『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』
アニメーションディレクター:黒川智之
声の出演:幾田りら,あの,島袋美由利,大木咲絵子,和氣あず未,白石涼子,入野自由,内山昂輝,坂泰斗,
諏訪部順一,沢城千春,大西沙織,松田健次郎,河西健吾,こばたけまさふみ,竹中直人他
TOHOシネマズ伊丹にて前述のアニメで相当メゲた後、レイトショーにて本作を鑑賞しました。
楽しみにしていた『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』の後章。期待大。
高校を卒業した小山門出(かどで)と“おんたん”こと中川凰蘭は同じ大学に入学。
入部希望者がものすごく少なそうオカルト研究会に入り、キャンパスライフを満喫中。
その一方で、宇宙からの侵略者が東京の各地で次々と目撃されるようになり、
上空に浮かんだままの母艦は少しずつ傾いている。世界の終わりが迫っているのは確実。
ある日、オカルト研部長の部屋を訪れたおんたんは、そこで不思議な美少年と遭遇。
風邪をひいているらしい彼がくしゃみをすると、なんと顔の上下がずれる。
彼は侵略者であることを知るおんたん。
おんたんからの連絡で駆けつけた門出は、彼を見てびっくり。
なんと彼はあの8.31の時に亡くなったと言われているアイドルグループのメンバーと瓜二つ。
話を聴けば、重傷を負った侵略者のそばで息絶えていたアイドル・大葉圭太の体をもらったと言うのだ。
侵略者はすぐさま殺されるご時世。
おんたんと門出はなんとか大葉をを守ろうとするのだが……。
門出が高校の担任だった教師に想いを寄せていて、なんとかデートにこぎつけたり、
おんたんと大葉の仲が恋に発展したりして、不穏な日々の中にもある幸せ。
けれど、母艦が落っこちて世界が終わる日が来るのは間違いありません。
侵略者を皆殺しにする派と、たとえ侵略者でも尊厳は守らなければならないと言う派。
前者もどうかと思うけど、後者にだってただ反対したいだけの人もいます。
アメリカの大統領はビジュアル的にトランプに似せられていて、日本の大統領はお飾り。
現実を思わせる演出も面白い。
母艦の落下を防いで、人間と侵略者が上手く共存する方法はないか考えたい大葉。
完全なるハッピーエンドではないけれど、良い最後。
切なすぎて涙が出ました。
キミはボクの「絶対」。
私はすっかり声優・あのちゃんファンになったよ。