英国ナショナルシアターで上演された舞台を映画館で鑑賞しました!!!
おもしろ過ぎて、頭がルンルン。
キャラメルポップコーンとコーラで、お腹もウマウマ。
『ナショナルシアターライブ2014』で今までに上映された演目は「フランケンシュタイン」「コリオレイナス」「ザ・オーディエンス」「リア王」。
演出:ナショナル・シアターの芸術監督ニコラス・ハイトナー
↑主演:ローレンス・オリヴィエ賞受賞俳優ローリー・キニア
上映時間は4時間ほど。休憩1回。
映画が始まる前に、演出家や俳優たちのインタビュー映像がありました。
シェークスピアがハムレットを書いたのは今から約400年前。
女王エリザベス1世の統治時代で、厳しい監視社会。
人々はいつも誰かに監視されている。この視点が作品全体を貫いています。
当然のように息苦しさが充満。
考え方によっては、現在の日本においても同じような息苦しい状況があると思います。
私たちが当たり前だと思っている物事は、実際には本当に当たり前なのか・・・など観ながら考えていました。
素晴らしい演出のお蔭か、400年前の戯曲が真新しいもののように思えました。
私が歳を重ねたせいかもしれない。
字幕は口語訳。服装は現代服。独白にしつこさがありません。
学生時代にお友達のKさんに誘われて初めての演劇を体験したのがハムレットでした。
ハムレット役は平幹二郎さん。
生まれて初めての本格的なお芝居を観て、ただただ珍しかったのを覚えています。