~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
八、慈しみ
146、 いかなる生物生類であっても、
怯えているものでも強剛なものでも、
悉く、長いものでも、大きなものでも、
中くらいのものでも、短いものでも、
微細なものでも、粗大なものでも、
147、 目に見えるものでも、見えないものでも、
遠くに住むものでも、近くに住むものでも。
すでに生まれたものでも、
これから生まれようと欲するものでも、
一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。
148、 何びとも他人を欺いてはならない。
たといどこにあっても他人を軽んじてはならない。
悩まそうとして怒りの想いをいだいて互いに他人に
苦痛を与えることを望んではならない。