グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

あら不思議

2009-05-10 20:31:24 | Weblog
なんと心臓の苦しさものどの圧迫感も消えてしまった。
やはり心因性だったのね…。
何と言うか、気が抜けた。
相変わらず、朝は起きられないのだが、こちらの方は睡眠時間を調節すると楽に起きれることが分かってきた。
少しずつ試していこう。

夫が何かにつけて「グ~ミちゃんは、太ってるぅ♪」と歌うので、文句を言ったら、「グ~ミちゃんは、痩せられる♪」という歌を歌いだした。
「絶対絶対、痩せられる♪」という内容を聞いていたら、なんだかやれる気がした。
ダイエット、再開しますか!
プールでもベリーダンスでも、何か運動系の習い事でもやってみようかな。
私の中に、「お金をかける前に、ウォーキングやコアリズムをやらなければ」という考えがあったのだけど、(自分で考えている)順番なんて気にするなという指摘が夫からもカウンセラーからもあったので、現在自分の中の固定概念をニュートラルにしているところ。

そういえば、カウンセラーから「習い事やボランティア、働くことなど、現在のグミの実さんからは、そう遠くないところにあると思います」と言われた。
うおー、頑張ります!
でもね、正直まだ怖いのよ。
最後に働いてたの、もう5年前だし。
習い事(ピラティス)は、気分が低い状態から始めたから、また下がるのが怖くて、友達出来なかったし。

あー、主治医の「半分近くの人は全く普通の生活が出来ます」を信じるか。
でも、私が残り半分じゃないとも言い切れないし、うじうじ。
信じてしまったら、後で激しく後悔しそうで、かといって、希望のない人生なんて送りたくなくて。
立ち位置が定まらないって、落ち着かない。
フラフラとさ迷っているんだなぁ。

自信がないからかな、使命感がないからかな。
生きがいって何だっけ?
私は何か一生懸命になっている?
人に胸を張れることってある?

あ、↑って、私の価値観なのかもしれない。
よく考えたら、↑って無くても生きていけるし。
そうか、自信と使命感があって、生きがいを感じながら、何かに一生懸命になることで、やっと人様と対等になれると思っているんだな。
まー、疲れる精神だこと。
この病気になって、人と比べるのはよそうと思っていたのに、根本は比較していい状態を望んでいたんだな。
こちらも、一旦ニュートラルにしてみよう。
ありゃりゃ、何かと疲れそうだな。
少し状態が良くなっても、余裕なんて出来ないもんだな。

陽性だけど経過観察

2009-05-08 14:34:33 | Weblog
心配で一日のほとんどを甲状腺の病気について調べるほどだったので、通院してきた。
結果、「症状のない橋本病」で経過観察。
薬の処方はなし。

えー!じゃあ、当て嵌まった症状は何だったの?
全て気のせいだったのだろうか?
心臓が苦しいのは特に心配で「死ぬんじゃないか?」って恐怖が少なからずあったのだが、たぶん精神的な症状だって。
やれやれ、私の心配性のせいか。

おもむろに「お父さんは心配性」という漫画を読み出した。
小学生の頃、「りぼん」で読んでいたのだけど、大人になって3巻だけ買った。
過激なギャグ漫画で勢いがあって面白い。
私の心配も笑って吹き飛ばせるといいな。

夫は、家事をしないくせに、インターネットは出来ることが不満らしい。
夫:「理解出来ないんだけど、俺はどう考えればいいの?」
私:「不満でも『無理しないでね』って言ってくれればいい。」

さーて、これから何をしようかな?

葛藤

2009-05-07 20:22:49 | Weblog
最近、やろうと思えばやれるんだろうけど、
やったら結果しんどいと思うのでやめるという傾向にある。
でも、この「やめる」までがきつい。

まずは、義務感なのかな、価値観?使命感?に対する抵抗。
やるのが当然のこと、当たり前の行動だと思うのだけど、
負担に感じる。

次に、自己否定。
なんでこんなことも出来ないんだ、と責める。
出来ないのは人間として不適切と思い込む。

その次が、正当化。
実際苦しいから出来なくてもいい。
やったらもっと辛くなるから、やらなくていい。

で、妥協案。
全部やめるのではなくて、本当に必要なことだけする。
優先順位を決めてやる。

はあ、これは夫の作ってくれた「認知の記録表」に似ている。
最近、夫は「バイポーラー・ワークブック」を読み出した。
そこに書かれていたことを参考に作ってくれたのだ。

1.出来事
実際に起こったことは何ですか?

