minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

トゥルー・コーリングVol10まで

2005年07月18日 | 映画鑑賞
7月に入って、DVDは早くも10巻目がリリースされた。

毎回、楽しませて貰っている。
エピソード数で言えば、20話まで進んだ。

トゥルーの人生は、波乱万丈である。

心を許した恋人は、現在までに、とりあえず1度は死んでいるし、

本当に愛した恋人は、

消防士の彼にしても、

カメラマンの彼にしても、
トゥルーの力をもってしても、生き返らすことはできなかった。
助けられなかったのだ。

ヒーローとは孤独なものだと、

彼にまで言われる始末。

弟は、トゥルーの親友と別れてしまうが、新しい彼がいい男だと知ると、
彼女にその男との結婚を勧める。
自己犠牲というか、なんというか・・・。

欧米の方は、この自己犠牲というのが、とても好きらしい。
自己犠牲・・・サクリファイス
この言葉を初めて知ったのは、
・・・ちょっと恥ずかしいけれど、アニメ「遊戯王」
無敵の最強カードのひとつに「サクリファイス」というのがあった。

一時、「遊戯王」に嵌まっていた頃があったから・・・。

そして、ひさしぶりにこの言葉を聞いたのが、
キアヌ・リーブスがカッコ良かった映画「コンスタンティン」

コンスタンティンはルシファに自らの命を差し出して、イザベルとアンジェラを救う。
ルシファは意気揚々とコンスタンティンを地獄に連れ帰ろうとするが、地面にめり込むほど重くなった彼を冥界の王であるルシファですら、動かすことはできなかった。
すなわち、自己犠牲。
ルシファは呟く。
「サクリファイズ」
そうなのだ。この瞬間、コンスタンティンは、あれほど渇望した魂の救済を神に許され、天国に召されそうになった。

「遊戯王」でも「サクリファイズ」は、自己犠牲のもとに絶大な破壊力をカードに持たせ、起死回生の一撃を相手に与える。

神に「コンスタンティン」を奪われるくらいなら・・・。
そう考えたルシファは、今一度、コンスタンティンに生命を与えるのだ。

20話まで通して観てみると、「トゥルー・コーリング」のテーマが「コンスタンティン」の「神VS悪魔」に近いような雰囲気なのではないかと思えてきた。

そう思った理由のひとつが、トゥルーの父親である。

彼は警察官のくせに、自分の妻、すなわちトゥルーの母親を殺した。

一体どうして?

そして、ジャック。

彼は、驚くべきことにトゥルーと同じ能力を持っている。
彼の思想は、死ぬべき運命を持った人間を助けてはならないというものだ。
そんなことをすれば、自然の摂理が崩れるというのだ。
だから、一度死んだ人間を助けようとするトゥルーを徹底的に邪魔する。
しかも、このジャックとトゥルーの父親は、古い友人のようでもあるのだ。

トゥルーの能力が神から与えられたものならば、
ジャックの能力は一体誰が与えたものなのか。

トゥルーが神の代理人であり、善なのだとするのならば、
ジャックは・・・。

いずれにしても、今後の展開から目が離せない。
これからの期待を込めて、ハートは3つ。



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1 コメント

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Unknown (momo)
2005-07-21 14:45:39
トラバありがとうございました

トゥルーコーリングおもしろいですよね

8月からで放映されるので

もっとたくさんの人に見てもらいたいな

と思っています
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