Ring☆Rang☆Rung!

ばかわいらしいもの・お人形・手作りetc.…そこはかとなく綴っています…

チャンプ

2009-03-17 15:43:29 | 映画

Photo_8 『 チャンプ 』

 1979年製作

 フランコ・ゼフィレッリ監督

 

 

 

 

 

 

 

 ボクシングの世界チャンピオンだった ビリーは、9歳の息子のT.Jと二人暮し…。 

 お酒とギャンブルに明け暮れる生活を送っています。

 それでも T.Jは、父を誇りに思い、「 チャンプ 」 と呼んで慕っています。

 赤ん坊のT.Jを残して去った妻アニーが、今は再婚して デザイナーとして成功していることを知ったビリーは、T.Jのために もう一度世界チャンピオンを目指します。

 そして、いよいよタイトルマッチが行なわれるのです…。

 …もうね、『 チャンプ 』 は、涙なしでは観られません…。

 ビリー役のジョン・ヴォイトさん、アニー役のフェイ・ダナウェイさんの演技力の高さはもちろんですけれども、何より T.J役のリッキー・シュローダー君が…とっても素晴らしいのです。

 本当に本当に名作映画です。

  

Photo_2 いつ観ても

 号泣…。

 

 

 

 

 

 夫は 『 チャンプ 』 が大好きです。

 お家にある 『 チャンプ 』 関連の物は、全て夫の物…。

 

Photo_3

 DVD

Photo_4 VIDEO

Photo_5 映画パンフレット

 

 

 

 

 

 

 そして最近、買ったのが…?

 

Photo_6 サウンドトラック

 LP

 

 

 

 

 

 レコード店のネットショッピングで購入しました。

 お家には、レコードプレイヤーがないのに…。

 購入後、お店の方にCDへの録音をお願いしてみると、快く引き受けて頂けました。

 夫は、以前 このLPを持っていたそうですけれども、引越しなどで何処かへ行方不明になってしまって、ずっと聴きたかったのだとか…。

 久々に聴けて、とっても喜んでいました。

 夫が一番聴きたかった曲は、クリス・トンプソンさんの 『 幸せのかけら (IF YOU REMEMBER ME )』 …。

 実はこの曲は、映画には使われていなくて、映画にインスパイアされて作られた曲なのですって。

  確か映画のCMで流れてたんだぁ。すごく憶えてるんだ…。

 嬉しそうです…良かったですね。

   ※ こちらで、試聴出来ます。

     ⇒ 『 IF YOU REMEMBER ME 』 ( 2曲目 )

 この記事を書くために、改めて夫に訊いてみました。

  『 チャンプ 』 は、映画館で観たの?

  そうだよ♪

  映画館で泣かなかった?

  もちろん、泣いたに決まってるさ!

  ………。

 そうでしょうねぇ…。

 映画が終わって館内が明るくなったら、恥ずかしかったかしら…?

 私が 『 チャンプ 』 を初めて観たのは、高校生の時…。

 2時間続きの世界史の授業で、K先生が 「 皆、視聴覚教室へ移動しなさい。」 と言い出し、突然 観せられたのです…。

 しかも、テレビのロードショーをビデオ録画した物らしく、吹き替え版…。

 「 ??? 」 となりながらも、皆 授業がないことに大喜びで 観ていました。

 そして、いよいよクライマックスを迎えたところで…

 ♪キ~ンコ~ン、カンコ~ン♪

 試合終了のゴングとリンクするかの様に、授業の終了を告げる鐘が…。

 次の授業がありますから、これ以上観られません。

 「 えっと…後は機会があったら、自分で観て下さい…。」

 皆の大ブーイングを受けながら、K先生はビデオを止めたのでした。

 K先生は翌年、やはり録画した 『 ザ・デイ・アフター 』 の鑑賞会を試みたのですけれども、再び途中で♪キ~ンコ~ン、カンコ~ン♪

 K先生…段取りが悪すぎます。

 お蔭で、私は夫のビデオを観るまで 『 チャンプ 』 の最後を知りませんでした。

 最後が一番泣けるのに…。

 だって、最後はね…。

 

Photo_10 「 チャンプ…。」

Photo_9 「 起きてよ…。」

Photo_12

 「 チャンプ、起きて!」

Photo_11 「 家へ帰ろうよぉ!」

 

 

 

 

 

 

 ……………。

 このシーンを再現するため、DVDでこの場面のみを観ただけなのに、号泣してしまいました…。 

 『 チャンプ 』 を観てらっしゃらない皆様、是非 ハンカチを握りしめて ご覧下さいませ。