Tai Phong 「TAI PHONG」(1975)
by Mr.Rapport
Tai Phong――タイフォンはベトナム出身の兄弟が中心となって結成されたフランスのプログレバンド。
このバンドの最大の売りは、とにもかくにも心に響く“泣きのフレーズ”“泣きのメロディ”。「これでもか。これでもか」といわんばかりに泣きで攻め立ててくるので、こちらも思わずもらい泣き(ウソ)。
ただ、泣きだけでは「プログレ放浪聴(ほうろうき)100選」には収まらない。では、収まった決め手は何かというと、それは基本HRバンドであるということ。
クィーン風のナンバー、スコーピオンズ風のナンバー、ゲイリー・ムーア風のナンバー、そしてレインボー風のナンバーが満載されているので、聴く者を飽きさせない。
しかも、一曲一曲の出来もなかなかいい。二曲目の「Sister Jane」はオジーの「Mr. Crowley」と双璧をなす出来だし、ラストの「Out of The Nigh」に至ってはロイ・ブキャナンの「メシアが再び」をHR化させたような傑作。
メンバーのテクもなかなか。ギター、キーボードは言うに及ばず、ベーシストの音色も大胆かつ繊細でどことなくグレン・ヒューズに似ている。
「プログレは苦手。だけどHRは大好き」という人にこそ、是非とも聴いていただきたい一枚である。
https://www.youtube.com/watch?v=Nt_kDnKwojQ
https://www.youtube.com/watch?v=pIyCcMg6HOA
by Mr.Rapport
Tai Phong――タイフォンはベトナム出身の兄弟が中心となって結成されたフランスのプログレバンド。
このバンドの最大の売りは、とにもかくにも心に響く“泣きのフレーズ”“泣きのメロディ”。「これでもか。これでもか」といわんばかりに泣きで攻め立ててくるので、こちらも思わずもらい泣き(ウソ)。
ただ、泣きだけでは「プログレ放浪聴(ほうろうき)100選」には収まらない。では、収まった決め手は何かというと、それは基本HRバンドであるということ。
クィーン風のナンバー、スコーピオンズ風のナンバー、ゲイリー・ムーア風のナンバー、そしてレインボー風のナンバーが満載されているので、聴く者を飽きさせない。
しかも、一曲一曲の出来もなかなかいい。二曲目の「Sister Jane」はオジーの「Mr. Crowley」と双璧をなす出来だし、ラストの「Out of The Nigh」に至ってはロイ・ブキャナンの「メシアが再び」をHR化させたような傑作。
メンバーのテクもなかなか。ギター、キーボードは言うに及ばず、ベーシストの音色も大胆かつ繊細でどことなくグレン・ヒューズに似ている。
「プログレは苦手。だけどHRは大好き」という人にこそ、是非とも聴いていただきたい一枚である。
https://www.youtube.com/watch?v=Nt_kDnKwojQ
https://www.youtube.com/watch?v=pIyCcMg6HOA
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