても多いのだそうです。
パターンは何種類かあるみたいですが、すべて詐欺のようです。
迷わず着信拒否すべき案件です。

高砂ツアーに行ってきました

2025年05月08日 | お出かけ
5月18日に大阪の四天王寺の五智光院で行われる大阪大連吟の前に、高砂神社と住吉大社で謡の奉納を行うことになりました。
メンバーは大阪と京都と神戸の大連吟の有志の人達で、バス2台で分乗です。

バスの中で配られたお菓子。

バスの中、膝にジャケットを乗せていたのですが、その上に置いて撮りました。

昔、学校や勤め先でのバスを仕立てての旅行の時、ビニール袋に入れたたくさんのお菓子が一人一人に配られましたね。
子供の頃は必ずその中に「都こんぶ」が入ってました。
今回はさすがに「都こんぶ」はなし。袋もお手玉大の小さいの。
でもお菓子の種類はたくさん。
なんか嬉しかった😊

能楽師の先生が、この日の為に夜なべして作られたそうです。
作ってるところを想像するとなんか可愛い

私は、この日は楽なパンツスタイルだったのですが、着物を着てこられた方、着物でも袴でこられた方もいました。
袴はともかく、普通の着物でバスツアーは私にはちょっとしんどいです。
でも皆さん、お綺麗に着てらした。さすが大連吟です。

大阪近辺の人は新大阪で集合してバスに乗り、そのままバスは神戸まで走り、そこで神戸近辺の人が乗り込みます。
京都の人は京都からバス1台仕立ててやってきました。
そしてバスは一路、兵庫県は高砂市にある高砂神社へと向かいました。

高砂神社に着くとすぐに本殿に入りました。
神主さんの祝詞の奏上、お祓いの後、大連吟の一行による謡の奉納。
その後は一行は境内を自由散策。

高砂神社といえばやはり松。

絵馬も松型なら括りつける台も松の木を型どったもの。

能楽「高砂」の舞台だけに能舞台も境内にはありました。

本殿です。


この後はお楽しみのお昼をいただきに近場の加古川プラザホテルへ皆で直行。
ホテル内のレストラン『東京田村』で懐石料理をいただきました。
前菜です。

どなたかが、「『東京田村』って、あの東京の『田村』の支店なの?」って聞いてました。
私は知らないのですが、東京の『田村』って、そんなに有名なお店なのでしょうか。

レストランの人が答えるには『東京田村』は、東京の『田村』正式名称は『つきぢ田村』で修業された人がやっている懐石料理の店だそうです。
『つきぢ田村』という名称はもちろん使えないので『東京田村』としたようです。
いずれにしても美味しかったです。

お料理の写真はあまり撮らず、これはデザートです。


この日はこれから大阪の住吉大社に行き、そこでも謡の奉納を行う予定だったのですが、ランチに時間がかかり、その上、住吉大社の方から遅いと受け付けられないという連絡があったとかで、住吉大社での謡の奉納はできなくなりました。

でも住吉大社までは行き、境内を散策しました。
住吉大社の太鼓橋です。


そこから大阪組、京都組、神戸組と、各々バスに乗り、乗車した場所での解散となりました。
住吉大社で謡の奉納ができなかったのは残念でしたが、初めて高砂神社にお参りできましたし、楽しい一日をすごせました。
18日の本番まで気合十分です。


万博でのイベントのお知らせ

2025年05月03日 | イベント
前々から記事で書いていた万博で能楽の「高砂」を皆で謡うという計画ですが、やっと具体的な話が出てきました。
それがちょっと最初の話とは違うのです。

詳しく書くと、私は毎年5月に大阪の四天王寺で催される『大阪能楽大連吟』という催しに参加しています。
大連吟というのは、年末にクラシックの第九をたくさんの人が集まって歌うように、能楽でそれをやる催しです。
それは今年も5月18日に四天王寺で開催されます。

それとは別に、今年は大阪で万博が開催されるので、大阪だけではなく京都や滋賀、神戸の大連吟の人達ともども、万博で大連吟をぶち上げようではないかという話があったのです。
この企画、思いもよらない方向で話がまとまったようです。

結果から書くと以下のように決まりました。

催しの詳細

名称:令和今昔四季物語絵巻
会場:万博EXPOホール“シャインハット” 
内容:四季折々の祭事や伝統芸能を絵巻物を観るように360度の映像と共に繰り広げます
 1.元旦 能「翁」奉納 °金剛永謹 °大倉源次郎
 2.歌会始 披講「御歌」近衛忠大
 3.節分 住吉大社小笠原流「追儺歩射式」小笠原清基
 4.花見/種蒔 狂言「三番叟・鈴の段」°茂山七五三
 5.盂蘭盆会 薬師寺
 6.中秋の名月 住吉大社「観月祭」小野真龍
 7.新嘗祭 八坂神社「倭人奉納」°井上八千代
 8.年納め 大連吟「高砂」仕舞「四海波~千秋楽」°大槻文蔵 °大倉源次郎
 9.法螺貝~雅楽「巫女舞」奉納
※°人間国宝

主催:伝統文化未来共創Project
日本伝統文化を全国そして世界に発信し、未来へと継承するために分野を超えて繋がりました

開催日時
 6月3日  1回目 13:30~15:00  2回目 16:00~17:30
 6月4日  1回目 11:00~12:30   2回目 14:00

詳しくは以下参照
令和今昔四季物語絵巻

令和今昔四季物語絵巻

伝統を未来へ。日本の四季と神事が織りなす今昔絵巻

伝統文化未来共創Project~次世代と世界の架け橋~

 


大連吟は、8の「年納め 大連吟「高砂」仕舞「四海波~千秋楽」°大槻文蔵 °大倉源次郎」というところの「大連吟「高砂」」です。

大連吟といっても、これはもう当初思い描いていたものとは全然違うと思います。
聞けば、参加者は観客席に座って、そこで、たぶん待謡の「高砂」だけ謡うことになるみたいです。(通常、結婚式などで謡われることの多い「高砂や~」というのは、「高砂」というお能の中の待謡と呼ばれる部分なのです。)

まだ確定ではないみたいなので実際にはどうなるか分かりません。
先生は、もう自分達の手から完全に離れているから何も分からないみたいなことを言ってました。
滅多なことは書けないのですが、万博で大連吟をぶち上げたかった先生は、今回の企画で随分ご苦労された様子でしたが、こういう結果は心中複雑なものがあるのではないかと思います。

ただ、万博側の思惑だけでなく、出演者を見れば分かりますが、人間国宝だけでも5名、そうでない方々も様々な芸能・流派の宗家や家元といった人達です。
これほどの出演者が一堂に会することなど、かつてなかったでしょうし、これからもないでしょう。
文字通りの空前絶後なんです。
当初の思いは別にして、納得し、ありがたく受け入れるしかないと思います。

というわけで6月3日4日、1日2回公演で、私が参加を申し込んだのは6月4日の14時からの公演です。
大連吟の先生からは、いったん申し込んでの不参加は席に穴が空くのでできない。また必ず着物を着てくるように言われています。(もちろん普通の観客はそのかぎりではないです)

私も客席からの参加となりますので、どのような演出がされるのか、人間国宝の方々の至芸ともども楽しみにして観てみたいと思います。

付け加えると、これほどの出演者の舞台は今後観ることは難しいので、万博の入場チケット代だけで観られるのは大変お得です。
観たいと思われる方は予約が必要ですので先の「令和今昔四季物語絵巻」をクリックして、スクロールすると一般招待お申込フォームがありますので、そこから予約可能です。(万博自体の入場チケットは別に用意が必要)
お早いめにお申込みください。