気ままに俳句

思いつくままの笑俳句です。

大坊の鬼追い行事

2016年02月02日 22時40分58秒 | ブログ

      ◎  1月31日大坊福盛寺で修正会(鬼追い)が有りました。

     400年以上前に始まった行事で戦争などで昭和初期に

     中止になっていたのを平成5年、行事の進め方、作法の

     古文書が見つかり復興されました。

            

            

            

         お寺の回廊を子供たちがエイエイオウ~威勢が

       良く鬼を追います。子供が沢山、貴重な行事ですね。

            

              赤鬼青鬼が威嚇します。

            

             住職さんの説明、御詠歌も有りました。

            

            600冊経本を7名の住職さんで力強く

         パラパラと力強く読破されます。見事です。

            

          参詣の皆さんの背中をたたいて念力を頂きます。

            

          皆さんにぜんざいとお茶と漬物のふるまいです。

         美味しいですよ。どれも無料で頂きます。

            

         鬼汁てふトン汁、鬼とお多福のかまぼこ、猪肉

         温かくて美味しくてお代わりしました。

            

            

            鬼の面と豆買いました。100円。

            

              お神酒も温かでした。

            

         たき火も焚かれ餅やお菓子の投げられる頃には

    人でいっぱいになり、餅は一つと菓子3個だけ拾いました。

            

            

           お寺に歴史が有るので庭木も苔が凄いですね。

            

            赤と白の万両が沢山生えています。

            

        万両の実の豊かさも古刹かな(俳句)季語ー万両

      法螺貝の追儺の里に谺せり(俳句)季語ー追儺

      古刹より見下ろす景や里の春(俳句)季語ー里の春

      笹鳴きのしきりに鳴ける古刹かな(俳句)季語-笹鳴き

      春立や献燈つづく行者道(俳句)季語ー春立つ

      護摩供養の残りし炭に春日差し(俳句)季語ー春日差し

      春寒や曲がりくねって行者道(俳句)季語ー春寒

      大岩に彫られし大師春浅し(俳句)季語ー春浅し

      春立つや梅万雷の色の見え(俳句)季語ー春立つ

      追儺寺四方に弓矢の放たれり(俳句)季語ー追儺寺

            

         鬼追いが済んでほら貝が吹かれ、山伏姿の僧です。

       の葉で護摩木が焚かれ厄が払われます。 

            

            

            

         3本の矢が放たれ拾った人が幸運、持ち帰れます。

            

            

         紅梅が今年は咲きのどかな春の景です。参詣できて

       元気貰いました。抽選券でコーヒー海苔2個頂き

       ました。有難うございました。