緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

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みーちゃん、頑張りました。

2019年08月06日 | 
8月5日早朝、我が家の愛猫みーちゃんが亡くなりました。
悪性腫瘍でした。
先月16日より水以外、口にしなくなり、亡くなる数日前からは水も飲まなくなりました。

猫は水だけで1カ月生きると聞いてはいましたが、悪性腫瘍もあり、もう少し早く逝ってしまうのかなと思っていましたが、みーちゃん頑張りました。

亡くなる前日の夜、呼吸が荒くなり『今夜が山かも』と思い、私はいつもは自分の部屋で寝るのですが、みーちゃんが寝ている床の間のある座敷に、自分の枕とタオルケットを持ち込んで、畳の上で寝ました。

真夜中の2時半くらいまで、時折起きては体をさすってやったりしていましたが、いつの間にか私も寝ており、4時頃、みーちゃんに蹴られて起きました。
みーちゃん、ほとんど動けない状態でしたが、私のすぐ傍まで這う様に来て、私を起したのでした。

口を開けて、苦しそうでしたのでシリンジで口に水を含ませました。
それが結局、末期の水になりました。

5時過ぎ、明るくなってきましたので、庭の水遣りに行き、急いで戻ると亡くなっていました。
まだ温かかったです。

亡くなるまでのみーちゃんの頑張り、凄かったです。
思い出すと辛いので書きません。

医師が勧めた手術を受けさせなかったのが間違っていたのか、正しかったのか、今では分かりません。
ただみーちゃん、最後まで好きなようにお家で暮らすことはできました。
私もできるだけみーちゃんの傍にいるよう努力しました。

寂しがり屋で甘えん坊のみーちゃんの為に、私は通っていた健康講座も茶道もお休みし、友達との約束もキャンセルしました。
亡くなる2日前まで、みーちゃんは私をヨタヨタと追いかけ、私がお風呂に入っていると足ふきマットの上で出てくるのを待っていました。

だから私は今も出掛けると『早く帰らなくちゃ』と思ってしまいます。
朝起きるとみーちゃんを探してしまいます。
もうみーちゃんはいないのに。
お家にも、心にも、ポッカリと大きな穴が開いてしまいました。

みーちゃん、今までありがとう。そしてさようなら。
ブログで今までみーちゃんのことを気にかけて下さった方々にも、お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。