一般職にも年俸制？

Q：一般職で働いているのですが、今度年俸制にするといわれました年俸制になることで気をつけることありますか？今は月給14万、残業代として50時間でています。


A：必ず年俸制になった場合の給料体系がどうなるのか労働条件通知書をもらい内容を確認することです。
労働時間の記録はつけておきましょう。

年俸制でも原則残業代は支払われなければなりません。また給料は毎月支払われなければなりません。(最低賃金も守られてなければなりません。)

労働基準法では、残業代が組み込まれているかなど給料の取り決め、決め方についてはとくに定められてません。ただし賃金支払の5原則(賃金は通貨で、直接労働者に、その全額を、毎月一回以上、一定の期日を定めて支払れなければならない)と法定労働時間を超えた場合、原則残業代を払うことなどが定められています。

【年俸制とは】
成果主義の典型的な給料体系で、月給の12倍を基本年俸とし、賞与は別立てで支払う方法基本年俸に今までの賞与の一部を組み込み、残りを賞与として支払う方法、月給と賞与すべてあわせて12等分して支払う方法などがあります。

成果主義で職場がギスギスするという声や成果でモチベーションがあがるという声がありますが、きちんと残業代を払うとか最低限のことを守った従業員のことを考えた賃金体系であるべきだと思います

皆さんが労働条件の守られた会社で生き生き働かれていますように