添付のお写真は恩師「長尾弘」先生がイギリス・ロンドンで癒しをされている会場での
スナップ写真ですが、十一年間車椅子生活をされていた方が恩師の癒しによって
普通に歩けるようになられ翌日癒しの会場に自転車に乗ってこられ皆さんにその喜びの
感謝と感想を述べられているところです。
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
12、二種の観察
「修行僧たちよ。
『また他の方法によっても二種のことがらを正しく
観察することができるのか?』と、もしもだれかに問われたならば、
『できる』と答えなければならない。
どうしてであるか?『およそ苦しみが生ずるのは、
すべて妄執(愛執)に縁(よ)って起こるのである』というのが、
一つの観察〔法〕である。
『しかしながら妄執が残りなく離れ消滅するならば、
苦しみの生ずることがない』というのが第二の観察〔法〕である。
このように二種〔の観察法〕を正しく観察して、
怠らず、つとめ励んで、専心している
修行僧にとっては、二つの果報のうちのいずれか
一つの果報が期待され得る。
―――すなわち現世のおける〈さとり〉か、
あるいは煩悩の残りがあるならば、
この迷いの生存に戻らないことである。」―――
師(ブッダ)はこのように告げられた。
そうして、幸せな師はさらにまた次のように説かれた。
740、妄執を友としている人は、
この状態からかの状態へと永い間流転して、
輪廻を超えることができない。
741、妄執は苦しみの起こる原因である。
とこの禍いを知って、妄執を離れて、
執着することなく、よく気をつけて、
修行僧は遍歴すべきである。