アマのテーブル

　お店のテーマは象で，あっちこっちに象のオブジェが飾られている。

　テーブルマットの下には，ネパール語と思われる日常会話集が手書きのイラストとともにある。

　キッチンはケサブさん，フロアはシンタロウさんが，それぞれ担当されている。

　「アマ」といっても，「アマガサキ」ではない。


　大阪市中央区心斎橋筋１－５　インド＆ネパール料理ＡＭＭＡ

龍宮亭のイカ

　ロボットががシャリを握って，
　アルバイトのお兄さんやお姉さんがネタをのっけているものと思われる。
　
　今日のアルバイトの方はちょっとへたで，
　ネタがシャリからずれ落ちているんが多い。
　
　お皿を真剣に選んでいる正面のおばちゃんは目が恐い。
　隣のお姉さんはイカもタイも，なんもかんもマヨネーズである。


　大阪市中央区心斎橋筋２−５　心斎橋Ryugu亭

北富士の小アジ南蛮

　３×３のの計９匹，小アジだらけである。
　青ねぎたっぷり，玉ねぎもそえられている。

　酢がきいてさっぱりおいしいのだが，
　もう少し鷹の爪のきいたのが好みである。

　みそ汁にも青ねぎたっぷりである。

　聞いたことのない演歌がえんえんと流れている。
　これさえなければ，すべていい。


　大阪市中央区東心斎橋１ー１５　小料理　北富士

孫平

　魚は笹カレイの一夜干しで，来店とほぼ同時にお父さんが焼き始める。
　焼くというよりも，あぶるという感じである。

　卵豆腐は自家製，煮豆ももちろんふっくら炊いている。

　みそ汁はじゃがいもと玉ねぎ，漬物は彩りのきれいな水ナス，
　こはんはもっちり、玄米茶もいい。

　ランチは１種類しかない。


　大阪市中央区東心斎橋１−８　割烹　孫平

平壌冷麺屋の冷麺

　注文をきいてから，お兄さんが粉にお湯を加えてねる。
　マシーンに入れると，チュルチュルと麺が出てくる。

　ゆで時間は短く，２分ぐらいと思われる。

　ピカピカ光る金属の箸でいただく。

　ちなみに，こちらの海苔は「韓国海苔」ならぬ，
　「朝鮮民主主義人民共和国海苔」（長すぎ）と思われる。


　大阪市中央区東心斎橋１−１６　元祖　平壌冷麺屋

パシャのトルコ家庭料理ランチ

　花屋さんの二階にあるかわいいお店，
　インテリアは濃いブルーと白の二色でまとめている。

　メインディッシュはダールとチキンのトマト煮込みで，
　香辛料控えめのやさしい味付けである。

　メニューによると、オーナーは「オスマンさん」らしいが，
　本名なのかどうかは不明である。


　大阪市中央区東心斎橋１−１９　トルコ料理レストラン　パシャ

福増屋のぶっかけ

　地味な外装で，ふつうの家みたいである。
　内装もものすごくすっきりしていて，余計なものは何もない。

　うどんも同じで，大根おろしと刻み青ねぎ，
　わさびだけ，ごくあっさりしている。

　出汁は色は黒いが，味は穏やかである。
　麺はやや細めで，出汁とよく絡む。


　大阪市中央区東心斎橋１−１４
　手打細うどん　清水町　福増屋

たい志亭のこぶうどん

　こんぶと一緒にわかめも入っているが，
　ビジュアル的にはたいへん地味である。

　讃岐うどんということだが，
　どちらかというとふつうのうどんである。

　立地からもわかるように，
　お客さんの多くはおたくっぽい。　


　大阪市浪速区日本橋西１－１　讃岐うどん　たい志亭

ダンデライオンのピークウイスキー

　一升瓶に入っているので、一瞬「しょう油」かと思った。
　「PEAK WHISKY」は岐阜県養老町・玉泉堂酒造のものである。

　お姉さんお１人でやってはる洋酒屋さんである。

　この日の話題は「iPad」と「iPhone４」、「肝臓」と「浣腸」ほかである。
　ただし、話の中身ははあんまし覚えていない。


　大阪市中央区難波千日前１４－２５　STAND DandeLion

マルアの大盛り焼酎ロック

　カウンター上の１本１００円の焼鳥を自分で選ぶ。
　お店のお兄さんに渡して焼いてもらう。

　「大盛り」はふつうの２倍くらいの分量、
　ロックグラスではなく、水割りグラスで出てくる。

　最後にはいつも１０円スープをいただく。　

　音楽はビル・エヴァンスの「マイ・ロマンス」である。


　大阪市中央区難波４－５　炭火焼き鳥 マルア
　その２　2008-11-29

綛谷屋酒店のアサヒ復刻版

　珍しいデザインを見つけたので、
　冷蔵庫から勝手にとってくる。

　隣のお父さんは大げさに驚く。

　この日は娘さんも孫娘さんも不在である。
　おばあちゃんだけなので、話題の多くは昭和に関するものであった。

　缶詰・乾き物、カップラーメン類ほか豊富である。


　大阪市浪速区稲荷１－６　綛谷屋（かせたにや）酒店
　その１　2009-08-10

クンテープのグリーンカレー

　タイの「グリーンカレー」なので，あんましミドリミドリしていない。
　甘辛酸っぱい香りと味に目が覚める。

　隣のちょっと生意気そうなお姉さんはトムヤンクンラーメン，
　食後にはタバコをくゆらせている。　

　半セルフの店なので，水ほか自分のは自分でサービスする。

　大阪市中央区難波５　なんなんタウン
　クンテープ ガァウタイ Gaoa Thai

順城の大餃子定食

　中国雑伎団みたいなファッションのお姉さんに誘われ，地下のお店に入った。
　店長は馬（マ）さん，お店も料理も，もちろんお姉さんたちも本格的である。

　大餃子は全長１５センチメートルくらいはある。
　大きすぎるし，重すぎるし，食べにくい。

　しかも，気のせいか大味である。
　何事もほどほどがいい。


　大阪市西区南堀江１−１１　中国料理　順城

みつわや酒店

　右隣のお兄さんによると、店舗前の自動販売機の価格はみな４０円になっている。
　でもご主人によると、４０円では商品が出てこないらしい。

　お店のお兄さんによると、枝豆は黒豆でも、だだ茶豆でもない。
　大阪府八尾産だが、新鮮でかなり　おいしいと思った。

　向かいのお姉さんは、ビール片手に『続居酒屋礼賛』（ちくま文庫）である。

　木津市場間前のお店である。


　大阪市浪速区敷津東２－４　みつわや酒店

山源の甕入り芋ロック

　角地にある三角形のお店で、うち２辺が通りに面している。
　開放的なお店である。

　カウンターも三角、
　どの角度からもテレビが見れるようにテレビは３台ある。

　甕入り芋は氷少な目、焼酎たっぷりで、うれしい。
　酔っぱらってくると、三角が次第に丸くなってゆく。


　大阪市浪速区浪速東１－３　山源