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『デッド・ドント・ダイ』

2020年06月15日 | 映画(た行)
『デッド・ドント・ダイ』(原題:The Dead Don't Die)
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ,アダム・ドライヴァー,ティルダ・スウィントン,
   クロエ・セヴィニー,スティーヴ・ブシェーミ,ダニー・グローヴァー他
 
『ANNA/アナ』を観た翌日も仕事帰りに1本。
109シネマズ箕面にて。
 
前週公開になった最新作の中でいちばん楽しみにしていたのが本作だったのですが、
いちばんつまらなかったような。イマイチでものすごく残念です。(T_T)
 
警察官がたった3人しかいないアメリカの田舎町センターヴィル。
事件らしい事件が起こるはずもない平和な町だったのに、
家畜やペットが次々といなくなるなど、不可解な現象が発生。
ある工事が原因で地球の自転軸がずれたらしいとの情報が。
 
地元唯一のダイナーで、ウェイトレス2名が惨殺される。
その遺体を見た警察官ロニーは、これはゾンビの仕業だと断言。
半信半疑の年長警察官クリフと婦人警察官ミンディだったが、
本当にゾンビが住民に襲いかかる姿を目の当たりにして震え上がる。
 
続々と出没するゾンビ。町はゾンビだらけになる。
3人は一緒にパトカーに乗り込み、巡回に出かけるのだが……。
 
曲者だらけのキャストは実に面白いんですよねぇ。
ミンディにはクロエ・セヴィニー
葬儀屋の女主人役のティルダ・スウィントンは特に○。
よそから遊びにやってきた女性にセレーナ・ゴメス
彼女もゾンビにやられたのちにロニーに首をぶった切られます。
 
いつものジム・ジャームッシュ監督のように、
シュールなところもあるにはあるものの、無駄にグロくて観ていられません。
 
ちょっと笑ったのは、アダム・ドライヴァー演じるロニーのキーホルダー。
「いい映画よね」という会話があって、自画自賛がワラける。
 
ま、普通の映画が好きな人には決してお薦めできません。
物好きな方だけどうぞ。

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