ふたばの芋かの子

　さつまいものあんの周りに、
　カットしたさつまいもをくっつけただけの、
　シンプルなお菓子である。

　さつまいもの皮が、
　「かの子（鹿の子）」模様である。

　店頭にはたぬきの焼物、
　右手に徳利、
　下には玉もついとる。


　京都府相楽郡精華町祝園西１－４０
　御生菓子司ふたば 精華店

ヤマダの茶茶（ちゃちゃ）

　抹茶のムースとスポンジの上に、
　白玉団子とあんこ、
　さらに２種類のマロンが乗っかっとる。

　一番よくできていたのは、
　軽いんやけど、
　ミルクの香りの強い生クリームである。

　
　京都府相楽郡精華町光台９－８
　ル・パティシエ ヤマダ

一芳亭の春巻

　シューマイの有名なお店だが、春巻きもいい。
　具だくさんで、たいへんカラフル、切り口がきれいである。

　味付けはごくあっさり、和の中華である。

　酢・しょう油・辛子を小皿に入れ、適当に混ぜていただく。

　酢と辛子を多めにするとぢょうどいい。

　たいがいお客さんでいっぱいである。


　大阪市浪速区難波中２－６　華風料理　一芳亭　本店

ぼてじゅうの豚玉

　キウイのような横に長い形は、
　火の通りを考えてやろう。

　２０歳前後のお姉さんが焼いてくれた。
　ちょっと前まで正社員やったんだが、
　今はアルバイトやそうな。

　ソースは辛さによって４種類ある。
　もちろん一番辛いのにして、
　さらに辛子をプラスしてもろた。


　大阪市中央区難波４－３　
　お好み焼き大阪ぼてじゅう西店

くれおーるのたこ焼き

　外はカリカリ、
　中はトロトロ、
　生地がいい。

　たこはふつうサイズで、
　ソースはさっぱり味、
　主役はあくまで生地のようである。
　
　
　大阪市中央区道頓堀１－６
　くれおーる道頓堀店

とんべえの豚玉

　たっぷりのキャベツで粉は控えめ、
　てんこ盛りのかつお節がいい。

　すべてテーブル席で、
　お店の方が目の前で焼いてくれる。

　豚の絵の看板が目印、
　観光客・修学旅行生が多い。


　大阪市中央区難波１－６
　お好み焼き専門店とんべえ

串八珍の盛り合わせ

　近鉄鶴橋駅西口、
　焼肉・ホルモン屋さんやだらけである。

　タン・ハラミ・コリコリほか、
　何んもかんも串にささって出てくる。

　キムチにマッコリでモッコリなんやけど、
　エアロビクスの女先生に笑われそうなので、
　下ネタは控えたい。


　大阪市天王寺区東上町２－２
　串焼・ホルモン串八珍（くしはっちん）

十津川屋たっちゃん

　近鉄鶴橋駅東口、
　鶴橋卸売市場内にある、
　オーブンテラスの店である。
　
　ママさんがあまりにうるさいので、
　「だまれ」と首を絞めてやったら、
　「もっと絞めて！」
　とうっとりしよる。

　客のエアロビクスの女先生と、
　お友達になれたのが唯一の救いである。


　大阪市生野区鶴橋２－１
　十津川屋たっちゃん

えぞ梟の味噌らーめん

　ほぼ生のもやしがシャキシャキで、
　やや太モサモサ縮れ麺もスープとあっとる。

　スープはけっこう薄味で、
　卓上のしょう油で微調整するみたい。

　内装・外装ともきれいなお店で、
　お客さんにはお姉さんも多い。


　大阪市中央区心斎橋筋２－７
　札幌えぞ梟(えぞふくろう)大阪心斎橋店

おでんのでんのだいこんと厚揚げ

　メニューはいろいろあるが、
　店名どおりおでんがおすすめである。

　純関西風の薄口、
　しみじみとおいしい。

　お店の約３分の１は路上で、
　立って飲み、立って食べるお店である。


　大阪市中央区千日前１－９　おでんのでん

丑寅の往馬（いこま）

　湯呑茶碗で出てくるお酒は、
　奈良県生駒市内で醸造のものである。

　カウンター１つと裸電球４つだけのお店、
　お客さんはみな静かに飲み静かに食す。

　肴はさば大根とあなごのにこごり、
　隣のお客さんから焼ぎんなんを１つもろた。


　大阪市中央区難波千日前１４　立呑　丑寅

笑心の白ちゃんぽん

　ちゃんぽんの専門店なんで，
　ちゃんぽんを食べておけば間違いない。

　中央軒によー似たビジュアルと味、
　ご主人は中央軒出身かも。
　
　相撲とプロレスの府立体育館近く，
　個室ビデオ店キャッツなんば店裏にある。


　大阪市浪速区難波中３ー３
　白ちゃんぽん赤ちゃんぽん　笑心（えごごろ）

松屋のチャンポン

　ラーメン１杯４００円からで，
　チャンポンは５００円の、
　半ラーメン屋さんである。

　具は控えめだが、
　なぜかピーマン，
　それもほぼ生が入っとる。
　緑がきれいなはずである。


　大阪市浪速区日本橋西１－８
　中華料理・ギョーザ・ラーメン　松屋

やぶの小玉ごはんと吾助そば（冷）

　ごはんは大・中・小・小小の４種類、
　それぞれに玉子をつけることができる。

　最初からごはんにかかっているしょう油は、
　ごくふつうのキッコーマンと思われる。

　大正２年創業、お店と同様、
　お店の方も年季が入っとる。

　注文は「小玉吾助冷（しょうたまごすけひや）」である。


　大阪市西区南堀江１－１５　堀江　やぶ

熊っ子のみそラーメン

　やや細めのウエーブ麺、
　スープはやさしい薄味で、
　全体に関西風にアレンジしているようである。
　
　大将は札幌市ご出身、
　関西に来て４０年になるそうな。

　「国見小路」という、
　かなりわかりにくく、
　ちとあやしい通りにあるが、
　ごく健全なお店である。


　奈良市西大寺国見町１－７
　らーめん小舎熊っ子