添付のお写真はイエス様が処刑される最後の夜を過ごした場所に建てられた万国民教会です。
とても大きな教会ですので、教会の上の部分しかカメラに収めることが出来ませんでした。
恩師「長尾弘」先生を始めとして多くの学びの友の方達と「イエス様の御足を慕って」の
旅で訪問(96年)したオリーブ山ゲッセマネに建立されている教会です。
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
12、二種の観察
「修行僧たちよ。
『また他の方法によっても二種のことがらを正しく
観察することができるのか?』と、もしもだれかに問われたならば、
『できる』と答えなければならない。
どうしてであるか?『およそ苦しみが生ずるのは、
すべて執着に縁(よ)って起こるのである』というのが、
一つの観察〔法〕である。
『しかしながら諸々の執着が残りなく離れ消滅するならば、
苦しみの生ずることがない』
というのが第二の観察〔法〕である。
このように二種〔の観察法〕を正しく観察して、
怠らず、つとめ励んで、専心している
修行僧にとっては、二つの果報のうちのいずれか一つの
果報が期待され得る。
―――すなわち現世のおける〈さとり〉か、
あるいは煩悩の残りがあるならば、
この迷いの生存に戻らないことである。」―――
師(ブッダ)はこのように告げられた。
そうして、幸せな師はさらにまた次のように説かれた。
742、執着に縁って生存が起こる。
生存せる者は苦しみを受ける。
生まれた者は死ぬ。
これが苦しみの起こる原因である。
743、それ故に諸々の賢者は、
執着が消滅するが故に、正しく知って、
生まれの消滅したことを熟知して、
再び迷いの生存に戻ることがない。