アイランド（その２）

全く酷い話だ。
アイランド
が盗作だと言う。

わたしは、今でも、アイランドはとても良い作品だと思っている。

レビューでも、そのように書いた。

大体、このストーリーなんて、ＳＦ小説の世界では昔からありがちな話で、そんなに斬新なものではない。
わたしだって、どうかすると、この程度の話なら書けるかもしれないくらいだ。
それを盗作とかそんなことを言うほうが恥ずかしい。

それよりも、そういう小説や空想のイメージを具体的な映像に置き換え、魅力ある俳優を起用し、ひとつの作品にまとめあげることのほうがより価値があると考えていたからだ。
わたしは、そのように監督や製作者側の立場は支持するつもりだった。

しかし、
これは
一体なんなのだ。

作品を極めて魅力的にしている重要な要素のひとつであったヨハンソンに興行成績の不振の責任を転嫁するとは・・・。
プロデューサーの役目と言えば、例え出来の悪い作品でも、何とか興行的にペイさせることではないのか。
その自分自身の才能や能力のなさを棚に上げ、俳優に責任を押し付けるとは、呆れてものが言えない。

わたしが、監督や脚本家であったとすれば、こんな馬鹿なプロデューサーとは絶対組みたくない。

わたしは、ヨハンソン

のファンなだけに余計にそう思ってしまう。
アイランドは、映画興行的には不振だったかも知れないが、多分、ＤＶＤになったら、相当、売れるはずだ。
良い作品ならば、必ずどこかで評価されるはずなのだ。
わたしは、そう期待している。


（ｍｉｎａのＨＰの日記からの転載です）