2.感情・反応
その時、あなたはどのようなことを考えましたか?

3.対処・対応
実際にどのような言動・行動をしましたか?

4.影響・代償
その時の自分に対する影響は何ですか?また他人に対する影響は何ですか?

5.目標
今後、あなたはどのようになりたいですか?

あれ、書き出してみたら、違ったなぁ。
まあ、これを昨日から記入しているわけだが・・・、
書くのはいいのだけど、夫のフォローアップがうざい!
しつこく「それはどう思ったの?」「どんな感情だった?」「つまり?」って
根掘り葉掘り聞くなー!!むー、メンドクサイ!
一方、夫は「病的なことをじゃんじゃん書いて~」と乗り気。
協力的なのは助かるが、興奮して声が大きくなるから、なんか責められてる感じ。
夫は元来教師になりたかったらしく、人に教えるのが好きだとか。
私、生徒じゃないんですけど。

あ、そうそう。
家事現金制の先月の結果、21900円でした!
おっと、目標の5万の半分も満たしてない。
つまり半分も家事が出来ていなかった。
やはり、毎日の食事作りが出来なかったのが痛い。
軽躁になって(主治医は軽躁だったかも怪しいと言っているが)、
過剰に安静にしていたのもいけなかったのかな。
まあ、家事は体調の二の次でいいや。
貰った現金は貯金しよ~(←夢がないな・・・)。

信州土産

2009-05-06 15:20:31 | Weblog
信州といったら、虫でしょう。
と言ったら、夫に引かれた。
『蜂の子』は「信州の美覚」らしい。
お味は醤油で甘辛く味つけしてあるが、独特。
後味がなんとも懐かしいのだが、何だったっけ?
でも、パクパク食べたい感じじゃなかった。
小さい瓶で1400円もしたのに。

お次は、『野沢菜茶漬け』。
この味が大好きで、箱買いしたことさえある。
おにぎりやチャーハン、ご飯のお供に好評である。
やっぱりおいしー♪
大瓶で買ってよかった。

最後が『味噌プリン』。
門前のみそソフトクリームと同じ店だったので間違いないと思って買った(夫にしつこく交渉した)。
んー、濃いわ~。
でも300円はちと高い。

他にも一味味の『キットカット』や七味そば味の『ベビースター』、ご当地ビールの『よなよなエール』を買った。

あ、ホテルで『雪村そば』も注文したんだった。
戸隠はそば処で有名なんだけど、山道が車だと酔うので通販はいいかもしれない。
実家にも送った。
父は胃がんをやってから初のそばだったらしい。
美味しかったそうなのでよかった。
夫の実家にも送ったのだけど、感想なんてなくて、GWは帰って来るのか、帰らないなら銀座で寿司でもどうかなんて話ばかり。
夫が対応したのだけど、断ってくれてよかった。
銀座で寿司なんて食べたことないけど、釣られないよー。
正直、しばらく会いたくない。

猫は、予防摂取が済んだそうだ。
よかった、去年は私の状態が悪くてしていなかったんだもの。
母は爪切りにも格闘していて「コツとかないの?」と聞いていた。
ああ、実家にも帰らなきゃ。

夫は今度実家に帰ったら、猫を連れ戻す計画らしいのだが、私がK市復帰を軽躁のため見切り発車したのでどうかなと思う。
猫と一緒に居たいが、それには責任もセットで着いてくるわけで。
いましばらく、心の準備をしたい。
でも、猫と一緒に生活したら嬉しいだろうな。
前向きに生活改善しよう。
まずは、「朝起きる」だ。
なんかこれ、長いこと達成できてない目標だな。
いい方法ないかしら?

バッドシーズン

2009-05-05 16:59:45 | Weblog
2009年5月1日、朝6時に起床して志賀高原へ向かった。
新幹線で長野駅に着くと、そこからはバスだ。
信州はまだ桜の季節だった。
バスを乗り継ぎ、木戸池で降りた。
高低差の高い階段を登りながら、田野原湿原を目指す。

田野原湿原はさみしい景色だった。
やっと雪が溶けたところで熊笹以外に緑はなかった。
ちょろちょろと雪が溶けて流れる音が切なかった。

次に目指すは、三角池。
が、しかし、雪に阻まれた。
なんと道が無かったのだ。
正確に言うと雪が道を覆っていて分からなくなっていた。
それでも、夫は「たぶん、こっちだ」と進んでいくので着いていったが
どうにもこうにも、それは道というより森で、ほとんど進んでいなかったが
「来た道を戻るのも勇気だよ」と帰ることにした。

