タイトルを読んで「どういう意味?」と思われる人もいるかもしれません。
そもそも男子に新体操なんてあるのかと思う人もいるかも。
以前にも何度か詳しく書きましたが、男子新体操は日本が発祥の、ほぼ日本固有のスポーツです。
国外では、ロシアが日本式の男子新体操を少しやっている程度。
対して女子の新体操はヨーロッパが発祥のオリンピックでも競われている世界的なスポーツです。
この二者はルールその他の内容もまるで異なるものです。
同じ新体操と名付けられたのは日本における歴史上、組織運営上の理由からです。
詳しく知りたい人はこちらの記事の中ほどに書いてありますので読んでください。⇒ここ
タイトルの「男子新体操の女子選手」というのは、だから言葉通り、男子新体操をやっている女子選手という意味。
毎年岐阜で開かれる新体操のクラブ選手権ですが、この選手権では様々なカテゴリーがあり、見ごたえがあります。
今年は私も見に行く予定でJRの切符の予約までしたのにコロナに罹り、行けませんでした。
色々なカテゴリーの中でミックスというのがあるのですが、そこで男子新体操の演技に女子選手が参加することが今までもありました。
そして今年は全員女子のチームが初めて登場するという、ある意味記念すべき年となりました。
実は男子新体操をやりたいという女子は昔からいたそうです。
ただ公的に認められていなかった。女子は女子の新体操をやってくださいということだったらしいです。
今現在、あちこちで女子の選手が出てきたのは、学校ではない民間の体操クラブでは断る理由がないからかもしれません。(クラブにとっては顧客になる?)
スポーツにおけるジェンダーフリーをあれこれ言上げするのであれば、当然学校等のクラブ活動でも女子の参加を認めなければなりません。
しかしそうなると男子新体操という名称そのものも変えなくてはなりません。
そして名称変更は国外においても歓迎されると思います。
というのも、YouTubeをはじめとするSNSで男子新体操を見た外国人の中には、日本の男子新体操が、新体操ではないのに新体操と名乗っているとして、時に非難の声があるからです。
翻訳時に女子の新体操と同じ男子の新体操(メンズ リズミック ジムナスティクス)と訳されてしまうからです。
これはよく分かります。
そんなことは実際にはないのですが、もしどこかの国が、柔道ではない武術を柔道と名乗っていれば、日本人としては『やめてほしい』と思うでしょう。それと同じです。
日本体操協会は、その問題を何年も放置していますが、早く是正した方が良いです。
そして女子の正式参加は名称変更の良い機会でもあるのです。
ここで書いたような事柄はメディアで報じられることのないことです。
男子新体操自体が、鹿児島実業高校のお笑いに特化した演技以外メディアでは見られないのです。
メディアが一面的な取り上げ方しかしないことは今更なことです。
でも、男子新体操は魅力あるスポーツです。
そうでなければ小さな女の子が男子新体操をやりたいとも思わないでしょう。
事実として、男子新体操は性別も年齢も身長差も、関係なく包み込める、いわゆるインクルーシブなスポーツです。
(この記事内で挙げたレックススポーツクラブの女子チームの身長差を見てください。)
男子新体操は超マイナーなスポーツですが、今、男子新体操に取り組んでいる少女達が、この先も奇異の目で見られることなくこのスポーツを続けられるよう、私としては応援し続けたいと思います。
そもそも男子に新体操なんてあるのかと思う人もいるかも。
以前にも何度か詳しく書きましたが、男子新体操は日本が発祥の、ほぼ日本固有のスポーツです。
国外では、ロシアが日本式の男子新体操を少しやっている程度。
対して女子の新体操はヨーロッパが発祥のオリンピックでも競われている世界的なスポーツです。
この二者はルールその他の内容もまるで異なるものです。
同じ新体操と名付けられたのは日本における歴史上、組織運営上の理由からです。
詳しく知りたい人はこちらの記事の中ほどに書いてありますので読んでください。⇒ここ
タイトルの「男子新体操の女子選手」というのは、だから言葉通り、男子新体操をやっている女子選手という意味。
毎年岐阜で開かれる新体操のクラブ選手権ですが、この選手権では様々なカテゴリーがあり、見ごたえがあります。
今年は私も見に行く予定でJRの切符の予約までしたのにコロナに罹り、行けませんでした。
色々なカテゴリーの中でミックスというのがあるのですが、そこで男子新体操の演技に女子選手が参加することが今までもありました。
そして今年は全員女子のチームが初めて登場するという、ある意味記念すべき年となりました。
実は男子新体操をやりたいという女子は昔からいたそうです。
ただ公的に認められていなかった。女子は女子の新体操をやってくださいということだったらしいです。
今現在、あちこちで女子の選手が出てきたのは、学校ではない民間の体操クラブでは断る理由がないからかもしれません。(クラブにとっては顧客になる?)
スポーツにおけるジェンダーフリーをあれこれ言上げするのであれば、当然学校等のクラブ活動でも女子の参加を認めなければなりません。
しかしそうなると男子新体操という名称そのものも変えなくてはなりません。
そして名称変更は国外においても歓迎されると思います。
というのも、YouTubeをはじめとするSNSで男子新体操を見た外国人の中には、日本の男子新体操が、新体操ではないのに新体操と名乗っているとして、時に非難の声があるからです。
翻訳時に女子の新体操と同じ男子の新体操(メンズ リズミック ジムナスティクス)と訳されてしまうからです。
これはよく分かります。
そんなことは実際にはないのですが、もしどこかの国が、柔道ではない武術を柔道と名乗っていれば、日本人としては『やめてほしい』と思うでしょう。それと同じです。
日本体操協会は、その問題を何年も放置していますが、早く是正した方が良いです。
そして女子の正式参加は名称変更の良い機会でもあるのです。
ここで書いたような事柄はメディアで報じられることのないことです。
男子新体操自体が、鹿児島実業高校のお笑いに特化した演技以外メディアでは見られないのです。
メディアが一面的な取り上げ方しかしないことは今更なことです。
でも、男子新体操は魅力あるスポーツです。
そうでなければ小さな女の子が男子新体操をやりたいとも思わないでしょう。
事実として、男子新体操は性別も年齢も身長差も、関係なく包み込める、いわゆるインクルーシブなスポーツです。
(この記事内で挙げたレックススポーツクラブの女子チームの身長差を見てください。)
男子新体操は超マイナーなスポーツですが、今、男子新体操に取り組んでいる少女達が、この先も奇異の目で見られることなくこのスポーツを続けられるよう、私としては応援し続けたいと思います。