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『アメリカン・アサシン』

2018年07月10日 | 映画(あ行)
『アメリカン・アサシン』(原題:American Assassin)
監督:マイケル・クエスタ
出演:ディラン・オブライエン,マイケル・キートン,サナ・レイサン,シーヴァ・ネガー,
   デヴィッド・スーシェ,ナヴィド・ネガーバン,スコット・アドキンス,テイラー・キッチュ他

TOHOシネマズ西宮で3本ハシゴの3本目。
ひとりランチにグラスワインを飲んだせいで眠気と格闘した2本目から完全覚醒、
これは一瞬たりとも眠らずに観ました。

原作はヴィンス・フリンの全米ベストセラー“ミッチ・ラップ”シリーズだそうで。
“メイズ・ランナー”シリーズのディラン・オブライエン主演。
そんなに色っぽいイメージはなかったけれど、これ見てビックリのギャランドゥ(笑)。

スペインのイビサ島で恋人カトリーナとバカンス満喫中の青年ミッチ・ラップ。
海辺でプロポーズし、“Yes”の返事をもらって大喜び。
祝杯を挙げようと、飲み物を買いに行ったところ、テロリストが出現。
カトリーナは無差別乱射の犠牲になって命を落とす。

18カ月後、ミッチはテロリストへの復讐に残りの人生を捧げる覚悟をしていた。
CIAがどうしても接触できずにいたテロリストのアジトへひとりで乗り込み、
ミッチの動向をかねてから監視していたCIAがそれに乗じて突入。
テロリストの射殺に成功する。

無謀さはあるものの、ミッチには優れたエージェントの素質がある。
そう考えるCIA副長官アイリーン・ケネディは、ミッチをスカウト。
ネイビーシールズの鬼教官スタン・ハーリーのもとへ送り込む。
復讐したい思いのみで、過酷な訓練をこなすミッチ。

そんな折り、武器商人を通じてプルトニウムが取引されるという情報が入る。
スタンとミッチはそれを阻止すべく任務に就くのだが……。

5年以上前に映画化の話があったときは、
ミッチ役にクリス・ヘムズワース、スタン役にブルース・ウィリスが予定されていたそうです。
つまりは誰がやってもそれなりの作品になるということかと(笑)。
これブルース・ウィリスがやれば“ダイ・ハード”と思う作品が溢れているのと同じことかと。

誰がやっても同じだろう作品であっても、知っている顔が演じていれば楽しい。
脱いで(上半身だけですよ)ギャランドゥだと判明したディラン・オブライエン、
スタン役のマイケル・キートン、悪役のテイラー・キッチュが並んだら、
私にとってはそれなり以上には楽しいのよ。

気持ちよく帰途について眠れます。
評論家の評価が低くても、これはこれでいいんでな~い?

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