⊂FREESPACE⊃

なんと6年越しの復活。
ケドメ(旧名 ミッチ・ミキハラ/MIC(H))の活動報告拠点にでもしようと思います。

北米版『beatmania』レビュー

2006年06月26日 | ●BMSをゆるーく考える
いやオイラがレビューするんじゃなくて。
そういえばもう海外版が出ているんだよなーと思い
向こうのレビューサイト
ちょこちょこ見てまわっていたのですよ。


弱い英語力とアテにならない翻訳サイトを頼りに
ざっと読んでみたのですが、
あんまり評価は芳しくないようで・・・
だいたいの概要としては


・自分たちの国(北米)では『DDR』が一般的だが、
 そのルーツとなる作品がようやくリリースされた。

・実際のDJとやることは全くの別物。
 曲をミックスしたりスクラッチングの醍醐味はなく、
 リアリティを求めてはいけない。
 
・コントローラは、
 他のコナミ製リズムアクションと同じくユニーク。
 通常のパッドで遊ぶのは
 とりあえずオススメできない。

・デバイスの問題も含め総じて難易度が高い。
 モードや評価システムなどは多彩で
 やり込みがいはある(が、続けたくなるかが問題という意見も)

・リズムアクションはバックトラックを参考に
 リアクションを取るのが重要であるはずなのに、
 このゲームでは目押しに集中せざるを得ない。

・肝である楽曲に魅力的なものが少ないのが致命的。
 (このあたり、見方がかなりまちまちでした。
  が、全体の印象として良くないという点だけは
  ほとんど一致・・・)

※楽曲リスト:http://vjarmy.com/wiki/index.php/CS_USA

えーと・・・わりとボロボロです。
結局のところ評価されているのは
「『DDR』のルーツであること」と
「やり込み要素が多いこと」くらいなんですよね。

何がキツイかって、
反論の余地がまったくないこと。
ある意味、言い尽くされてきた事ばかりが
ここで書かれちゃっているわけですけど、
それもマニアのたわ言だと
思われていた部分もあったわけで。
日本ではもう、音ゲーというものは
ファン以外からの評価を聞く機会を
めっきり失ってしまったがゆえに、
かえって新鮮なものに映るかもしれません。

また、楽曲についてある程度
不評が出ることは予測していたんですけど、
「最大の欠点」と評する向きも多くあったのには
オイラにとっても正直意外でした。
選曲の傾向については『DDR』も
似たようなものだと思っていましたし、
(『DDR』はレビューも好評のようです)
曲目も"ある程度"ニーズに沿わせたもののように
見えたので・・・
楽曲についての意見はそれぞれのレビューによって
本当に様々なので、
どう判断していいか迷うところです。

もしくは、
やっぱりゲームデザインであるとか
根本的なところに問題があるのかも知れません。

実を言うと、それはオイラも
過去の音ゲーについてのコラム?を書いていて
薄々感じている事があったりして・・・
ちょっと、悩んでます。

あ、BMSやめたりとかはしませんよ。