浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2020-04-19 00:23:47 | 明来闇去

添付のお写真は先に投稿しました聖墳墓教会内にイエス様が磔刑に掛かられた十字架の
レプリカに向かって右側に安置されている聖母マリア様の銅像です。
恩師「長尾弘」先生がこの聖母マリア様に光を送られ心の中で対話をされた時、
この聖母マリア様がまるで生きている人間のように涙を流されました。


~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
    
               第三 大なる章 

              12、二種の観察


「修行僧たちよ。『また他の方法によっても二種のことがらを
正しく観察することができるのか?』と、もしも誰かに問われた
ならば、『できる』と答えなければならない。
どうしてであるか?
『およそ苦しみが生ずるのは、すべて動揺に縁って起こるものである』
というのが、一つの観察〔法〕である。

『しかしながら諸々の動揺が残りなく離れ消滅するならば、
もはや苦しみの生ずることはない』というのが第二の観察〔法〕である。
このように二種の〔観察法〕を正しく観察して、怠らず、
つとめ励んで、専心している修行僧にとっては、二つの果報のうちの
いずれか一つの果報が期待され得る。

―――すなわち現世における〈さとり〉か、あるいは煩悩の残りが
あるならば、この迷いの生存に戻らないことである。」―――
師(ブッダ)はこのように告げられた。
そうして、幸せな師はさらに次のように説かれた。