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老子「第七十五章」道徳経

2013-02-23 22:05:54 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
民之飢、以其上食税之多、是以飢。「 民の飢(う)うるは、その上(かみ)の税を食(は)むことの多きを以(も)って、ここを以って飢う。
民衆が飢えに苦しむのは、お上が税を取り立て過ぎるからで、それゆえに飢えるのだ。
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・老子「第七十六章「道徳経と伊勢白山道」徳経 
第七十五章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
民之飢、以其上食税之多、是以飢。「 民の飢(う)うるは、その上(かみ)の税を食(は)むことの多きを以(も)って、ここを以って飢う。
民之難治、以其上之有爲、是以難治。「民の治め難きは、その上の為すこと有るを以って、ここを以って治め難し。

民之輕死、以其求生之厚、是以輕死。「民の死を軽んずるは、その生を求むることの厚きを以って、ここを以って死を軽んず。
夫唯無以生爲者、是賢於貴生。「それ唯(た)だ生を以って為すこと無き者は、これ生を貴ぶより賢(まさ)る。

現代語訳
民衆が飢えに苦しむのは、お上が税を取り立て過ぎるからで、それゆえに飢えるのだ。
民衆が逆らいがちになるのは、お上があれこれと余計な事をするからで、それゆえに逆らうのだ。

民衆が命を軽んじるのは、人々が自分の命に執着するからで、それゆえに命を軽んじる様になるのだ。
そもそも人生についてあれこれ考えずにありのままに生きる者こそ、無駄に知恵を働かせて人生を尊ぶ者より勝っている。 


*自然な流れで生きること 2012-12-26 伊勢ー白山 道
 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121226
老子の言葉 第七十五章
(独自の超訳)
民衆が飢えるのは、そこの支配者が税金を多く取り過ぎるからです。これこそが飢える原因です。
民衆が平和に治まらないのは、そこの支配者が間違った政策をするからです。これこそが平和に治まらない理由です。
民衆が人の死を軽んじるのは、そこの支配者が自分たちが生き残ることばかりを重視するためです。このために民衆は他人の死を軽視します。

つまり、生きることに執着せずに自然に生きる者の方が、生きることに執着する者よりもより良く生きることが出来ます。

原文
「民之飢、以其上食税之多、是以飢。民之難治、以其上之有爲、是以難治。
民之輕死、以其求生之厚、是以輕死。
夫唯無以生爲者、是賢於貴生。」

(感想)
生きることに執着せずに自然に生きる者の方が、生きることに執着する者よりもより良く生きることが出来ます
これは色んな物事にも言える真理だと感じます。
御金に執着する人間ほど御金は逆に逃げるが、謙虚に生きる人間ほど逆に御金は貯まる
結婚することに執着する人間ほど結婚は離れ、自分なりにあきらめて自然に楽しんで生活しているほど逆に恋人ができる
子供が欲しいと執着している間は妊娠せず、あきらめて自然な生活を楽しんでいる時に逆に妊娠する

このようなパターンの流れを人間に感じます。
どうして思いとは逆に成るのでしょうか?
人間の執着(重い思い)とは、自分の良さを逆に消す、自分が持つ可能性を抑える、と感じます。
脳科学的にも、たった1割の執着心が、他の9割の無意識の力を制限する、誘導するのではないかと思います。
運動力学的には、体に余計な力が入った状態ほど、良い結果が出ない事実もあります。
達人に成るほど、余計な力みをいかに無くすかを知る人です。
筋肉の緊張と収縮ということを考えましても、事前に力むほどに能力が発揮されません。
これと同じ原理が、思考や心にも起こると私は感じます。

しかし、ガチガチに執着していた自分の願いが叶った人もいるでしょう。
でも、それは自分が努力したからです。ただ、執着した上で叶った物事は、その後の結果が良くないことが多いのです。真逆(魔逆)に成ることがあります。
やはり執着しますと、自分の冷静さを欠いていることがあるので注意が必要です。
それに、もし自分が執着していなければ、もっと早く願いが叶っていたかも知れません。

このようなコノ世の流れの仕組みを考えますと、

(1) 考えないこと。
(2) 明るく、あきらめること。
(3) 自然な流れに任せること。

このような心境を自分なりに心掛けること、知識として知っていること、の方が人間には最善だと感じます。

ただ、自分の生活の中で「考えないこと」とは、非常に難しいものです。大げさに言えば、無の境地です。
要は、目の前のするべき仕事に無心で淡々と当たることなのです。
この状態が、自分の願いを一々と思わないでも(脳の記憶に既に在るからです)、自分の無意識が自分自身にとっての最善へと誘導するのです
これは、ナントナク(カンナガラ)に進むという状態です。
老子は、このような状態を「道に生きる」「道に従う」と表現しています。

自分の生活の中で、上記の3つを意識して見てください。
以前よりも気楽に生活が出来る自分に気付けることでしょう。
そして、その生活の中で自分なりに感謝の気持ちを置いて行ければ、それは最高の人生なのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます


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