その後はひたすら車道を歩き、次の目的地も雪に囲まれ、その次も雪で
通れないことを知った。
計画が甘すぎた。
通りで直前に安いプランで空いてる訳だ。

宿に着くまでの間、異変に気づいた。
すごく心臓が苦しい。
ドキドキしてくれない感じ。
こんなこと甲状腺の症状には書いてなかった。
体力がないだけなのかなぁ。

蓮池でお土産を買い、琵琶池、丸池を周って、宿に着いた。
予約の手違いか、夕食を中華と和食どちらにするか聞かれた。
最初、和食で注文していたのだが、せっかくだから中華にした。

部屋に着くと、広かった。
今までで一番いい部屋かもしれない。
すぐに着替えて、ソファーで一服した。
私の帽子でぺたんと張り付いた髪と疲れたいでたちを夫はカメラにおさめ
くすくす笑っていた。

お風呂は、普通。
でも体重が3kg減っていたので驚いた。(これは帰ったら戻った)

夕食の時間になり、レストランに向かったが夫が浴衣だったため帰された。
着替えて、改めて向かった。
用意された席に着くと、中華を選んだのは3組、残り6組が和食だった。
しかーし、出された中華はとても美味しかった!
なんでも、志賀高原と四川は気候が似ているらしく、四川料理をちょっと
辛さひかえめに日本人の舌に合う味付けをしているとか。
麻婆豆腐が特に美味しかった。ご飯にというよりお酒に合う。
普段、中華はなるべく控えていたけど、こんなだったらたくさん行きたい。

翌日、あまり期待しないようにしながら、大沼池へ向かった。
フロントで聞いたら、雪はあるが林道だから道は分かるはずとのこと。
でも、バスの運転士さんは、わざわざ降りてきて「本当に行ける?」と
心配してくれた。
やっぱり、雪なのである。バス停近くのトイレも封鎖されている。
「行っちゃダメ」と言ってるかのような柵があり、それを覆うように雪が積もっている。
ええい、行ってしまえ、何とかなるだろう。

雪の道は続いた。
たまに道の端がわずかに土を見せているが、直に雪に覆われる。
よく晴れているのに誰もいなかった。
誰かの通った足跡が雪に溶けて大きな跡になっているので、それを
「ビッグフッド」と呼び、その足取りを追った。
1kmほど進むとビッグフッドも消えた。

右手は山、左手は谷、そして進もうとする道はナナメ45度。
雪が溶けて傾斜しているのだ。
私はこれ以上進むのをあきらめた。
夫はもう少し先を見てくると見えなくなるまで進んで行った。
帰ってくると「この先もずっと同じ状態。帰ろう」と言った。

エメラルドグリーンにもコバルトにも見える大沼池。見たかったな。
季節は夏がいいんだな。
志賀高原の5月はまだスキーシーズンなのだ。
あああ、調査不足。私の担当なのに。
結局1kmずつしか歩けなかった。

今回のトレッキングって何だったのだろうと思いながらも、
長野駅行きのバスに乗った。
まだ帰りの新幹線まで時間があるので善光寺に行こうとなった。
なんでも7年に1回の御開帳なのだとか。
何がどういう御開帳なのか調べもせず、向かった。
駅から2kmということなので歩いて行った。

軽い上り坂、人ごみ、多すぎる信号。
100円のバスに乗ればよかったかなと思いながら我慢して歩いた。
仲見世に入るとそれでもウキウキしてきた。
善光寺に着くと、早速行列が出来ていた。
とりあえずスルーしてお参りだけした。
どうしても柱みたいなのが気になってそこだけ列に並ぶことにした。
30分くらいして、ようやく柱につくと、両手を着けて
「(病気が)落ち着きますように」とお願いした。
おみくじを引いたら「吉」だった。
近年の傾向からすると良い。
ちなみに夫は凶だった。凶って初めて見た。

門前で「みそソフトクリーム」を食べた。絶品!
香りがよくて濃いのだけどよく合う。
周りが騒ぎ出したので、その方向を見るとお坊さんが並んで歩いてきた。
なんと、みんなひざまづいて頭を撫でてもらっていた。
ご利益ありそう!と思った私はアイスクリーム片手にひざをついた。
あれ?素通り。私のいたのは仲見世なのでやらないらしい。わずか数メートル差。

今度はバスに乗って長野駅まで戻った。
そこで買ったお土産は写真を取ったのでまた次回。