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第38回「えとせとらレコード」②蒲田店(東京大田区・蒲田)

2015年03月09日 05時46分00秒 | アーカイブス:輸入盤店・中古盤店
過去にも蒲田という地には「えとせとらレコード」に訪問する以外に来たことは無い。
今回は都内訪問の中で少し時間があったので夜のロックバー訪問の前に立ち寄ってみた。

以前は都内で数店舗を擁し、本店がある蒲田には4店舗もあった。「邦楽シングル」「LP」「アニメ・サントラ」「CD」とそれぞれ専門店を構えていた牙城である。
それらの蒲田店は2回くらい訪れている。当時は4店舗全て行ったが、やはりリーズナブル性には欠けるのでシングル盤を少し購入した程度の成果であった。

まあ目の保養が中心でしたが。京急線の雑色にも店舗があり併設していた「えとせとらレコード博物館」は蔵を改装して造られ廃盤中心に膨大な量のレコードが陳列されていた。
個人的には2013年の「新宿編」で書いたように専ら新宿店中心に通っていたのです。

都内の他の店舗は全て閉じて、かろうじて生き残ったのは大田区役所近くの旧CD専門店の場所。
外観は記憶にあった店舗で思い出した。以前と違うのは、CD棚の下にもダンボールでアナログ・レコードが狭い店舗に溢れかえっている。
この雰囲気、この圧迫感は、老舗の小規模古本屋そのものではないか。

店の奥では、店主と奥さん?らしき人が必死でレコードを磨いている光景は、西新宿にあったこの店で見慣れた光景です。
通路は人一人がやっと通れるくらいで他のお客さんとは、すれ違う事は困難で、どちらかが通路の端まで行って通路を譲らなくてはならない。
たぶん他の店舗の閉店セールで売れ残った品なども含めて陳列されているのだろう、CDは値段、品揃えともに期待はしていないのでスルー。

肝心のレコード類はどうか。まあ、そこそこレアな品物もある。廃盤で手が出ないような超高額な品は無い(見たのは短時間だけれど)が、●ニオンと比べると平均3~5割くらいは高いようだ。
これでは、よほどのピンャCント狙いのマニアくらいしか常連にはなれないだろう。しかし、この日は、かなりの年齢の御婦人がレコードを探していたのは驚いた。いかにも蒲田らしい。男性はともかく高齢の女性の姿などは●ニオンではまず居ないからだ。

店として生き残っているだけでも凄いと思うが、下町の演歌専門店の如くマニアだけが集う店となっているのだろう。
しかしCDやDVDなどは相当値下げして廉価商品棚を作るなりすれば「売れる」とおもうが無理なのかな。
個人的には、たぶん今回が最後の来店であろう・・・by Mr.UNIVERSE

コメント
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