Gakkyのお気楽写真日記です。
のんきにいこうよ
自転車でトヨタ博物館へ行ってみた 1
5月に試し走りで行ってみたトヨタ博物館。雨予報だった今日、曇りになった。あれ、行けるんじゃね!?ということで行ってみた。
春まではトヨタ博物館なんて行こうと思ってなかった。遠いと思ってた。
春の出張中にNHKで放送してた「さがせ!幻の絶版車」を妻サンが録画してくれてた。それを見たら久しぶりに旧車でワクワクしたのよね。
それと家から近いサイクリングロードはないかと思って見つけた「香流川サイクリングロード」。地図を見たら香流川サイクリングロードからトヨタ博物館が近い。行けるんじゃね!?と思って5月に行ってみた。で、今日の日となった。自分だけでは行こうと思わなかったところに行けて今日は嬉しかった。
今朝は妻サンが気を使ってくれていつもより15分早く起床。
今回はしっかり食べるようにしようと思って、通勤と同じスタイル。リュックを積んでカッパもそのまま持って出発。
ちょっと自転車が重いかなと思ったけど、大丈夫だった。
行きは微風追い風。軽く漕いでも25km/hくらい出て楽だった。
香流川サイクリングロードの入り口で休憩。
川沿いなので木陰が涼しい。絶好のサイクリング日和。
休憩やコンビニ立ち寄りながらだけど、今までで一番早く到着。道もわかってきたし1時間半で到着。26kmを1時間半って自分ではかなり早い。
四角い建物が博物館。下見しておいたおかげでかなり短縮できた。
通勤仕様で来たけど楽々でした。
前回来た時、自転車置き場はあそこですって教えてもらった場所は、野ざらしで自転車のロックをかけるところもない場所だった。 ↓ 右手の青い標識のところ。
野晒しなので自転車カバーまで持って来た。
写真を撮ってたらお姉さんが近寄って来て、自転車置き場はあそこですと教えてくれたのはこちら。
5月に来た時はなかったのか、おじさんが不親切だったのか。
ちゃんとした駐輪場があるやん。今日は雨が降るかもと思っていたので、かなりホッとした。
5月は10人くらい並んでいたけど、今日は開館10分前でも2人だけ。
のんびりベンチに座って待ってたら、バスが来た。。3台も。
しょうがないので3番目に並んだよ。
で開館して歩いて入ったら、後ろに並んでたおじさん(黒い服の人)がバーーーッと走って一番で受付へ。
いや何のために並んでたのよ、おじさん。
入館料は¥1,200-/大人ですが、JAFの会員書を提示で¥200-割引。JAFはミニに乗ってすぐに入ったのでもう長い。まぁ数回お世話になっているし、手放せませんわ。
団体の人が多かった。
入るとすぐにトヨタ初の乗用車のレプリカが展示されてます。
解説員の方がこの車はトヨタ博物館のシンボルですと言われてました。トヨタにとっては大切な1台なんでしょうね。
えー、以下車の写真ばかりなので、興味のない方はスルーで。
最初に書いておくと、この博物館の車は全車実動だそうです。全部走るんだと思うと、すげーなと思う。
シンプルで美しい内装。木目がいい雰囲気。
トヨタではなくトヨダだったのね。
豊田のエンブレムがかっこいいと思ってしまう。
現存しているオリジナルは1台のみでオランダで展示されているとのこと。
展示フロアは割と時系列順で展示されているので、順番に見ていくだけで歴史を感じられます。
エスカレータを上ると最初の車がベンツのガソリン自動車の第一号車。
エンジンが後ろについていてます。
でっかいフライホイールを手で回してエンジンをかけるそうです。
エンジン、キャブ、ガソリンタンク、ギアなど今の車と同じ基本的な部品で構成されているのがすごい。自転車のサドルのバネくらいのスプリングがシートの下についていたのも感心。
走っている映像が流されてました。
この乗り方だと、スピード速いと怖そうね。
実動させるためか、ボルトやナットは今のものに替えられている感じだった。それでもすごいと思う。
次がガソリン車じゃなくて蒸気自動車。蒸気でピストンを往復運動させるもの。
これも実動なのか。すごすぎる。
以下説明なしの写真のみ多し。最初は説明とかも写真撮ってたけど、車が多すぎてすぐに断念。
今でいうトライクかな。かっこよすぎた。
サドルが自分の自転車と同じBROOKS。1866年創業というだけのことはある。
日本で発明された人力車と解説があった。
後ろから見てもお上品。
