1月7日(木) 晴、冬の小嵐
半年に1度の乳がん検診で、今年は以前から多出していた頚椎の濾胞(ろほう)の中に、甲状腺がんが混じってはいないか、甲状腺チェックの結果を伺いに、大阪のよしだクリニックに行く。
街は寒風が強く、足を踏みしめて歩かないと、吹き飛ばされそうだ。
結果は、「がんは見つからず、半年先までこのまま様子を見ましょう」と言っていただき、「あと半年、思いっきり生きられますね♪」と院長先生にお礼を申し上げた。
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夕方には菅総理の、言葉数の多い割に、それほどの中身のない(と言うか格別の効果の期待できない)、現場担当者の説明かと首をひねるような内容の談話が、テレビ画面から流れて来た。
そのせいもあってか、今日もテレビのニュース番組は「感染者が新記録」などと、無節操に囃し立てている。
さくらが敢えて「無節操に囃す」と評するには、①日々治っている方々が多数おられるのに、なぜか政治家も専門家もマスコミもその事実を決して言わない。なぜか?②感染者の約半数は、20代、30代の不健康・不心得な若者群であり、その他年代別の罹患者数や治癒者数などを併せて、【データの正確な読み取りと国民への正しい情報公開】をしないのは、なぜか?③昨年5月半ば、当時感染者がゼロであった岩手県の達増(たつそ)拓也知事は、「感染者が出ないことは好ましいことではあるが」とした上で、「第1号になっても県はその人を責めません」,「感染者は出て良いので、・・・」、「陽性者には、お見舞いの言葉を贈ったり、優しく接してあげてほしい」と、まことに正しき接遇を県民に示された。
その言葉どおり、2か月後に2人の陽性者を出した際には、まず、「(罹患者に)お見舞いを申し上げたいと思います」と優しく包み込み、「感染した方には共感を持っていただきたいですし、また、自分自身も感染対策をしっかりやっていただきたいと思います」と県民に呼びかけられた。
このウイルスを懼れるあまりに、市民生活には多くの差別が生まれている。
このウイルスを懼れるあまりに、市民生活には多くの差別が生まれている。
昨年3月に、名張で初めて感染した方は、全国ニュースにも取り上げられた大阪・梅田のライブハウスで罹患された。
その翌日には彼女らの住所・氏名が特定され、「実は、ライブハウスでは婚活をしていたらしい」、「家には石が投げ込まれたり、卵をぶつけられたりして、もう、引っ越ししたそうだ」など、市内のいたるところで噂の花が咲き、感染したら「村八分」にされそうな按配である。
上の表は、いま臨床現場で使われている新型コロナ対応の薬剤である。
朱記された2剤は、国の許可を得て昨年から重傷者に使われているという。
なかでもレムデシビルは、トランプ大統領への処方と効果のほどで、一般に知られることになった。
ほか、特効薬とされるアビガンは軽傷者に良く効くとされているが、国の認可が下りていないので、日本製の薬剤でありながら、中国などから輸入して使用されているという。
とにかく、臨床現場の努力のおかげで日々治っている方々も多い。
いまこそ、この感染力の強い新型風邪と正しく向き合い、達増知事に倣って「新型コロナ、かかっても良いのです」、「かかった人を責めないでおきましょう!」と言うべきではないか?
「日々、治っている人も多数おられるのです」と、言うべきではないか?
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