浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2019-08-31 00:29:35 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~


          第一 蛇の章            

         九、雪山に住む者

165、  (雪山に住む者という神霊がいった)、
        「かの聖者は羚羊(かもしか)のような脛(すね)があり、
        痩せ細って、聡明であり、小食で、貪ることなく、
        森の中で静かに瞑想している。
        来たれ、われらはゴータマ(ブッダ)に見(まみ)えよう。

166、  諸々の欲望をかえりみることなく、
      あたかも獅子のように象のように
        独り行くかれに近づいて、われらは尋ねよう、
        ―――死の縛(いまし)めから解き放たれる道を。」

167、  (その二人の神霊がいった)、
        「説き示す人、説き明かす人、
       あらゆることがらの究極をきわめ、
        怨みと怖れを超えた目覚めた人、ゴータマに、
          われは問おう。」