消防自動車みたいなロールスロイス。スペアタイヤがホースに見える。。。かっこよすぎる。
一際目を引いたのがこの黄色のクラシックカー。
車名はデューセンバーグ モデル J。1929年。上品なのにかっこいい。この日の一番かな。
こちらはおフランス車。1935年のイスパノスイザ K6。こっちも良かったなぁ。
ダイハツのオート三輪。人気モデルだったそう。ちょっとハーレーぽい雰囲気があってかっこいいかも。
ビートルっぽいデザイン。V8のRR。おまけに尾翼付き。1948年、チェコスロバキア。
1934年のアメ車。デ ソート エアフロー シリーズ SEでクラシックカー然とした車ばかりの時代に現代に通じるこのデザインの車を出したそうで。進歩的すぎて失敗に終わったそうな。カッコはよくないけど、こういうのはすごいと思う。
これ、ちっちゃい車。↓ なかなかオシャレだなと思ったら、なんとFIAT500らしい。
1937年のアメ車。リンカーン ゼファ シリーズ HB。この日外国からのお客さんも多かったけど、この車がやけに人気ありました。
ここまで来て、やっと見慣れたデザイン。ただこれはビートルじゃなくてKdFワーゲン。
第二次世界大戦前の車。630台しか生産されなかったそうな。
これ以降、大衆車と高級車、欧州と美国の違いで色々なデザインが入り混じる。
ガイドツアーの時にリトラクタブルライトを片方だけ動かしたみたいで、ちょっとチェーミングな感じ。
1937年イギリス、ロールスロイス 40/50HP ファンタムⅢ。いつの時代もロースロイスはいいな。
1939年のおフランス車。ドラージュ タイプ D8-120。どうも自分はこの時代の車が好きらしい。
ルーズヴェルト専用車。装甲車並みのボディと防弾ガラスだそうです。
こんなところに急にジープが置いてあって違和感。何でこんなところにあるのよと思ったら、ちゃんとこの時代のものだった。
クラシックばりのデザインばかりの中で、現代に通じるこの機能的なデザインをこの時代に作っていたとは恐れ入った。かっこいいわ。
1940年代になると、現代風のデザインになって来る。とは言ってもまだクラシックカーだけど。
ポルシェ356。やっと馴染みのある車が出て来た。とは言っても、自分の生まれる前の車だけど。1950年。
その向かい側にメルセデスベンツ300SLクーペ。1955年。
このままのスタイルで再販してくれないかな。
大好きな車のうちの1台である。写真を撮った枚数が一番多いかも。
ここまでが2F。
3Fに移動すると最初にあるのがクラウンの初号機か。
3Fは近代的な車。1950年代から現代まで。
クラウンの次はキャデラック。この車でウェディングフォトを撮るプランのカタログがあった。
ここから一気に馴染みのある年代へ。
まずはワーゲンのタイプ1。1951年とMiniより古い。
クラリスカラーが馴染みがあるシトロエン2CV。1953年。
街中で走っているのは最近では見たことないメッシャーシュミット。
BMWのイセッタ。以前これに乗っている人のブログを見ていたけど、どうなったかな。
館内のガイドツアーがあります。自分で見ると外から見るだけなのに、ツアーだと車のドアを開けたりと自分では見られない内装や動きが見れるし、知らないお話も聞けるのでは。次回行ったら是非ガイドツアーに参加したい。
イセッタのドア開けるのを見れただけでも今日は良かった。
Miniもあるよ。1959年。モーリスミニマイナーです。
見慣れているけど、やはりMiniの内装はいいな。
シトロエン DS19(1958年)。最高だわ。
1960年代のコロナやブルーバード。この辺りから旧車のイベントに行くとたまに見られる車が登場。
スバル360。1959年。
仲良しの2人しか乗れないレイアウトだな。
トヨタ ランドクルーザー FJ25L型。1957年。ランクルも意外と古いのね。
自分が最初に買った車はMiniなんですが、その前にランクルの40が欲しい時代があったので、こういうデザインの車も大好きです。
この辺りから、自分が小さい頃に走っていた車なので、ちょっと懐かしさもあったりする。
こちらも一時期真面目に買おうかと思ってたフェアレディ。
その頃フェアレディSR311の中古が200万くらいで買える時代だった。Miniよりちょっと安かったのよね。
ヨタハチと2000GTはステージ上でした。
当時はスーパーカーブームで絶対値でそれほどでもなかった2000GTにはあまり興味がなかったけど、おじさんになってからいいなと思うようになったよ。
大好きジャガーEタイプ。これも欲しい。
この辺はこのまま再販してくれたらいいのにと思う。
ビートルや2CV、Miniの並びに一緒に並べて欲しかった。フィアット ヌォーヴァ 500L。これは1972年とちょっと新しい。
この博物館にはスーパーカーは殆どない。唯一この512BBだけがそうかな。
ファミリアも違う年代で2台展示されている。
NSXもいいな。
86もいいですね。周りでたくさん乗ってたな。
ミッドシップレイアウトのエスティマ。この型は見なくなりましたね。
さすがトヨタ。LFAのプロトタイプを展示。走っているのも2回しか見たことない。
歴代スカイラインの中でのこGT-Rを飾ってくれているのも嬉しい。
もう一つ嬉しいのがロードスター。買おうかマジで迷ったやつ。結局Miniを選んだんだけど。
会社の人がスリッパみたいな車って言ってました。
楽しい車なのでそんなことは関係ねーよと心の中で言った覚えがあります。
馴染みがないテスラロードスター。
そして最後の展示車がMIRAIです。水素のやつね。最後がこれというのがやはりトヨタ博物館ならではかな。
3Fに車の開発工程が模型で展示されているところがありました。
このベンツはチケットを買うところにあったやつ。自分は縦目のベンツが好きなので、地味に嬉しい。
2に続く。
自転車でトヨタ博物館へ行ってみた 2
メインのクルマ館を見終わったところでお昼ご飯に。
館内のレストランへ。
メニューはいろいろあるけど、行く前からこれにしようと決めていたカレーライスを注文。
ランチョマット?(敷紙?)が今イベント開催中のトラックのイラスト。もらって帰る人もいるかな。
カレーライスは、ライスが車の形。ブログネタにこれにしたようなものです。
パンとバナナと羊羹を持って行ったので、後で追加でお腹に入れました。
お昼ご飯の後は文化館へ。
通路に置いてあるミニカーにワクワク。昔懐かしいものが多くて。
文化館で開催されているトランスポーターズ。懐かしい3輪のトラックもあり、おじさんにはなかなか楽しいです。
高崎に出張に行くとたまに見かける。多分同じ人なんだろうな。
トランスポーターズの展示はこの一部屋。
隣は常設と思われる車に関係するグッズの部屋。
最初に目につくのがダビンチが考えた自走車の模型。ゼンマイ動力だそうです。ダビンチは設計図を書くところまで。実際には作られなかったのかな。それでも1495年のことだそうです。天才ってすごい。
この部屋の真ん中に10mくらいミニカーが展示されています。800台くらい並んでいるらしい。ミニカー大好きなのでおじさん釘付けでした。
時代の流れがわかるようにずら〜〜っと。最初は馬車からスタート。
こんな感じでずら〜〜っと。
後半にMini登場。1959年登場のMiniでさえ後半です。
ここにもMini。スーパーセブンやACコブラもあります。
最後の方でニュービートルやニューミニが登場。今後どんなミニカーが追加されて行くのか。
車のエンブレムの数もすごかった。
値が張るものが多そう。
見たことも聞いたこともないエンブレムもたくさん。
こういうものや
こういう懐かしいものまで。
少しだけどミニカーもあった。
ブリキのおもちゃや切手。
カタログの展示。
文化館の2Fを見学した後、無料開放されている3Fの図書館へ。
Miniとセブンで一つの棚になってました。
最後に1Fのお土産やさん。
唯一運転席に座れるクラシックカー。人気でした。
お土産屋さん横にあったミニカーの中に、我が家大好きマーチのミニカー。博物館の中で見かけたマーチはこれだけだった。
お土産屋さん横にデロリアン。
最後にボンネットバスの写真を撮って終了。
オフ会やってました。レクサスのSUVかな。
Miniのイベントも色ごとに並べると面白いよなぁ。
滞在時間は4時間。さらっと見て回るだけなら2時間くらいかな。思いの外楽しかったし、展示車の入れ替えもあるので、サイクリングがてらまた来てもいいなと思う。
帰りは最初下り坂。今日は行きも帰りも微風追い風。すごく楽だった。
行きは2時間。帰りは1時間40分。トヨタ博物館もゆっくり観れたし、いいサイクリングになりました。